「愛知」と聞いて思い浮かぶものは何ですか?観光地、食べ物、有名人と、さまざまなものが脳裏に浮かんだのではないでしょうか。

愛知県には、皆さんにおすすめしたい魅力的な観光地やグルメ、文化がたくさんあります!

今回は、tabemaro編集部が厳選する「これぞ愛知!」という有名なものをご紹介します。見て、食べて、体験して、愛知を楽しんでください!

目次

名古屋城

愛知を代表する観光地の一つ「名古屋城」は、1615年に徳川家康によって築城されました。

戦火で焼失したあと2018年に復元された本丸御殿、県の名勝に指定される美しい二之丸庭園は、当時のきらびやかな生活を今に伝えます。

名古屋城と聞いて思い浮かぶのは、やはり天守閣に輝く金のシャチホコではないでしょうか。

「鯱」は空想上の生き物で、火事になると口から水を吐き、火を消し止めるという伝説があることから、守り神として屋根の上に飾られるようになりました。

名古屋城の金鯱は雌雄一対で、築城当時は200kg以上の金で出来ていたといいます。現在のシャチホコは二代目で、合わせて88kgの金が使用されています。

基本情報

名古屋めし

愛知観光で欠かせないものといえば、「名古屋めし」です!愛知の食文化を詰め込んだご当地グルメの数々が人気を集めています。

代表的な名古屋めしは下記の通りです。

  • 味噌煮込みうどん
  • 小倉トースト
  • 味噌カツ
  • きしめん
  • ひつまぶし
  • 天むす
  • あんかけスパゲッティ など

名古屋で生まれたグルメを指す言葉ではなく、名古屋周辺で親しまれている料理をまとめて「名古屋めし」と呼んでいます。

伝統料理から新しく誕生した料理まで、さまざまな味を楽しめるのが「名古屋めし」の魅力です。

トヨタ自動車

豊田市に本社を置く国内最大手の自動車メーカーで、現在は世界26か国に工場があり、トヨタの車は世界中で広く人気を集めています。

トヨタについて詳しく知りたい方には名古屋市の「トヨタ産業記念館」がおすすめです。繊維業から始まったトヨタグループとモノづくりの歴史を学ぶことができます。

長久手市の「トヨタ博物館」は、自動車だけでなく世界のカーマスコットやライセンスプレートなど、ユニークなコレクションが展示される車好きにはたまらない施設です。

このほか最新の技術に触れられる「トヨタ会館」など、トヨタが運営するさまざまな施設を訪れ、ぜひ愛知のモノづくりを体感してください。

トヨタ産業記念館

  • 場所:〒451-0051 名古屋市西区則武新町4丁目1-35
  • 会館時間:9:30-17:00(入館は16:30まで)
  • 公式HP:https://www.tcmit.org

中日ドラゴンズ

愛知には昔から熱狂的なドラゴンズファンが多くいることでも知られ、ファンが集まる飲食店は「聖地」として賑わっています。

ドラゴンズ本拠地のバンテリンドームナゴヤ(ナゴヤドーム)では、選手の名前がついた弁当やドアラ弁当などの「ドラゴンズ球弁」のほか、名古屋めし、対戦チームごとの限定弁当などが味わえます。

※球弁(たまべん):野球場弁当

グッズも豊富で、タオルやキーホルダーといった定番アイテムだけでなく、なんとランドセルも公式ショップで購入できます!小学校入学を控えたドラゴンズファンのお子さんにいかがですか?

