豊川市は愛知県の南東部に位置しており、東三河地域においては豊橋市に次ぐ人口を誇ります。豊川稲荷と呼ばれる曹洞宗寺院の門前町から発展した地域であり、「豊川」という名称の起源はなんと8世紀にまで遡れるのです。

そんな歴史ある愛知県豊川市ですので、観光地やおすすめグルメも盛りだくさん。今回の記事では豊川市を訪れた際にぜひ食べていただきたい名物グルメを紹介します!

ぜひ最後までご覧ください!

目次

豊川市の特徴・基本情報

  • 【人口】約18万人
  • 【面積】161.14km2
  • 【市の花】サツキ
  • 【市の木】クロマツ
  • 【市制施行日】1943年6月1日
  • 【市役所所在地】〒442-0068 愛知県豊川市諏訪1-1

豊川市は東を豊川、西を音羽川、そして中心部には佐奈川が流れており、全ての河川が市の南西部に面している三河湾へと繋がっています。市の北部は主に山地となっており、海に面した自然豊かな地域だと言えるでしょう。

豊川市は主に地域を3地区に区分しており、それぞれ以下の通りとなっております。

  • 諏訪地区:中心市街となる地域
  • 豊川地区:豊川稲荷の門前町として発展した地域
  • 中央通地区:諏訪地区と豊川地区をつなぐ地域

しかし歴史的にはそれぞれ個別に発展していた4町村が合併して生まれた市であるため、明確な市の中心部が思うように形成できなかったという特徴を持ちます。

平成以降は諏訪地区に中規模商業施設がオープンするなど、中心市街として扱われつつあります。その一方で豊川地区にも商業施設が集中しており、市の広い範囲が分散して栄えているといった特徴を持っています。

豊川市へのアクセス方法

豊川市は名神高速道路や国道1号線といった、主要幹線道路の要衝となっています。

そのため車でのアクセスは比較的良好だと言えるでしょう。

電車の場合、新幹線が停車する豊橋駅から約15分程度でアクセス可能。豊橋駅から名古屋駅までは新幹線で約20分程度で移動できますので、比較的訪れやすい地域となっています。

豊川市のおすすめ観光地3選

歴史も古く幅広く栄えている豊川市ですので、おすすめの観光地も数多く存在しています。

今回はその中でも、厳選したおすすめスポットを3つご紹介致します!

豊川稲荷

豊川を代表する観光名所として有名な豊川稲荷は、正式には「妙嚴寺」と呼ばれる曹洞宗の寺院です。

通常「稲荷」とは、京都の伏見稲荷大社に代表されるように、狐を祀った神社を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、この豊川稲荷で祀られているのは白い狐に跨った、豐川吒枳尼眞天と呼ばれる神様。狐に跨っていることからいつしか、「豊川稲荷」という名称が広がり、現在に至ったと伝えられています。

神社ではありませんが日本三大稲荷の1つとされており、年間約500万人もの参拝客が訪れる豊川市屈指の観光スポットとして人気を集めています。

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基本情報

プロモンテファーム

本宮山のふもとに位置するプロモンテファームは、こだわりのトマトやいちごが有名な農園です。豊川市で60年続く住宅会社が運営するプロモンテファームでは、減農薬栽培によって生産された栄養たっぷりの野菜を楽しめます。

目の前には直売所もあり、完熟トマトはもちろんケチャップやトマトジュースといった加工食品も豊富に取り扱っています。

さらに毎年12月から5月の期間で実施されている、豊川市初のいちご狩り施設では獲れたてのいちごを思う存分楽しめます!

参加はWebからのオンライン予約、もしくは電話予約が必要になりますのでぜひ確認して伺うようにしましょう。

基本情報

  • 住所:〒441-1202 愛知県豊川市上長山町手取8-4
  • 受付時間:10:00〜16:00
  • 定休日:水曜日
  • アクセス
    JR東海「長山駅」より徒歩約15分
    東名高速道路「豊川IC」より約10分

東三河ふるさと公園

東三河ふるさと公園は、豊川市が位置する東三河地方の歴史や文化を、自然とふれあいながら楽しく学べる公園です。

広大な敷地面積を活かし、東海道の宿場町をテーマにしたスポットや、東三河にゆかりのある植物園、野草園が作られています。また小さなお子様も楽しめる遊具が整備されているなど、家族で楽しめる場所となっています。

春には大量のツツジが咲き誇るなど、年間を通して色々な楽しみ方ができるはずです!

基本情報

  • 住所:〒441-0211 愛知県豊川市御油町滝ヶ入11-2
  • アクセス
    名鉄本線「御油駅」より徒歩約25分
    東名高速道路「音羽蒲郡IC」より約10分

豊川市の名産品

豊かな自然を持つ豊川市は、以下のように数多くの名産品を有しています。

  • 山芋
  • みかん
  • イチジク
  • とちおとめ(いちご)
  • 桃太郎(トマト)
  • アスパラガス
  • 白菜

伝統工芸としては張子細工が有名であるなど、歴史を感じられる特産品も数多く存在していますが、中でも「豊川いなり寿司」は豊川を代表するグルメとしてその名を知られています。

豊川市はいなり寿司発祥の地?「豊川いなり寿司」を食べてみよう!

豊川市はいなり寿司発祥の地として伝えられており、古くから市内のあらゆる場所にいなり寿司を販売するお店がありました。このような背景をもとに、2009年には「豊川いなり寿司で豊川市をもりあげ隊」が結成され、様々な活動をおこなっています。

例えば毎月17日を「いいな、豊川いなり寿司」の日と定めたり、年に一度「豊川いなり寿司フェスタ」を開催したりしています。

この豊川いなり寿司には明確な定義はありませんが、油揚げを使用する通常のいなり寿司をベースに、各店舗が様々なトッピングや味付けで個性を競い合っているのです。まさにいなり寿司の町とも言える豊川ですので、訪れた際はぜひ食べ歩きで楽しんでください!

豊川稲荷寿司のおすすめ店舗!

門前そば 山彦

3.7
70
  • 豊川稲荷寿司
  • 豊川市
  • 豊川駅・豊川稲荷駅

いなり寿司専門店 まつや

4.3
86
  • 豊川稲荷寿司
  • 豊川市
  • 豊川駅・豊川稲荷駅

おきつね本舗

3.5
33
  • 豊川稲荷寿司
  • 豊川市
  • 豊川駅・豊川稲荷駅

田舎料理 吉野

3.6
32
  • 豊川稲荷寿司
  • 豊川市
  • 豊川駅・豊川稲荷駅

いなり寿司発祥の地!豊川市で豊川いなり寿司を味わおう

日本三大稲荷である「豊川稲荷」を有することもあり、豊川市はいなり寿司発祥の町として広く知られています。

また豊かな自然を活かした施設も数多く存在しており、小さなお子様から大人まで十分に楽しめる町になっています。ぜひ豊川市を訪れて、歴史を感じながらいなり寿司を思う存分味わってみてください!