愛知県の南部に位置する幸田町は、岡崎市や西尾市に隣接する西三河地方唯一の町で、遠望峰山をはじめとする山々に三方を囲まれた、自然豊かな町です。
「人と自然を大切にする緑住文化都市」を目標に掲げる幸田町には、自然を活かした公園がたくさんあり、季節ごとに鮮やかに咲く花々を見ることができます。
町の活性化のため、映画やドラマなどのロケ誘致に力を入れるなど、町全体で地域おこしに取り組んでいます。
そんな幸田町には、地元のブランド豚を使用した「OMOTENASHIDo〜n(おもてなし丼)」というご当地グルメがあり、ドラマのロケ弁などにも提供されています。
この記事では、「OMOTENASHIDo〜n(おもてなし丼)」の特徴と魅力をご紹介します。おもてなし丼が食べられる、町内の人気店情報も必見です!
目次
OMOTENASHIDo~n(おもてなし丼)とは
幸田町では、グルメで町おこしを図ろうと、ご当地グルメの開発が行われています。「OMOTENASHIDo〜n(おもてなし丼)」は、ご当地グルメ企画の第2弾です。
第1弾は「幸田角煮バーガー」で、町内5件の飲食店では、ボリューム満点で食べ応えのある絶品角煮バーガーが販売されました。
第2弾では、幸田おもてなし丼テイクアウト専用ボックスを作るなど、商工会を中心にした「幸田うまい〜もん創作委員会」が行政と協力し、ご当地グルメのPRに取り組んでいます。
また、2022年に幸田町で撮影が行われた、フジテレビ系ドラマ「最高のオバハン中島ハルコ」のロケで、おもてなし丼がロケ弁として提供されたことをきっかけに、少しずつ知名度が上がってきています。
OMOTENASHIDo~n(おもてなし丼)の特徴
「OMOTENASHIDo〜n(おもてなし丼)」には、下記のようなルールが定められています。
- 夢やまびこ豚を使用すること(部位は問わず)
- 幸田産の野菜を1種類以上使用すること
この条件の元、各飲食店が幸田町のブランド豚肉「夢やまびこ豚」を使用し、個性豊かなおもてなし丼を完成させました。
うどん、ラーメン店をはじめ、カフェや和菓子店など、さまざまなジャンルの飲食店が参加して作られた「OMOTENASHIDo〜n(おもてなし丼)」は、それぞれに美味しそうで、全店舗の食べ比べがしたくなるほど魅力があります。
テイクアウト専用ボックスが用意されており、自宅での食事はもちろん、行楽のお供として持ち運ぶこともできるので、幸田の景色を眺めながら、美味しいおもてなし丼を堪能するのもおすすめです。
夢やまびこ豚とは
幸田おもてなし丼に使われる「夢やまびこ豚(とん)」は、東海・北陸の生産者グループ「やまびこ会」が育てた豚肉です。
やまびこ会は、豚肉の美味しさはもちろん食品の安全性にこだわり、消費者が安心して食べられるよう「生産者の顔が見える商品づくり」をモットーに活動しています。
こだわりの餌
生産者が自ら選んだこだわりの原料で作る「全粒粉砕とうもろこし」を食べている夢やまびこ豚は、食欲が旺盛になり健康に育ちます。
とうもろこしをベースに、ビタミンEを配合した餌のおかげで、抗酸化作用が働き、肉の鮮度を保てるといいます。
美味しい豚肉
夢やまびこ豚は、甘みのある上質な脂と、さっぱりした味の柔らかい肉質が特徴の豚肉です。
ジューシーで冷めても美味しく食べられるため、お弁当のおかずにも適しています。「幸田おもてなし丼」では、美味しい夢やまびこ豚をたっぷりいただくことができます。
ふるさと納税でも人気
さまざまな部位の豚肉をセットにした、夢やまびこ豚の詰め合わせは、ふるさと納税の返礼品としても人気があります。
幸田町の生産者(有)マルミファームは、農林水産祭の畜産部門で「内閣総理大臣賞」を受賞したこともある企業です。
各ふるさと納税サイトでは、マルミファームで育った夢やまびこ豚の美味しさに、高い評価がつけられています。
テイクアウト専用ボックス
幸田町のおもてなし丼は、テイクアウト専用ボックスの美しいデザインも話題になっています。
夢やまびこ豚のロゴが金色のシールにあしらわれ、黒と金をベースにした高級感のあるボックスには、幸田の観光名所が美しく描かれています。
また、幸田名産の筆柿の説明を差し込むなど、町のPRに相応しいボックスに仕上がっています。
下記、テイクアウト専用ボックスに描かれた、幸田名物をご紹介します。
本光寺の紫陽花
松平家の菩提寺としても知られる本光寺は、「三河の紫陽花寺」とも呼ばれ、季節になると色とりどりに咲いたおよそ1万本の紫陽花が、境内を華やかに彩ります。
6月中は「本光寺紫陽花まつり」が開催され、厳かな雰囲気の中で咲く美しい紫陽花を一目見ようと、毎年たくさんの人が訪れています。
幸田しだれ桜
4月上旬の幸田文化公園では、350本の「しだれ桜」をはじめ、およそ500本の桜が咲き誇り、お花見の名所として賑わいます。
桜の開花に合わせて開催される「幸田しだれ桜まつり」は、下のような催しが行われる一大イベントです。
- 日舞などのステージ
- 俳句・短歌のコンクール展示
- 茶席
- キッチンカーの出店
幸田の筆柿
幸田町周辺のみで栽培されている「筆柿」の歴史は古く、徳川の時代から栽培されており、幸田町内には樹齢350年になる木があるといわれています。
甘みが強くなるよう品種改良されてきた筆柿は、他の品種に比べ収穫時期が早く、9月ごろには市場に出回ります。
また加工品も多く作られており、筆柿のクッキーやワインなどが道の駅などで販売され、人気を集めています。
幸田町おもてなし丼はどこで食べられる?
