中部地方を代表する都市である名古屋市と、自動車産業が集まる地域の豊田市。東郷町はこれら2都市とのアクセスが良好なベッドタウンとして人気を博しています。

開発が進みながらも豊かな自然環境が魅力の東郷町。本記事ではそんな東郷町の特徴からおすすめの観光地、名産品まで幅広くご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください!

目次

東郷町の特徴・基本情報

  • 【人口】約4.4万人
  • 【面積】18.03㎢
  • 【町の花】アヤメ
  • 【町の木】モッコク
  • 【町制施行日】1970年4月1日
  • 【町役所所在地】〒470-0198 愛知県愛知郡東郷町大字春木字羽根穴1
  • 【公式HP】https://www.town.aichi-togo.lg.jp/

東郷町は愛知県の中部、尾張地方の東に位置している愛知郡に属する町です。愛知県の中心都市である名古屋市にも面していることから、ベッドタウンとしても人気の地域。また自動車産業が盛んな豊田市へのアクセスも良好であることから、住宅地の開発が続けられています。

開発が進められている一方で、町の周囲には豊かな自然環境が残されています。そのため自然を活かした施設も数多く存在しており、特に中部地方で最も歴史ある名門ゴルフコースである「名古屋ゴルフ倶楽部」はプロの大会が開催されることでも有名です。さらに東郷町ではボートの全国大会が行われることから、「水とみどりとボートのまち」と称されることもあります。

東郷町へのアクセス方法

東郷町内には鉄道の駅はありません。そのため鉄道でアクセスする場合、隣接した市に属する駅で下車する必要があります。最も町に近い駅は名鉄豊田線「米野木駅」ですが、そこから徒歩5分程度で東郷町へアクセスすることが可能です。

バスでアクセスする場合は、名古屋市市営地下鉄鶴舞線「赤池駅」から出発する名鉄バスに乗るとスムーズでしょう。また、豊田市駅からは直接バス路線が出ていますので、名古屋からのアクセスよりも利便性は高いです。

名古屋から自動車で向かう場合は約30分程度、豊田市からの場合は20分程度ですので、レンタカーを借りて向かってもいいかもしれません。

東郷町のおすすめ観光地3選

人が集まるベッドタウンでありながら、緑と水に囲まれた東郷町には数多くの観光地が存在しています。

こちらでは、その中から特におすすめしたい観光地を3つご紹介します!

いちごHappyBerry

自然豊かな環境で収穫される農作物は絶品ですが、中でもいちごは小さな子どもから大人まで幅広い年代に愛される果物です。いちごHappyBerryでは、糖度が高く酸味の少ない「あきひめ」という品種を中心に、全部で3種類のいちごを食べ比べることができます。

12月から5月の時期はいちご狩りに参加することができ、大人2,300円、子ども1,700円(2歳以下無料)の参加費用で、45分間ハウス内のいちごを堪能できます!さらに練乳無料、他にもホイップクリームやクレープ生地といった追加トッピングは1種類100円で選べます。

農業用水ではなく、地下から湧き出る井戸水で育てられたいちごは甘さも抜群。いちご狩りシーズンには直売所での販売もされますので、お土産にもぴったりです。

基本情報

  • 住所:〒470-0762 愛知県愛知郡東郷町春木起内89
  • 営業時間:10:00〜15:00
  • 定休日:月曜日
  • アクセス:
    名古屋第二環状自動車道「名古屋IC」から約20分
    伊勢湾自動車道「豊明IC」から約25分
  • 公式HP:https://ichigohappyberry.jp/

愛知池

東郷町が「水とみどりとボートの町」と称される最も大きな理由は、この愛知池の存在にあります。こちらでは昭和39年以降、愛知県ボート協会主催の「中日本レガッタ」というボート大会が開催されています。他にもインターハイや国民体育大会、さらにはねんりんピックのボート競技会場にも選ばれるなど、県内ボートの聖地ともいえる場所なのです。

池の周りを囲う管理用道路は一周約7kmの距離があるため、日頃からランニングやウォーキングなどに利用されている方もいます。愛知池百年森公園にも隣接しており、様々な樹木が植えられています。

自然を身体全体で感じながら、ボートやランニングができる貴重な場所として、観光だけではなく市民からも愛されるスポットです。

基本情報

  • 住所:〒470-0151 東郷町大字諸輪字篠木内
  • アクセス:
    名鉄豊田線「米野木」駅下車 徒歩約20分
    東名高速道路「東名三好IC」から約10分
  • 公式HP:https://www.aichi-now.jp/spots/detail/2675/

祐福寺

こちらは浄土宗西山禅林寺派のお寺です。創建は1191年にまで遡り、有名な桶狭間の戦いのときには、合戦前日に今川義元が宿泊したとも伝えられています。愛知県内の浄土宗寺院としては3番目に古い建築です。

境内には戦後に再鋳造された山門や、弁財天を祀る社殿、さらには徳川家康が寄進した阿弥陀如来像などがあり、歴史好きの方も満足できるはず。そして境内の後ろには美しい山林が広がっており、自然豊かな東郷町ならではの森林浴も楽しめるでしょう。

基本情報

  • 住所:〒470-0162 愛知県愛知郡東郷町春木屋敷3417
  • 営業時間:9:00〜15:00
  • アクセス:
    名鉄バス「祐福寺」バス停下車 徒歩約5分
    東郷町巡回バス「祐福寺」バス停下車 徒歩約5分
  • 公式HP:https://www.jalan.net/kankou/spt_23302ag2130010378/

東郷町の名産品

東郷町では自然豊かな環境を活かして、様々な農産物が栽培されています。地元で収穫された新鮮な野菜は、東郷グリーンセンターなどの施設で購入できます。最も多く生産されている農作物は米、白菜、いちじくとなっています。

現在では東郷町を代表する特産品を作るため、味噌ダレやお米を利用した和菓子、アイスやタルトといった様々な商品が考案されています。東郷町を訪れた際には、ぜひ獲れたて新鮮野菜を思う存分味わってみてください!

東郷町のご当地グルメは何がある?

tabemaroでは、今のところ東郷町ならではと言えるようなご当地グルメは見つけられませんでした。農作物などの特産品も多数あるため、地元の色を反映した名物となるご当地グルメが今後開発されると良いですね!

豊かな自然が残る東郷町で身も心も癒される

東郷町の特徴、観光地、名産品などの情報を一気にご紹介しました。

開発が進み、住人にとって暮らしやすい環境が整備されていることと、自然環境を上手く残すことのバランスは難しいはずです。しかし東郷町では豊かな緑と水環境の保全と、優れた住環境の両立を実現させています。

都市からのアクセスも良好ですので、自然の中でゆっくり過ごしたい、新鮮な空気の中のんびり過ごしたいと思った際には、ぜひ東郷町に足を運んでみてください!