知多半島の南部に位置しており、東は三河湾、西は伊勢湾に面する「美浜町」。町名は「海に面しており、美しい砂浜が見える」ことに由来している程、豊かな海が特徴的な地域です。
こちらでは、美浜町の特徴からおすすめの観光地、さらには名産品などの町の魅力を一挙にお伝えしていきます。
ぜひ最後までご覧になってください!
目次
美浜町の特徴・基本情報
- 【人口】約2.2万人
- 【面積】46.2㎢
- 【町の花】ツツジ
- 【町の木】クロマツ
- 【町制施行日】1955年4月1日
- 【町役所所在地】〒470-2406 愛知県知多郡美浜町大字河和字北田面106
- 【公式HP】https://www.town.aichi-mihama.lg.jp/
美浜町は愛知県知多郡に属する街であり、伊勢湾と三河湾の両方に面しています。1955年に河和町、野間町が合併してできた町であり、以降は町の一部を小鈴谷町や常滑市などと合併しながら、現在に至っています。
2005年には南知多町と合併し、名称を「南セントレア市」にすると発表されました。これは中部国際空港の名称である「セントレア」にちなんだ名称として提案されましたが、町内だけではなく全国から抗議が殺到。合併と新市名を問う住民投票を実施した結果、過半数が「拒否」を選択し、合併計画自体も頓挫した経緯を持っています。
「美浜」という名称の通り美しい海と砂浜を有しており、さらには山々にも恵まれた風光明媚な景観が魅力的な町です。名古屋からも程よく近く、アクセス環境は非常に優れています。都会の喧騒を離れてゆっくり過ごしたいと考えた時、美浜町は最適な選択肢の1つとなるでしょう。
美浜町へのアクセス
鉄道を利用する場合、名鉄名古屋駅から河和線「河和駅」まで特急を利用すれば約45分、急行でも約55分で到着可能。そこから約10分程度歩けば、町の中心部までアクセスできます。
車でも名古屋市から名古屋高速道、知多半島道路、南知多道路を利用すれば、「美浜IC」まで約1時間でアクセス可能です。
美浜町のおすすめ観光地3選
こちらでは、数多くある美浜町の観光地の中から、特におすすめしたいスポットを3選ご紹介します!
ぜひ、美浜町を訪れた際には足を運んでみてください!
食と健康の館
こちらは小野浦海岸にある「自然との共生」と「食と健康」に関する情報をテーマに発信する、体験型観光施設です。本館では美浜町の自然や歴史を活用した、特色ある町づくりに関する情報を発信しています。
また、特産品や農産物を販売するコーナーもあり、後ほど紹介する「美浜の塩」といった商品が人気を博しています。また製塩工房や観光案内所もありますので、訪れた人がそれぞれの楽しみ方ができるでしょう。
基本情報
- 住所:〒470-3236 愛知県知多郡美浜町小野浦西川1
- 営業時間:9:00〜17:00
- 定休日:火曜日(祝日の場合翌水曜日)
- アクセス:
名鉄知多新線「野間駅」下車 タクシーで約10分
南知多道路「美浜IC」から約10分 - 公式HP:http://www.shio-yakata.com/
南知多ビーチランド
こちらは総合海浜公園とレジャー施設が合わさった観光地です。主に、水族館と海辺ゾーン、そして遊園地の3エリアで構成されています。
イルカショーやアシカショーといったイベントが人気であり、家族揃って楽しめる施設として人気です。広大な園内では様々な楽しみ方ができますので、一日では周りきれないかもしれません。レトロな遊園地でゆっくり楽しむものよし、ゆっくりお魚を鑑賞するのもよしと、何度も訪れたいと思うこと間違い無しのスポットです!
基本情報
- 住所:〒470-3233 愛知県知多郡美浜町奥田428−1
- 営業時間:
3月〜10月:9:30〜17:00
11月:9:30〜16:30
12月〜2月:10:00〜16:00 - 定休日:12月〜2月の毎週水曜日(冬休みを除く)
- アクセス:
名鉄知多新線「知多奥田」駅下車 徒歩約15分
知多半島道路「美浜IC」から約10分 - 公式HP:https://beachland.jp/
恋之水神社
この神社は平安時代のとある伝説から、縁結びに御利益があるとされています。神社の清水は「恋の水」と呼ばれ、万病に効くといわれています。さらに、この水をくんだ紙コップに願いを書くと叶うとされています。
比較的小さな神社ですが、神社のご利益や伝説の背景などから、若い男女の参拝が目立つことで知られています。美しい美浜町で、悠久の歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
基本情報
- 住所:〒470-3233 愛知県知多郡美浜町奥田中白沢92−91
- アクセス:
名鉄知多新線「知多奥田」駅下車 徒歩約20分
南知多道路「美浜IC」から約5分 - 参考HP:https://www.aichi-now.jp/spots/detail/182/
美浜町の名産品
美しい海に面している美浜町ですので、以下のような数多くの海の幸が名産品として知られています。
- 野間のり
- コノシロ(若魚)
- コハダ(成魚)
- アサリ
- わたりがに
- 車海老
- 真鯛
- ヒラメ
- トラフグ
- 天日干しウルメイワシ
このように時期に応じて様々な海産物が獲れるだけではなく、東西の両沿岸に広がる平野では農作物も豊富に収穫されています。口にする素材全てが新鮮で美味しいことも、美浜町の魅力の1つといえるでしょう。
全国でも珍しい製造法で作られる「美浜の塩」
観光地でご紹介した、食と健康の館でも販売されている「美浜の塩」は全国でも珍しい枝条架式施設にて濃縮された海水を、窯で煮詰めた後に天日乾燥させて製造されています。
美浜町には古くは古墳時代から平安時代にかけて、海水を煮詰めて塩作りをしていた歴史が残されています。現在、自然海水塩は「流下式枝条架塩田製造方法」によってその姿を再び表し、現代の人々に楽しまれているのです。
見た目は細かくサラサラしたパウダー状であり、手に触れるとしっとりと水分量が多いように感じられます。味はさっぱりしていながらも、口の中で溶けた後にほんのりと上品な苦味を感じられるお塩です。美浜町を訪れた際は、伝統ある美浜の塩をぜひご賞味ください!
美浜町のご当地グルメは何がある?
美しい海と砂浜が魅力の美浜町ではありますが、tabemaroの調査では、美浜町ならではと言えるご当地グルメは見つけられませんでした。
夏場は海水浴などのレジャーを目的に多数の観光客が集まるスポットでもあり観光資源も豊富な美浜町。町の特徴を活かしたご当地グルメの開発・発展を通して、今後更に町が盛り上がっていくことを期待しています!
魅力あふれる海のまち・美浜町を堪能しよう!
知多半島南部に位置する、美しい浜辺が特徴の美浜町の魅力を一気にお伝えしてきました。町名の通り、海の魅力が満載の楽しい地域であり、数多くの観光スポットと美味しい名産品が沢山あります!
愛知県の中心都市である名古屋市からも鉄道、車共に1時間程度でアクセスできる環境ですので、ぜひ愛知観光の一環として足を運んでみてください!