名古屋のスーパーには、他県では売られていないレアなご当地グルメがたくさんあります。

名古屋市民が普段から買っている商品も、観光で訪れる人には珍しく、ローカルなお土産を探すために、わざわざスーパーに行く観光客もいるほどです。

この記事では、名古屋土産にも最適な名古屋のスーパーで買えるご当地グルメ10選をご紹介します。

目次

お子様スパゲッティ

名城食品の『お子様スパゲッティ』は、昭和52年に発売されて以来、名古屋を中心に長く愛されてきたロングセラー商品です。

味付けの手間が省け、調理も簡単なので、忙しい子育て世代に支持されており、子どものおやつやお弁当の一品などにも広く活用されています。

2食入りのソフトスパゲッティ式麺(ソフト麺)で、そのパッケージデザインからケチャップ色の麺まで、昭和のレトロな見た目がかわいい人気商品です。

オリエンタルの即席カレー

可愛いシェフの顔が目印の、オリエンタル『即席カレー』は、昭和20年に人気のカレーを家でも食べられるように開発された、カレールウの元祖です。

粉末タイプのカレールウで溶けやすいので、カレーライスだけでなく、下のような料理にも幅広く使えます。

  • チャーハン
  • 焼きそば
  • コロッケ など

即席カレーとともに長く愛されているヒット商品『マースカレー』には、りんごやレーズンなどの果物を野菜とスパイスで炊き上げた特製チャツネが付属されており、カレーに入れて煮込めば、どこか懐かしい優しい味のカレーに仕上がります。

調査員F

東海地方の皆さんなら、小さいころ食べたことあるのではないでしょうか😊
懐かしの味、思い出と一緒に、召しあカレー😉

しるこサンド

松永製菓の『しるこサンド』は、りんごジャムとハチミツを加えたあんこをビスケット生地に挟んで焼いた、名古屋のソウルフードです。

豊富な種類のしるこサンドが販売されており、スーパーでは下記の商品が購入できます。

  • しるこサンドスティック
  • しるこサンド西尾産抹茶
  • しるこサンドクラッカー
  • 名古屋限定しるこサンド

2023年3月には新フレーバー『しるこサンドバター』が登場し、大きな話題になっています。7.1%のバターが配合されているというビスケットはサクサクで香ばしく、しるこサンドの優しい甘さと良く合い絶品です。

また、金色に輝く名古屋限定パッケージのしるこサンドは、袋のほかに箱入りもあり、お土産として人気があります。

Kウィンナー

昭和25年に名古屋工場で開発された、鎌倉ハムの『Kウィンナー』は、名古屋の家庭には欠かせないロングセラー商品です。

おばあちゃんが「まぁ一本、まぁ一本と、たいがいにしとかないかんよ!」と孫に語りかけるCMのように、1本食べれば止まらない美味しさのウィンナーです。

細長くフィルムに包まれている姿は、一見魚肉ソーセージのようですが、れっきとした畜肉ウィンナー。豚、羊、鶏の肉が使われているウィンナーには、肉の旨味がぎゅっと詰まっています。

プレーンと辛口の2種類が販売されており、そのまま食べたり、巻きずしなどの料理に入れたりと、幅広く活躍してくれます。

鬼まんじゅうミックス

トーカン王将の杜『和っ簡単!鬼まんじゅうミックス』は、サツマイモがゴロゴロ入った郷土料理「鬼まんじゅう」が簡単に作れる人気商品です。

その見た目が鬼の金棒に似ていることから名がついたといわれる「鬼まんじゅう」は、ツヤのあるもっちりした生地と、ホクホクのサツマイモがマッチする、優しい甘さの和菓子。

サツマイモと砂糖を用意して鬼まんじゅうミックスを使えば、自宅でも簡単に出来立ての鬼まんじゅうが食べられます。

ヨコイのソース

あんかけスパゲッティの元祖「スパゲッティ・ハウスヨコイ」のあんかけスパが自宅で食べられる、レトルト商品『ヨコイソース』は、年間200万食以上を売り上げるという人気商品です。

「創業の味」と「現在の味」が販売されており、あんかけスパゲッティ専用の乾麺と合わせて購入すれば、手軽に名店の味が楽しめます。

ヨコイの人気メニューといえば、野菜とハムなどが乗った「ミラカン」です。ミラカンには下の具材が使われているので、ぜひご自宅で再現してみてください。

  • ウィンナー
  • ハム
  • ベーコン
  • オニオン
  • ピーマン
  • マッシュルーム

井村屋つぶあんトッピング

『あずきバー』で有名な、井村屋の『つぶあんトッピング』は、手軽に使いやすいチューブいりのつぶあんです。

名古屋モーニングの定番メニュー「小倉トースト」を作るのに欠かせない「つぶあん」ですが、大容量で販売していることが多く、家庭では使いきれないことがあります。

その点『つぶあんトッピング』は、内容量130gとお手軽なサイズで、少しだけ使いたいときや、一人暮らしの食卓にもぴったりです。

小倉トーストだけでなく、アイスクリームなど、さまざまなスイーツにトッピングして楽しんでください。

キリマルラーメン

小笠原製粉の『キリマルラーメン』は、国内産の原料にこだわって作られた、なつかしく優しい味のラーメンです。

発売以来変わらない、レトロなパッケージでも人気を集めており、下のように、味によってパッケージに描かれている動物が違うのが特徴です。以下にパッケージの一例を挙げておきます。

  • カレイ(カレー味)
  • イルカ(塩とんこつ味)
  • カピバラ(ゆず風味しょうゆ)

また、「中日ドラゴンズ」や「オカザえもん」などのコラボ商品も多数あり、名古屋のお土産として人気があります。

コーミこいくちソース

コクのある濃いめの味付けが好まれる名古屋で、高い人気を誇るのが、コーミ『こいくちソース』です。

名古屋では、お祭りの屋台の焼きそばや、スーパーのお惣菜などに、広くコーミのソースが使われており、名古屋市民から”ご当地ソース”として親しまれています。

こいくちソースの「こいくち」は、野菜やスパイスの“うま味が濃いソース”という意味で、塩分量は減塩醤油とほぼ変わらないという、体に優しいソースです。

何にでも合うスッキリした味の『こいくちソース』は、コロッケやとんかつなどの定番料理だけでなく、さまざまな料理の調味料として活用できます。

月見団子

秋のお月見の時期には、ぜひ名古屋のスーパーで「月見団子」を探してみてください。月見団子といえば全国的に丸い形ですが、名古屋では「しずく型」の甘い月見団子が一般的です。

十五夜は別名「中秋の名月」と呼ばれますが、芋類の収穫を祝う「芋名月」ともいわれることがあり、名古屋では、この芋名月にちなんで里芋の形を模したお団子を作ります。

団子の色は3色ですが、よくある三色団子とは違い、下の三色で作られます。

  • ピンク

一般的な緑ではなく「茶」色なのがポイントで、茶色の団子はたしかに里芋に似て見えます。ぜひ十五夜の季節にしか出会えない名古屋名物を、食べてみてください。

スーパーで買えるご当地食品はお土産にも最適

名古屋のスーパーには、有名なものからマイナーなものまで、たくさんのご当地食品が並んでいます。

観光や仕事で名古屋を訪れた際に、近くのスーパーに寄ってみれば、そこにしかない名古屋グルメに出会えるかもしれません。

他県で売っていない商品はお土産にしても喜ばれるので、ぜひ名古屋のスーパーでローカル食品を探してみてください。