愛知県の北西部に位置する「清須市」は、名古屋市に隣接する街です。名古屋駅から電車で約20分という好立地にある一方、清洲城をはじめとした名所旧跡が数多く残る街として人気を集めています。
本記事では、清須市の特徴、名産品、観光地情報、そしてご当地グルメを徹底リサーチ!清須に来たら必ず訪れたい観光スポットをご紹介していきます。
目次
清須市の特徴・基本情報
- 【人口】約6万7千人
- 【面積】17㎢
- 【市の花】サクラ・チューリップ
- 【市の木】ハナミズキ
- 【市制施行日】2005年7月7日
- 【市役所所在地】〒452-8569 愛知県清須市須ケ口1238
- 【公式HP】https://www.city.kiyosu.aichi.jp/
清須市は愛知県の北西部にある街です。名古屋市、一宮市といった都市に隣接し、キリンビール、アイカ工業、アステラス製薬、明治チューインガム、三菱重工サーマルシステムズ、パロマなどさまざまな企業が進出しています。
織田信長の居城「清洲城」があったことでも知られており、市内には清洲城や小田井城の城跡公園をはじめとして、約100近くの寺院・神社など数多くの名所旧跡が存在します。
庄内川の下流域に位置しているため、ほとんどの地域は海抜10m未満です。また、庄内川以外にも新川、五条川などの河川が流れており、豊かな水に恵まれた土地となっています。
清須市へのアクセス
清須市には、名鉄名古屋本線、JR東海道本線、城北線が通っており、名古屋駅へのアクセスは良好。JR、名鉄では、名古屋駅まではわずか10分で到着します。
高速道路は名古屋第二環状自動車道、名古屋高速6号清須線、名古屋高速16号一宮線が利用可能です。
清須市のおすすめ観光地3選
名古屋駅から気軽にアクセスが可能で、歴史に残る大合戦の舞台や名刹・古刹も数多く残る清須市。
そんな清須市の厳選おすすめスポットを3つご紹介いたします。
清洲城
「清洲城」は、1405年(応永12年)に尾張・遠江・越前守護の管領だった斯波義重によって築城された城です。1582年(天正10年)に本能寺の変で織田信長が斃れた際に行われた「清須会議」は、三谷幸喜監督・脚本で映画にもなりました。
現在は開発によって城跡の大部分が消失し、本丸土塁の一部が残るのみとなっています。一方、清洲城跡に隣接する清須市清須地域文化広場内には鉄筋コンクリート造の模擬天守が建てられており、春には桜の花と天守閣の風景を楽しむ人でにぎわいます。
基本情報
- 住所:〒452-0932 愛知県清須市朝日城屋敷1-1
- 営業時間:9:00~16:30(入館は16:00まで)
- アクセス:名鉄名古屋本線「新清須駅」より徒歩約14分
- 公式HP:https://www.city.kiyosu.aichi.jp/shisetsu_annai/kanko_shisetsu_sonota/kiyosujo.html
キリンビール名古屋工場
「キリンビール名古屋工場」は、「見て、ふれて、味わって」をコンセプトにしたビール好きのための観光スポットです。「キリン一番搾り生ビール」のこだわりの製法やおいしさの秘密を知ることのできるツアーを開催しており、一番搾り麦汁と二番絞り麦汁の飲み比べ、ビールのもとになる麦芽の試食、ホップの香り体験などを楽しむことができます。
ファクトリーショップではキリン王冠栓マグネット、ラベルコースターセット、キリンマークTシャツなどの工場限定アイテムを多数販売。キリン好きにはたまらない場所となっています。
基本情報
- 住所:〒452-8562 愛知県清須市寺野花笠100
- 営業時間:10:10~15:10
- アクセス:東海交通事業城北線「尾張星の宮駅」より徒歩約13分
- 公式HP:https://www.aichi-now.jp/spots/detail/2684/
興聖山 總見院(そうけんいん)
「興聖山 總見院(そうけんいん)」は、1605年(慶長15年)の「清須越」により名古屋に移った總見院址に再興した、木造釈迦如来像を本尊に祀る寺院です。
本堂には寺宝として織田信長の「焼兜」が奉献されており、信長公ゆかりの寺院として今も多くの人が参拝に訪れます。
基本情報
- 住所:〒452-0934 愛知県清須市大嶋1-5-2
- アクセス:JR東海「清須駅」より徒歩約6分
- 公式HP:http://www.soukenin.jp/
清須市の名産品
清須市の名産品は、以下があります!
- 宮重大根
- 土田かぼちゃ
- 守口漬
- 西牧にんじん
- 日本酒「鬼ころし」
中でも宮重大根は、江戸時代尾張の殿さまに毎年献上していたというエピソードも残る由緒正しい大根で、全国的に流通している青首大根の多くはこの大根の系統に属するとも言われています。地元では青首の部分を輪切りにして皮をむき、塩をつけておやつ代わりに食べる習慣があるほど、首の部分の甘みが強いのが特徴です。
「鬼ころし」はCMで知っている!という方も多いのではないでしょうか。
清須市のご当地グルメ!唐揚げのひつまぶし「清須からあげまぶし」
清須市ならではのご当地グルメとしては、「清須からげまぶし」が挙げられます。
「清須からあげまぶし」とは、市の観光協会と地元の飲食店が町おこしのために開発した清須市の新ご当地グルメです。織田信長が「桶狭間の戦い」の際に清洲城から出陣したことにちなみ、天下“取り(とり)”と“鶏(とり)”をかけて考案されました。
ほかほかのご飯に唐揚げをたっぷり乗せた食べ応え満点のメニューとして、2021年12月の誕生以来多くのファンを集めています。
「清須からあげまぶし」の条件
「清須からあげまぶし」と認められるための条件は次の3つ。
- 鶏のからあげを清須産の味噌で味付けすること
- 愛知県産の野菜を使用すること
- ひつまぶし形式で提供すること
この3つを満たすことで、はじめて「清須からあげまぶし」と名乗ることができます。
食べ方は愛知県名物の「ひつまぶし」スタイルです。一杯目はそのまま、二杯目は薬味をそえて、三杯目はダシをかけていただきます。ボリューミーな見た目ながら、味を変えて食べ進めることができるので、幅広い世代の方が楽しめるメニューとなっています。
現在は市内のさまざまな飲食店で、その店ならではの「清須からあげまぶし」を楽しむことが可能です。
清須からあげまぶしが食べられるお店
炉ばた いちもんじ 信長食堂
- 清須からあげまぶし
- 清須市
- 西枇杷島駅
カフェ&レストラン 田園
- 清須からあげまぶし
- 清須市
- 丸ノ内駅
カレーハウスCoCo壱番屋 西枇杷島店
- 清須からあげまぶし
- 清須市
- 下小田井駅
コーヒーとパンの店 モカ
- 清須からあげまぶし
- 清須市
- 新清洲駅
まつ寿司
- 清須からあげまぶし
- 清須市
- 新清洲駅
八百㐂
- 清須からあげまぶし
- 清須市
- 二ツ杁駅
プチレストラン ベル
- 清須からあげまぶし
- 清須市
- 新川橋駅
清須市に来たら「清須からあげまぶし」を食べてみよう!
「清須からあげまぶし」は、清須市の歴史と地元の人たちの熱い想いが込められた、絶品のご当地グルメです。清須を訪れる際にはぜひ本場の「清須からあげまぶし」を食べてみてください!