愛知県知多半島の中央部に位置する「武豊町」には、日本人なら誰もが知っている浦島太郎伝説の残る場所や地元産の美味しいフルーツを楽しめる場所など、ツウな観光スポットがいくつか存在しています。

こちらでは武豊町の特徴、名産品、観光地を徹底リサーチ!武豊に来たら必ず訪れたい観光スポットをご紹介していきます。

目次

武豊町の特徴・基本情報

  • 【人口】約4万3千人
  • 【面積】26㎢
  • 【町の花】サザンカ
  • 【町の木】クスノキ
  • 【町制施行日】1954年10月5日
  • 【町役所所在地】〒470-2392 愛知県知多郡武豊町字長尾山2
  • 【公式HP】https://www.town.taketoyo.lg.jp

武豊町は愛知県知多半島の中央部に位置する町です。三河湾北西部の衣浦湾に面しており、沿岸には工業地帯が広がっています。

町内には世界最大級のガラスメーカー・AGC株式会社や炭素製品大手メーカー・東海カーボン株式会社、日油株式会社などの工場など、多数の企業が進出しており、雇用や経済を下支えしています。

また、歴史的遺産や味噌やたまり醤油などの伝統的醸造、そして浦島伝説など、さまざまな観光資源に恵まれた町でもあります。

武豊町へのアクセス

名鉄河和線を使えば知多武豊駅から名古屋駅まで特急で約45分で到着します。

鉄道路線、道路などの各種交通機関も整っており、訪れにくい土地ではないため、愛知県に立ち寄った際は、観光で訪れてみることもおすすめです。

武豊町のおすすめ観光地3選

浦島太郎伝説が残る神社や橋、そして美味しいいちごをたっぷり食べられる農園など、武豊町の厳選おすすめスポットを3つご紹介いたします。

竜宮神社

竜宮神社は、昔ばなしで知られる浦島太郎が、乙姫を偲んで825年(天長2年)に建立したとされる神社です。かつての東大高村(現武豊町)の古地図に記された浦之島屋敷、負亀(おぶがめ)などの伝説を裏付ける地名、海岸の風景、さらには海亀の産卵地だったことなど、浦島太郎の伝承を裏付ける逸話が多く残る地として知られています。

基本情報

  • 住所:〒470-2531 愛知県知多郡武豊町大字冨貴字南側46-4
  • アクセス:名鉄河和線・名鉄知多新線「富貴駅」より徒歩約9分
  • 公式HP:http://taketoyo.info/taketoyo.php

乙姫橋

乙姫橋は、竜宮城へ向かう浦島太郎を乙姫が出迎えた場所とされる橋です。橋のたもとには浦島太郎伝説にまつわる案内板が立てられています。

一説によると、カップルが手をつないで乙姫橋を渡ると幸せになれるとか……? ことの真偽はさておき、いにしえの伝説に想いを馳せながら渡ってみるのもおすすめです。

基本情報

  • 住所:〒470-2531 愛知県知多郡武豊町大字冨貴
  • アクセス:名鉄河和線・名鉄知多新線「富貴駅」より徒歩約6分
  • 公式HP:http://www.taketoyo.info/urashima.php

森田いちご園

森田いちご園は、「あきひめ」と「ゆめのか」のいちご狩りが楽しめる人気の農園です。高設栽培でいちごを育てているため、大人も子供も、目線の届く高さでいちご狩りを満喫することができます。

開園時期はいちごが旬を迎える12月中旬~5月下旬。該当する期間の毎週土・日にいちご狩りを楽しむことができます。詳しいスケジュールは公式サイトの「いちご狩りカレンダー」をチェックしてみてください。

いちごにつける練乳は、持ち込みもしくは受付で購入が可能です。また、各種トッピングも自由に持ち込むことができます。

基本情報

  • 住所:〒470-2309 愛知県知多郡武豊町字梨子ノ木413
  • 営業時間:土日 9:00~16:00(いちご狩り受付15:00まで)
  • 開園期間:12月中旬~5月中旬
  • アクセス:名鉄河和線「青山駅」より徒歩約30分
  • 公式HP:https://morita15en.jp/

武豊町の名産品

武豊町の名産品は以下の通りです。

  • 味噌
  • たまり醤油
  • 武豊沢庵

武豊町では古くから醸造業が盛んに行われており、千葉の銚子、兵庫の龍野と並んで「全国三大醸造郷」とも呼ばれています。

町内には中定商店、丸又焦点、カクトウ醸造、伊藤商店、南蔵商店の5つの蔵元があり、昔ながらの醸造法で味噌やたまり醤油が作られています。

1908年(明治41年)創業の老舗漬物店・丸ヨ青木商店の武豊沢庵も、武豊ならではの味わいを楽しめる逸品です。国産野菜を使用し、1つ一つ手間をかけて漬けられた沢庵は、昔ながらの日本の食卓を思わせるひと品として人気を集めています。

武豊町のご当地グルメ「たけとよめし」とは?

武豊町には残念ながら、武豊町内で有名な地元ならではと言えるような決まった「ご当地グルメ」メニューは存在していませんが、地元団体である武豊町観光協会は、現在、名産品の味噌やたまり醤油を活かしたご当地グルメ「たけとよめし」の普及に取り組んでいます。

「たけとよめし」として認定されるためには、以下の基準を満たす必要があります。

  1. 武豊の蔵元の味噌、たまりを使用している
  2. 武豊の味噌、たまりがしっかり生かされている
  3. 食材はできる限り知多半島産のものにする
  4. メニューは一品として成立している
  5. 作り手は武豊の味噌、たまりへの愛情をしっかり注ぐ

これら全ての条件を満たした登録店にはのぼりやステッカーが掲示されています。

町内にはうどん、定職、寿司、スイーツなどさまざまな「たけとよめし」を食べられる飲食店が増加中!武豊のご当地グルメとして今後の盛り上がりが期待されます。

たけとよめし

愛知県知多半島・武豊町観光協会のオフィシャルWebサイトです。

昔ばなしの伝承が残る「武豊町」を訪ねてみよう!

昔ばなしで有名な浦島太郎伝説が色濃く残る武豊町。伝説にまつわるスポットを巡ってみるの良き体験でしょう。

武豊を訪れる際には、いにしえの伝説が残るスポット、そしていちご狩りや「たけとよめし」など地元のグルメをぜひ楽しんでみてください。