
うだるような暑さ、鳴り響く蝉の声、そして祭りの高揚感。愛知県の7月は、日本の夏の原風景と現代的な活気が交差する、エネルギッシュな季節です。
本記事では、2025年7月に愛知県内で開催されるイベントを「花火の楽しめる夏祭り」「伝統と活気が交差する夏祭り(花火なし)」「グルメからアートまで楽しむ注目イベント」の3つのカテゴリーに分類。夏休みのおでかけにもぴったりなイベントと楽しみ方を徹底紹介します!
目次
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【2025年7月】愛知・名古屋の花火大会12選
- ふじおかおいでん夏まつり(豊田市)|7月5日(土)
- 篠島ぎおん祭り・野島祭り(南知多町)|7月12日(土)
- 豊橋祇園祭(豊橋市)|7月18日(金)・19日(土)
- 豊川夏まつり(豊川市)|7月18日(金)・19日(土)
- 大足区祭礼(大足蛇車まつり)(武豊町)|7月19日(土)
- 海の日名古屋みなと祭(名古屋市)|7月21日(月・祝)
- 衣浦みなとまつり花火大会(武豊町)|7月26日(土)
- 豊浜花火大会(南知多町)|7月26日(土)
- 志段味納涼夏祭り(名古屋市)|7月26日(土)
- 国府夏まつり(豊川市)|7月26日(土)・27日(日)
- 豊田おいでんまつり花火大会(豊田市)|7月27日(日)
- 蒲郡まつり納涼花火大会(蒲郡市)|7月27日(日)
- 【2025年7月】愛知・名古屋の夏祭り9選
-
【2025年7月】愛知・名古屋の注目イベント13選
- ナゴヤオクトーバーフェスト(名古屋市)|7月4日(金)~21日(月・祝)
- 七夕ナイトバブルフェス(岡崎市)|7月5日(土)・6日(日)
- 地球大交流フェスタ(長久手市)|7月5日(土)・6日(日)、12日(土)・13日(日)
- 半田運河発酵マルシェ(半田市)|7月5日(土)・6日(日)
- ラグコス2025(蒲郡市)|7月5日(土)
- ラグナシア ナイトプール(蒲郡市)|7月12日(土)~9月21日(日)の特定日
- にゃんだらけin名古屋Vol.4(名古屋市)|7月12日(土)・13日(日)
- Pet博2025なごや(名古屋市)|7月19日(土)~21日(月・祝)
- SAKAE SAKE SQUARE(名古屋市)|7月19日(土)~21日(月・祝)
- 動き出す妖怪展 NAGOYA(名古屋市)|7月19日(土)~9月23日(火・祝)
- 伊良湖みなとフェスタ(田原市)|7月20日(日)
- サマーナイトアクアリウム(名古屋市)|7月22日(火)~8月31日(日)
【2025年7月】愛知・名古屋の花火大会12選

日本の夏の夜を象徴する花火は外せないイベント。特に愛知県の東部に位置する三河地方(豊橋市、豊川市、豊田市など)では、単なる打ち上げ花火とは一線を画す勇壮な「手筒花火」の伝統が色濃く残っています。
まずはそんな手筒花火をはじめ、東海地方を代表する大規模な花火大会まで、情熱的な炎と音の饗宴を楽しめる夏祭りをご紹介します。
- ふじおかおいでん夏まつり(豊田市)|7月5日(土)
- 篠島ぎおん祭り(南知多町)|7月12日(土)
- 豊橋祇園祭(豊橋市)|7月18日(金)・19日(土)
- 豊川夏まつり(豊川市)|7月18日(金)・19日(土)
- 大足区祭礼(大足蛇車まつり)(武豊町)|7月19日(土)
- 海の日名古屋みなと祭(名古屋市)|7月21日(月・祝)
- 衣浦みなとまつり花火大会(武豊町)|7月26日(土)
- 豊浜花火大会(南知多町)|7月26日(土)
- 志段味納涼夏祭り(名古屋市)|7月26日(土)
- 国府夏まつり(豊川市)|7月26日(土)・27日(日)
- 豊田おいでんまつり花火大会(豊田市)|7月27日(日)
- 蒲郡まつり納涼花火大会(蒲郡市)|7月27日(日)
ふじおかおいでん夏まつり(豊田市)|7月5日(土)