八丁味噌

江戸時代、岡崎城から八丁(約870m)の距離にあった八丁村で作られるようになった豆味噌は、高温多湿の環境でも腐らないよう仕込みの水を少なくするなどの工夫で、水分の少ない硬い味噌になりました。

岡崎市内の味噌蔵「まるや八丁味噌」と「カクキュー八丁味噌」では、今でも当時と同じ製法で味噌が作られています。

大きな木桶に入れられた大豆と塩に3tもの石を積み上げて熟成し、二夏二冬(2年以上)という時間をかけて作られる味噌は、独特な風味と濃厚なコクのある味に仕上がります。

この独特な風味の味噌は「味噌煮込みうどん」「みそかつ」「どて煮」など、愛知のご当地グルメには欠かせない調味料です。

パワースポット

愛知県は、日本で最も寺社仏閣の多い県として知られ、その多くがパワースポットとしても人気を集めています。

以下、愛知の代表的なパワースポットです。

  • 熱田神宮
  • 鳳来寺山
  • 大須観音
  • 豊川稲荷 など

「熱田さん」の愛称で親しまれている熱田神宮には、神話で知られる「草薙の御剣」が祀られているほか、美肌になるといわれる「清水社」、樹齢千年を超える「大楠」など、強力なパワースポットが点在しています。

日本三大稲荷の一つに数えられる豊川稲荷には、商売繫盛のご利益があるとされ、ご真言を唱えながら撫でると金運アップの福徳がいただけるという「おさすり大黒天」などが人気です。

この他にも県内には名勝や城など、さまざまなパワースポットが存在するので、ぜひ足を運んでご利益をいただいてください。

戦国武将

愛知県は、下記三英傑に代表される戦国武将ゆかりの地として知られています。

  • 徳川家康
  • 織田信長
  • 豊臣秀吉 

名古屋城をはじめ、県内各地に戦国武将にかかわりのある寺社仏閣、城跡、古戦場、歴史資料館が点在しています。

中でも「徳川美術館」は、500以上の刀剣がコレクションされ、大名道具をはじめとした数々の国宝、重要文化財を見ることができます。

また、イケメン武将隊とも呼ばれる「名古屋おもてなし武将隊」の存在も愛知観光には欠かせません。

戦国武将に扮したメンバーが、名古屋城で観光案内や記念撮影をしたり、全国各地のイベントに出向いたりして観光PRを行っています。

ぜひ、戦国武将による殺陣やダンスのパフォーマンス「おもてなし演武」をお楽しみください。

喫茶店のモーニング

一宮市が発祥といわれる「喫茶店モーニング」は、ドリンク代のみで軽食がついてくるという、愛知を代表するおもてなし文化です。

繊維業が盛んだった当時の一宮では、機織り機の音がうるさく社内で商談ができないため、喫茶店で商談が行われていたといいます。

よく利用してくれる常連さんへの感謝の気持から、飲み物に豆菓子やトーストが添えられるようになり、現在でも続く愛知ならではの喫茶店文化として県民から愛されています。

ジブリパーク

長久手市「愛地球博記念公園(モリコロパーク)」に造られた、ジブリアニメの世界を体感できる施設です。

現在は、カフェや短編映画館のある「ジブリの大倉庫」、『耳をすませば』の地球屋が建つ「青春の丘」、トトロの世界に迷い込む「どんどこ森」が公開されています。

2023年中には、新エリア「もののけの里」と「魔女の谷」のオープンが予定されており、体験学習施設やレストラン棟も建設されるということで、いやが上にも期待が高まります。

ジブリパークは、エリアごとに日時指定の入場チケットが必要です。お出かけの際は早めにチケットを入手しましょう。

和菓子

江戸時代、尾張徳川家が定着させた茶の湯文化とともに広がったのが「和菓子」です。下記、抹茶に添えられる生上菓子のほか、古くから家庭で作られてきた郷土菓子も人気があります。

  • ういろう
  • 鬼まんじゅう
  • いがまんじゅう など

最近では、伝統の和菓子だけでなく、新しい和菓子も続々と登場しており、各地で趣向を凝らした和菓子が味わえます。

県内でも名古屋市はとくに和菓子店の数が多く、抹茶がいただける和風カフェも多いので、ぜひ気軽に抹茶と和菓子を楽しんでください。

見て食べて愛知を満喫しよう

愛知には、歴史を感じる史跡やパワースポットなどの観光地、名古屋めしなどのご当地グルメ、話題のテーマパークなど、さまざまな魅力があります。

ぜひ愛知を訪れ、見て、食べて、体験して愛知を満喫してください。