幸田のおもてなし丼は、幸田町内にある10件の飲食店で食べることができます。中には、テイクアウト専用で提供している店もあるので、事前に確認して行くと良いでしょう。
また、町内で行われるさまざまなイベントでも提供され、ご当地グルメで町を盛り上げるべく、おもてなし丼と関連付けたたくさんのイベントが企画されています。
「OMOTENASHIDo〜n(おもてなし丼)」が食べられるおすすめ店舗!
長命うどん 幸田店
長命うどん 幸田店
- OMOTENASHI Do~n(おもてなし丼)
- 幸田町
- 相見駅
Shop information
- 店名
- 長命うどん 幸田店
- 住所
- 〒444-0113 愛知県額田郡幸田町菱池大久後43-1
- 最寄駅
- 相見駅
- 電話番号
- 0564-62-6768
- 営業時間
- 9:30~20:30(L.O.20:00)
- 定休日
- 木曜日
情報は掲載時点の情報です。最新の情報は店舗へお尋ねください。
萬珍軒 幸田店
萬珍軒 幸田店
- OMOTENASHI Do~n(おもてなし丼)
- 幸田町
- 相見駅
Shop information
- 店名
- 萬珍軒 幸田店
- 住所
- 〒444-0103 愛知県幸田町大草字下六條44-1
- 最寄駅
- 相見駅
- 電話番号
- 0564-63-1084
- 営業時間
- 11:30~14:30(L.O.14:00) 17:00〜21:30(L.O.21:00)
- 定休日
- 水曜・第2、3火曜日定休
情報は掲載時点の情報です。最新の情報は店舗へお尋ねください。
燻 Kemuru
燻 Kemuru
- OMOTENASHI Do~n(おもてなし丼)
- 幸田町
- 三ヶ根駅
Shop information
- 店名
- 燻 Kemuru
- 住所
- 〒444-0124 愛知県額田郡幸田町大字深溝字稲葉山12
- 最寄駅
- 三ヶ根駅
- 電話番号
- 0564-62-5039
- 営業時間
- 11:00〜17:00
- 定休日
- 火曜・水曜日(臨時休業あり)
情報は掲載時点の情報です。最新の情報は店舗へお尋ねください。
こうたのらーめん屋さん
こうたのらーめん屋さん
- 幸田角煮バーガー
- 幸田町
- 幸田駅
Shop information
- 店名
- こうたのらーめん屋さん
- 住所
- 〒444-0113 愛知県額田郡幸田町菱池内池6
- 最寄駅
- 幸田駅
- 電話番号
- 0564-62-5538
- 営業時間
- 11:00〜14:00(L.O.) 17:00〜21:00(L.O.)
- 定休日
- 月・火曜日
情報は掲載時点の情報です。最新の情報は店舗へお尋ねください。
幸せのまち、幸田町で美味しいご当地グルメを満喫しよう!
美しい自然に囲まれた幸田町では、季節ごとに色とりどりの花が咲き「本光寺の紫陽花」や「しだれ桜」などが、訪れる人の目を楽しませています。
地元食材を使ったご当地グルメの開発や、映画、ドラマのロケ誘致など、自治体を上げて町おこしに取り組む幸田町。
そんな幸田町の新名物「OMOTENASHIDo〜n(おもてなし丼)」は、食べれば幸せな気持ちになれる、絶品のご当地グルメです。
飲食店ごとに特徴の違うおもてなし丼は、幸田のブランド豚肉「夢やまびこ豚」が使われた贅沢な逸品。美しいこだわりのテイクアウト専用ボックスも、おもてなし丼を鮮やかに彩ります。
ぜひ「幸せのまち幸田町」で、美しい花と絶品の丼を楽しんでください。