豊田市が誇る一大イベント「豊田おいでんまつり」の幕開けを告げる、地域密着型の夏祭りです。市内各所で開催される「マイタウンおいでん」シリーズの一つで、地域住民の熱気とアットホームな雰囲気が魅力。

祭りのフィナーレには約1,000発の花火が打ち上げられ、音楽とシンクロしたメロディ花火などを間近で楽しむことができます。大規模な花火大会とは一味違った、親密な距離感で夏の夜空を堪能できるのが特徴です。
ふじおかおいでん夏まつり 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月5日(土)
- 時間: 祭り 16:00~21:00、花火 20:20~
- 会場: 藤岡コミュニティ広場
- アクセス: JR「豊田市」駅よりとよたおいでんバス「藤岡支所」停留所下車、徒歩5分
- 料金: 入場無料
篠島ぎおん祭り・野島祭り(南知多町)|7月12日(土)

知多半島の先端に浮かぶ篠島で開催される、情緒あふれる島の夏祭り。漁港の沖堤から打ち上げられる約3,000発の花火は、夜の海面を鮮やかに照らし出し、幻想的な風景を創り出します。
3号玉から5号玉、スターマインが中心となり、特にラスト15分間のスターマイン連発は圧巻の一言。都会の喧騒を離れ、潮風を感じながら楽しむ花火は格別です。
篠島ぎおん祭り・野島祭り 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月12日(土)
- 時間: 花火 19:50~
- 会場: 篠島漁港沖堤
- アクセス: 名鉄「河和」駅より河和港へ徒歩8分、河和港から名鉄海上観光船で約30分
- 料金: 入場無料
豊橋祇園祭(豊橋市)|7月18日(金)・19日(土)

江戸時代から続く東三河最大の花火の祭典であり、愛知県を代表する伝統的なイベントの一つです。この祭りの最大の特徴は、2日間にわたって全く異なる趣の花火が楽しめる点にあります。
初日の金曜日には、吉田神社境内で奉納される神聖かつ勇壮な「手筒花火」が見られます。そして土曜日には、舞台を豊川河畔に移し、約1万2000発が打ち上がる壮大な花火大会が開催されます。全長140メートルに及ぶ大スターマインや、全国でも珍しい昼花火など、見どころ満載です。
※祭りは20日も開催されます。
豊橋祇園祭 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月18日(金)・19日(土)
- 時間: 花火 18日 18:30~22:00頃、19日 18:00~21:00頃
- 会場: 吉田神社境内、豊川河畔
- アクセス: JR・名鉄「豊橋」駅より徒歩20分
- 料金: 19日の打ち上げ花火は有料桟敷席あり(6,000円)
豊川夏まつり(豊川市)|7月18日(金)・19日(土)

「豊川夏まつり」は、豊橋祇園祭と並び、手筒花火の伝統を今に伝える重要な祭り。豊川進雄神社で行われるこの祭りは、400年以上の歴史を誇ります。
特に注目すべきは、愛知県の無形民俗文化財にも指定されている「綱火(つなび)」。参道に張られた綱を火薬を仕込んだ猿が走り、火の粉を散らすという全国的にも珍しい仕掛け花火で、見る者を魅了します。
もちろん、勇壮な手筒花火や打ち上げ花火も楽しめ、伝統の迫力を肌で感じることができますよ。
豊川夏まつり 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月18日(金)・19日(土)※お祭りは20日も開催
- 時間: 花火 各日17:30~21:45
- 会場: 豊川進雄神社境内、社務所前
- アクセス: JR「豊川」駅・名鉄「豊川稲荷」駅より徒歩5分
- 料金: 入場無料
大足区祭礼(大足蛇車まつり)(武豊町)|7月19日(土)
武豊町の夏の風物詩「大足区祭礼」は、大規模な祭りとは一線を画す地域に根差した祭礼です。「蛇車」とよばれる山車が地区内で曳き回され、土曜日の夜には山車が曳きこまれた豊石神社で花火があがります。
来場者は約400人、打ち上げられる花火も約400発と小規模ながら、その分、地域の人々の温かさや祭りの本来の姿に触れることができる貴重な機会です。
大きな混雑を避け、ゆったりと日本の夏の風情を味わいたい方におすすめです。
大足区祭礼 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月19日(土)※お祭りは20日も開催されます。
- 時間: 花火 19:15~20:10
- 会場: 豊石神社境内
- アクセス: JR「武豊」駅より徒歩10分
- 料金: 入場無料
海の日名古屋みなと祭(名古屋市)|7月21日(月・祝)

「海の日」を記念して開催される、名古屋の夏を代表する一大イベントです。戦後の復興祭として始まった歴史を持ち、今では名古屋の夏の到来を告げる風物詩として親しまれています。
日中はマーチングバンドや神楽、山車などによるパレードや、地域住民による総おどりで盛り上がり、夜には祭りのクライマックスとして約3,000発の花火が名古屋港の夜空を彩ります。創作スターマインなど、見ごたえのあるプログラムが満載です。
海の日名古屋みなと祭 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月21日(月・祝)
- 時間: 祭り 14:30~、花火 19:30~20:10
- 会場: 名古屋港ガーデンふ頭一帯
- アクセス: 地下鉄名港線「名古屋港」駅下車すぐ
- 料金: 入場無料
衣浦みなとまつり花火大会(武豊町)|7月26日(土)

半田市、碧南市、武豊町が持ち回りで開催する、衣浦港を舞台とした花火大会です。武豊北ふ頭から打ち上げられる約2,500発の花火はテンポが良く、海上ならではのワイドスターマインが夜空と水面を同時に染め上げます。
対岸の碧南市側からも観覧でき、多くのキッチンカーも出店するため、食事をしながら夏の夜を満喫できます。
衣浦みなとまつり花火大会 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月26日(土)
- 時間: 花火 19:30~20:10(予定)
- 会場: 衣浦港中央ふ頭(衣浦トンネル北側)
- アクセス:【車】知多半島道路「半田中央I.C.」より約17分
- 駐車場:あり(公式ページ参照)
- 料金: 入場無料
豊浜花火大会(南知多町)|7月26日(土)

南知多町の豊浜漁港で開催される、港町ならではの活気あふれる花火大会です。約35分という短い時間に3,500発もの花火が凝縮して打ち上げられるため、非常に密度の濃い、迫力満点のショーが楽しめます。会場にはキッチンカーなども並び、祭りの雰囲気を一層盛り上げます。
豊浜花火大会 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月26日(土)
- 時間: 花火 19:40~20:15
- 会場: 豊浜漁港埋立地周辺
- アクセス: 名鉄「河和」駅より海っ子バス「魚ひろば」下車
- 料金: 入場無料
志段味納涼夏祭り(名古屋市)|7月26日(土)
名古屋市守山区の志段味地区で開催される、地域に愛される夏祭りです。特設会場ではステージイベントや出店が並び、子どもから大人まで楽しめるプログラムが用意されています。祭りの締めくくりには花火が打ち上げられ、夏の夜を彩ります。
志段味納涼夏祭り 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月26日(土)
- 時間: 15:00~20:00(予定)
- 会場: 志段味スポーツランド 特設会場
- アクセス: 公共交通機関の利用を推奨
- 料金: 入場無料
国府夏まつり(豊川市)|7月26日(土)・27日(日)
大社神社の祭礼として行われる、伝統的な要素が詰まった夏祭り。太閤記や忠臣蔵などの衣装をまとった青年たちが町を練り歩く「歌舞伎行列」は、真夏の勇壮な時代絵巻そのものです。
花火が開催されるのは、土曜日に奉納される勇壮な「手筒・大筒煙火」と、日曜日の祭りのフィナーレを飾る打ち上げ花火・川煙火で、見応え抜群です。
国府夏まつり 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月26日(土)・27日(日)
- 時間: 花火 26日18:30~、27日19:30~
- 会場: 大社神社、音羽川河畔
- アクセス: 名鉄「国府」駅より徒歩5分
- 料金: 入場無料
豊田おいでんまつり花火大会(豊田市)|7月27日(日)

約1ヶ月にわたって市内各所で開催されてきた「おいでんまつり」のフィナーレを飾る、東海地方最大級の花火大会です。
その規模と質は全国屈指で、全国の著名な花火師による芸術性の高い作品や、音楽と完全にシンクロしたメロディ花火、勇壮な手筒花火、そして圧巻の「ナイアガラ大瀑布」など、多彩なプログラムで観客を魅了します。
豊田おいでんまつり花火大会 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月27日(日)
- 時間: 19:00~20:40
- 会場: 矢作川河畔 白浜公園一帯
- アクセス: 名鉄「豊田市」駅・愛知環状鉄道「新豊田」駅より徒歩10分
- 料金: 有料協賛席あり
蒲郡まつり納涼花火大会(蒲郡市)|7月27日(日)

愛知県蒲郡で2日間にわたって開催される「蒲郡まつり」。駅周辺で様々な催しが開催される夏の風物詩です。
蒲郡まつりのグランドフィナーレを飾るこの花火大会の最大の目玉は、太平洋側で最大級とされる「正三尺玉」です。夜空で開いた際の直径が約650メートルにもなる巨大な花火は、その音と光の迫力で観客を圧倒します。
三河湾の海上から打ち上げられるため、水面に映る花火との共演も美しく、海上ならではのワイドスターマインも見どころの一つです。
蒲郡まつり納涼花火大会 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月27日(日)※お祭りは26日も実施
- 時間: 19:30~21:00(予定)
- 会場: 蒲郡市内
- アクセス: JR・名鉄「蒲郡」駅より徒歩約5分
- 料金: 有料協賛席あり
【2025年7月】愛知・名古屋の夏祭り9選

花火がなくとも、日本の夏の祭りの魅力は色褪せません。ここからは、2025年7月に開催される花火のない夏祭りをご紹介します。
特に7月は、願い事を書いた短冊を笹に飾る「七夕」の季節。一宮市や名古屋市の円頓寺商店街などで開催される大規模な七夕まつりは、この時期の愛知を象徴する風物詩であり、その華やかな「吹き流し」飾りは必見です。
- 岡田街並フェスティバル(知多市)|7月5日(土)
- 西尾祇園祭(西尾市)|7月18日(金)~20日(日)
- セントレア盆踊り(常滑市)|7月19日(土)・20日(日)
- 池田公園夏まつり(名古屋市)|7月21日(月・祝)・22日(火)
- 一宮七夕まつり(一宮市)|7月24日(木)~27日(日)
- 刈谷万燈祭(刈谷市)|7月26日(土)・27日(日)
- 覚王山夏祭(名古屋市)|7月26日(土)・27日(日)
- 尾張津島天王祭(津島市)|7月26日(土)・27日(日)
- 円頓寺七夕まつり(名古屋市)|7月30日(水)~8月3日(日)
岡田街並フェスティバル(知多市)|7月5日(土)

かつて知多木綿の産地として栄えた、知多市岡田の歴史的な街並みを舞台にしたフェスティバルです。古い町並みに七夕飾りが揺れ、風鈴の涼やかな音が響き、夕暮れ時には竹灯籠やランタンが灯され、ノスタルジックな雰囲気の中で夏の夜の散策を楽しめます。

七夕飾りの展示のほかにも、ゲームコーナーやまちあるきスタンプラリー、マルシェなどまちの至る所で催しが開催。家族や友人と、子どもから大人まで楽しめるおまつりとなっています。
岡田街並フェスティバル 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月5日(土)
- 時間: 11:00~20:30
- 会場: 岡田地区一帯
- アクセス: 名鉄 常滑線「朝倉」駅から知多バス岡田線「大門前」下車 徒歩約2分
- 駐車場:共同駐車場あり(当日は公共交通機関推奨)
- 料金: 入場無料(体験などは一部有料)
西尾祇園祭(西尾市)|7月18日(金)~20日(日)

3日間にわたって開催される西尾市のお祭り「西尾祇園祭」。西尾まつりとも呼ばれます。さまざまなイベントが市内で開催され、屋台やキッチンカーが立ち並び、市内全体が盛り上がります。
特に市民総踊り「おどりん西尾!」は子どもから大人までそれぞれ趣向に富んだ衣装に身を包み、フィナーレの宵を沸かせる注目イベント。日中は西尾市内を観光し、夕方からお祭りを満喫するのもおすすめです。

西尾祇園祭 詳細情報
- 開催日:2025年7月18日(金)~20日(日)
- 開催場所:西尾市 中心市街地一帯
- アクセス:名鉄「西尾」駅より徒歩約3分
- 駐車場:公共交通機関利用推奨(交通規制あり)
セントレア盆踊り(常滑市)|7月19日(土)・20日(日)

日本で最もユニークなロケーションで開催される盆踊りと言っても過言ではないでしょう。会場は、中部国際空港セントレアの第1ターミナル4階スカイデッキ。夏の夜空の下、飛行機の離着陸を間近に眺めながら伝統的な盆踊りに参加するという非日常的で忘れられない体験ができます。
空港ならではの開放感と、日本の伝統文化が融合した特別なイベントです。
セントレア盆踊り 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月19日(土)・20日(日)
- 時間: 18:30~20:30
- 会場: 中部国際空港セントレア 第1ターミナル4階 スカイデッキ
- アクセス: 名鉄「中部国際空港」駅直結
- 料金: 無料
池田公園夏まつり(名古屋市)|7月21日(月・祝)・22日(火)

名古屋の中心部、栄の池田公園で開催される、都会のオアシス的な夏祭りです。アクセスが良く、観光客も地元の人も気軽に立ち寄れるのが魅力。
会場には昔ながらの屋台やゲームコーナーが並び、誰でも自由に参加できる盆踊りの輪が広がります。都心にいながらにして、日本の伝統的な夏祭りの雰囲気を満喫できます。
池田公園夏まつり 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月21日(月・祝)・22日(火)
- 時間: 16:00~20:30
- 会場: 池田公園
- アクセス: 地下鉄「栄」駅または「矢場町」駅より徒歩約8分
- 料金: 入場無料
一宮七夕まつり(一宮市)|7月24日(木)~27日(日)

仙台、平塚と並び「日本三大七夕まつり」の一つに数えられる、東海地方最大級の夏祭りです。2025年で第70回を迎えるこの祭りは、織物の神様に感謝する「おりもの感謝祭」として始まりました。

最大の見どころは、本町商店街のアーケードを埋め尽くす、全長7メートル級の豪華絢爛な吹き流し飾り。今年のテーマ「昭和100年」にちなみ、昭和アニメのコスプレパレードや昭和歌謡のど自慢大会など、懐かしさと伝統が融合したユニークな企画も楽しめます。
一宮七夕まつり 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月24日(木)~27日(日)
- 時間: 日中~21:00頃(本町通りは13:00~22:00歩行者天国)
- 会場: 真清田神社~本町商店街一帯
- アクセス: JR「尾張一宮」駅・名鉄「名鉄一宮」駅より徒歩約5分
- 料金: 入場無料
刈谷万燈祭(刈谷市)|7月26日(土)・27日(日)

江戸中期から240年以上続く「刈谷万燈祭」は、五穀豊穣・火難防除・町内安全を祈る歴史ある祭り。県の無形民俗文化財にも指定されています。
高さ約5m、幅約3m、重さ約60kgにもなる「万燈」を若衆が1人で担ぎ、お囃子に合わせて舞い踊るさまが見どころ。色鮮やかな万燈に火が灯り、宵闇に浮かび上がる姿はまさに「天下の奇祭」と呼ぶにふさわしい景色です。
調査員F
祭りは2日間の開催で、初日の新楽(しんがく)では多くの万燈や子ども万燈が市内を練り歩きます。毎年新作が制作される個性豊かな万燈と、各町の若衆のパワーあふれる姿をお見逃しなく!
刈谷万燈祭 詳細情報
- 開催日:2025年7月26日(土)・27日(日)
- 開催場所:市内中心地(秋葉神社周辺)
- アクセス:名鉄「刈谷市」駅下車 徒歩約5分
覚王山夏祭(名古屋市)|7月26日(土)・27日(日)

お洒落なカフェや雑貨店が点在する覚王山の日泰寺参道で開かれる、人気のナイトイベントです。

アートやクラフト作品が並ぶマーケット、多国籍なグルメが楽しめる屋台(ビールなどもあり)、そして多彩なパフォーマーが登場するステージなど、伝統的な祭りとは一味違う、現代的で活気あふれる雰囲気が魅力。夕涼みがてら、クリエイティブな夏の夜を楽しめます。
覚王山夏祭 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月26日(土)・27日(日)
- 時間: 16:00~21:00
- 会場: 覚王山日泰寺参道
- アクセス: 地下鉄東山線「覚王山」駅1番出口すぐ
- 料金: 入場無料
尾張津島天王祭(津島市)|7月26日(土)・27日(日)

600年近い歴史を誇り、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている、日本を代表する川祭りです。
最大の見どころは、土曜の宵祭(よいまつり)と日曜の朝祭(あさまつり)です。宵祭では、5艘の「まきわら船」がそれぞれに約400個もの提灯を半球状に灯し、天王川の川面を幻想的に進みます。翌朝の朝祭では、能人形などで豪華に飾られた「だんじり船」が優雅に川を渡り、豪華絢爛な光景が繰り広げられます。
尾張津島天王祭 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月26日(土)・27日(日)
- 時間: 宵祭 26日18:00~、朝祭 27日9:10~
- 会場: 天王川公園
- アクセス: 名鉄「津島」駅より徒歩15分
- 料金: 入場無料(桟敷席は有料)
円頓寺七夕まつり(名古屋市)|7月30日(水)~8月3日(日)

名古屋で最も歴史のある商店街の一つ、円頓寺商店街で開催される七夕まつりです。豪華な吹き流し飾りに加え、この祭りを有名にしているのが、アーケードの天井から吊り下げられるユニークな「張りぼて人形」。

その年に話題になった有名人やアニメキャラクターなどをモチーフにした手作りの張りぼてがずらりと並び、ユーモアと風刺に満ちた独特の雰囲気を醸し出しています。レトロな商店街の風情と相まって、歩くだけで楽しいお祭りです。
円頓寺七夕まつり 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月30日(水)~8月3日(日)
- 時間: 日中~夜(詳細は公式サイトで要確認)
- 会場: 円頓寺商店街・円頓寺本町商店街
- アクセス: 地下鉄桜通線「国際センター」駅より徒歩5分
- 料金: 入場無料
【2025年7月】愛知・名古屋の注目イベント13選

愛知の7月は、伝統的な祭りだけではありません。厳しい夏の暑さを避けて快適に楽しめる屋内型の博覧会や、夜の涼しい時間帯を狙ったナイトイベントなど個性豊かな催しが目白押しです。
夏休みのおでかけにもぴったりなイベント、ぜひ足を運んでみてください。
- ナゴヤオクトーバーフェスト(名古屋市)|7月4日(金)~21日(月・祝)
- 七夕ナイトバブルフェス(岡崎市)|7月5日(土)・6日(日)
- 地球大交流フェスタ(長久手市)|7月5日(土)・6日(日)、12日(土)・13日(日)
- 半田運河発酵マルシェ(半田市)|7月5日(土)・6日(日)
- ラグコス2025(蒲郡市)|7月5日(土)・6日(日)
- ラグナシア ナイトプール(蒲郡市)|7月12日(土)~9月21日(日)の特定日
- にゃんだらけin名古屋Vol.4(名古屋市)|7月12日(土)・13日(日)
- Pet博2025なごや(名古屋市)|7月19日(土)~21日(月・祝)
- SAKAE SAKE SQUARE(名古屋市)|7月19日(土)~21日(月・祝)
- 動き出す妖怪展 NAGOYA(名古屋市)|7月19日(土)~9月23日(火・祝)
- 伊良湖みなとフェスタ(田原市)|7月20日(日)
- サマーナイトアクアリウム(名古屋市)|7月22日(火)~8月31日(日)
- 文具女子博 pop-up in 名古屋(名古屋市)|7月31日(木)~8月3日(日)
ナゴヤオクトーバーフェスト(名古屋市)|7月4日(金)~21日(月・祝)

名古屋の夏の風物詩としてすっかり定着した、久屋大通公園で開催される大規模なビール祭りです。ドイツ・ミュンヘンで開かれる世界最大のビールの祭典の雰囲気を再現し、100種類以上のドイツ直輸入ビールが集結。


名物のさばの丸ごとグリルやソーセージといった本場のグルメとともに、ドイツ民族音楽の生演奏が会場を盛り上げます。都心で本場のビアガーデン気分を味わえる、ビール好きにはたまらないイベントです。
ナゴヤオクトーバーフェスト 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月4日(金)~21日(月・祝)
- 時間: 平日 16:00~21:00、土日祝 11:00~21:00 ※最終日のみ11:00~19:00
- 会場: 久屋大通公園 エディオン久屋広場・エンゼル広場
- アクセス: 地下鉄「栄」駅・「矢場町」駅より徒歩すぐ
- 料金: 入場無料(飲食は有料)
七夕ナイトバブルフェス(岡崎市)|7月5日(土)・6日(日)
家族連れやカップルにぴったりの、幻想的でフォトジェニックな夜のイベントです。日中はキッチンカーやマジックショー、音楽ステージで盛り上がり、夜にはイベントのフィナーレとして、ライトアップされた無数のシャボン玉が夜空を舞います。
まるで夢の中にいるような、ロマンチックなひとときを過ごしてみては。
七夕ナイトバブルフェス 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月5日(土)・6日(日)
- 時間: 11:00~20:30
- 会場: 岡崎市中央総合公園 岡崎市美術博物館第2駐車場
- アクセス: 名鉄「東岡崎」駅よりバス「中央総合公園」下車すぐ
- 料金: 入場無料(ナイトバブル体験は有料:大人1,200円)
地球大交流フェスタ(長久手市)|7月5日(土)・6日(日)、12日(土)・13日(日)

2005年に開催された愛・地球博の会場、モリコロパークで行われる国際交流イベントです。世界の文化やグルメを体験できるブースや、国内外のアーティストによる民族芸能ステージなどが楽しめます。


なかでもベストセラー「世界がもし100人の村だったら」の編著者である池田香代子氏によるトークショーは国際理解を深める貴重な機会です。
地球大交流フェスタ 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月5日(土)・6日(日)、12日(土)・13日(日)
- 時間: 10:00~17:00
- 会場: 愛・地球博記念公園(モリコロパーク)
- アクセス: リニモ「愛・地球博記念公園」駅下車すぐ
- 料金: 入場無料(一部有料プログラムあり)
半田運河発酵マルシェ(半田市)|7月5日(土)・6日(日)

酢や酒、味噌、醤油など、日本を代表する醸造・発酵文化が根付く半田市ならではのグルメイベントです。

歴史的な風情が残る半田運河沿いで開催される夕涼みマルシェで、地元の発酵食品を使った料理や製品を味わい、購入することができます。地域の食文化に触れる、ユニークな美食体験を味わいつくしてみて。
半田運河発酵マルシェ 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月5日(土)・6日(日)
- 時間: 16:00~21:00
- 会場: 蔵のまち公園・半田運河周辺
- アクセス: R武豊線「半田」駅より徒歩6分
- 料金: 入場無料(飲食は有料)
ラグコス2025(蒲郡市)|7月5日(土)

蒲郡市のラグーナテンボスで開催される「ラグコス」は、非日常的な風景のなかコスプレをしたり撮影したりして楽しむオールナイトイベント。昼の部では色鮮やかで活気あふれるラグナシアの遊園地を背景に、夜は幻想的なイルミネーションとの撮影を楽しめます。
水族館や船で行われる「蒲コス」も同時開催されるのでこちらも要チェックです!
※当イベントは主にコスプレイヤーとカメラマンのためのイベントとなっています。
ラグコス2025 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月5日(土)
- 時間: 10:00~翌6:00(昼の部と夜の部に分かれる)
- 会場: ラグーナテンボス
- アクセス: JR「蒲郡」駅より無料シャトルバス運行あり
- 料金: 【昼の部/夜の部当日券】ラグコス参加券4,200円ほか ※詳細は公式Web要確認
ラグナシア ナイトプール(蒲郡市)|7月12日(土)~9月21日(日)の特定日

夏の暑さを忘れさせてくれる、究極のナイトレジャーです。リゾート感あふれるプールが幻想的にライトアップされ、日焼けを気にせず楽しめます。
DJが盛り上げる泡まみれのプールパーティや、音と光の噴水ショーなど、エンターテイメント性も抜群。友人やカップルと、お洒落でクールな夏の夜を過ごすのに最適です。
ラグナシア ナイトプール 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月12日(土)~9月21日(日)の特定日
- 時間: 18:00~閉園30分前
- 会場: ラグーナテンボス・ラグナシア プールエリア
- アクセス: JR「蒲郡」駅より無料シャトルバス
- 料金: 有料(ナイトプール専用チケットあり)
にゃんだらけin名古屋Vol.4(名古屋市)|7月12日(土)・13日(日)



猫好きのための、猫好きによる、猫の祭典。東海エリア最大級の猫イベントとして、200以上の出展者が集結し、猫をモチーフにしたアート、雑貨、アクセサリー、さらには愛猫のためのグルメまで、ありとあらゆる猫グッズが会場を埋め尽くします。
ミニステージや、愛猫の健康を祈願する「にゃんだらけ神社」など、ユニークな企画も満載です。
にゃんだらけin名古屋Vol.4 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月12日(土)・13日(日)
- 時間: 11:00~17:00
- 会場: 名古屋市中小企業振興会館【吹上ホール】
- アクセス: 地下鉄桜通線「吹上」駅5番出口より徒歩5分
- 料金: 前売券 800円、当日券 1,200円
Pet博2025なごや(名古屋市)|7月19日(土)~21日(月・祝)

犬や猫はもちろん、あらゆるペットとその飼い主のための総合博覧会です。先述の「にゃんだらけ」とは異なり、しつけのできたペットであれば同伴入場が可能でペットと一緒に楽しめます。

ペットのファッションショーや運動会、専門家によるしつけ教室、最新のペットグッズやフードが並ぶブースなど、ペットとの暮らしをより豊かにするための情報と楽しみが詰まっています。
Pet博2025なごや 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月19日(土)~21日(月・祝)
- 時間: 10:00~17:00
- 会場: ポートメッセなごや 第2展示館
- アクセス: あおなみ線「金城ふ頭」駅より徒歩5分
- 料金: 大人(中学生以上) 1,400円、子ども(4歳~小学生) 800円
SAKAE SAKE SQUARE(名古屋市)|7月19日(土)~21日(月・祝)

愛知と岐阜、両県の酒蔵が誇る日本酒を飲み比べできる、日本酒好き必見のイベントです。


会場では、専用のお猪口と飲食用コインがセットになった「スターターセット」を購入し、47蔵・138種類もの銘柄から好みのものを選んで試飲できます。夏にぴったりの爽やかなお気に入りのお酒を探してみてくださいね。
SAKAE SAKE SQUARE 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月19日(土)~21日(月・祝)
- 時間: 11:00~20:00(最終日は19:00まで)
- 会場: オアシス21 銀河の広場
- アクセス: 地下鉄「栄」駅・名鉄「栄町」駅直結
- 料金: スターターセット(前売 3,000円~)の購入が必要
動き出す妖怪展 NAGOYA(名古屋市)|7月19日(土)~9月23日(火・祝)

日本の妖怪たちが、デジタルアートになって動き出す、世界初の没入型展覧会です。葛飾北斎や歌川国芳などが描いた「百鬼夜行絵巻」といった古典的な妖怪画を、プロジェクションマッピングや3DCGなどの最新技術で再現。
古文書に描かれた妖怪たちが、ユーモラスに、時に恐ろしく動き回る姿は圧巻です。夏の暑い日中に、涼しい屋内で日本のディープな文化に触れることができる、知的好奇心を刺激するイベントです。
動き出す妖怪展 NAGOYA 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月19日(土)~9月23日(火・祝)
- 時間: 9:30~20:00
- 会場: 金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)
- アクセス: JR・名鉄・地下鉄「金山」駅南口すぐ
- 料金: 大人 前売 2,000円、当日 2,200円(他、各種料金設定あり)
伊良湖みなとフェスタ(田原市)|7月20日(日)

渥美半島の先端、伊良湖岬で開催される港の祭典です。地元食材を使ったキッチンカーやテント村が並ぶほか、三河湾を巡る特別クルーズ(要事前申込)、ステージイベントなど、子どもから大人まで楽しめる企画が盛りだくさん。
潮風を感じながら、のんびりとした一日を過ごしてみてください。
伊良湖みなとフェスタ 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月20日(日)
- 時間: 9:00~16:00
- 会場: 道の駅 伊良湖クリスタルポルト周辺
- アクセス: 東名高速「豊川IC」より車で約100分
- 料金: 入場無料
サマーナイトアクアリウム(名古屋市)|7月22日(火)~8月31日(日)

人気の名古屋港水族館が夜間営業を行う、夏休み限定の特別イベントです。普段とは違う、夜の生き物たちの生態を観察できるだけでなく、光と音、映像を駆使した幻想的な夜のイルカパフォーマンスは必見。
昼間のショーとは全く異なる、ロマンチックな雰囲気の水族館デートが楽しめます。17時以降は入場料が割引になるのも嬉しいポイントです。
サマーナイトアクアリウム 詳細情報
- 開催期間: 2025年7月22日(火)~8月31日(日)
- 時間: 9:30~20:00(最終入館19:00)
- 会場: 名古屋港水族館
- アクセス: 地下鉄名港線「名古屋港」駅より徒歩5分
- 料金: 大人・高校生 2,030円(17時以降は割引あり)