愛知県の北西部に位置し、名古屋市と岐阜市の中間にある「一宮市」。自然の動物や野鳥の生息地となっている木曽川に接する自然豊かな都市でありながら、現在の人口は38万人を超え、尾張北西部の経済の中心として繁栄してきました。

こちらでは、一宮市の特徴、名産品、観光地、ご当地グルメ情報をご紹介します。

目次

一宮市の特徴・基本情報

  • 【人口】約38万人
  • 【面積】113.8㎢
  • 【市の花】キキョウ
  • 【市の木】ハナミズキ
  • 【市制施行日】1921年9月1日
  • 【市役所所在地】〒491-0859 愛知県一宮市本町2-5-6

尾張地域(現在の愛知県名古屋市以西)は豊かな水や自然環境に恵まれており、尾張地域にある一宮市は毛織物の産地として発展してきました。

現在も稼働する一宮の毛織物工場

尾張産地でつくられた毛織物は、国内外のファッションブランドの製品の生地に採用されています。市内には、繊維の街を体験できる観光スポットがいくつもあります。

豊かな水や自然環境があることで、野菜園芸や稲作も盛んに行われました。特に施設ナスについては、面積当たりの収穫量が全国でもトップクラスです。

桜の名所・木曽川堤

一宮市は木曽川とともに発展してきた都市で、河川敷では自転車・遊歩道を整備し、豊かな空間を楽しめます。子育て世代向けの支援サービスも充実しています。

一宮市へのアクセス

JR尾張一宮駅と名鉄一宮駅が入った総合駅

一宮市では交通の基盤として、JRと名古屋鉄道の2つの鉄道が市の中心部を通って南北に走っています。

近隣の名古屋市と岐阜市からは、いずれも電車で10〜15分ほどの距離にあります。名古屋方面からのアクセスは、JR東海道新幹線「名古屋」駅で乗り換えてJR東海道本線「尾張一宮」駅下車、もしくは、名鉄名古屋本線「名鉄名古屋」駅から乗り「名鉄一宮」駅下車です。JRと名鉄は同じ駅ビルなので、乗り換えも便利。

市の南部には日本の大動脈である名神東名高速道路が東西に走り、そこにジャンクションで結ばれた東海北陸自動車道が、一宮市を基点として北陸方面に伸びていきます。

一宮市のおすすめ観光地5選

名古屋市や岐阜市からのアクセスが良く、木曽の清流と温和な気候に恵まれた一宮市。歴史を感じられる場所や家族で楽しめる開放感あふれるエリアなど、様々な観光スポットが存在しています。

一宮市の厳選おすすめスポットを5つご紹介いたします。

真清田神社

真清田神社は、尾張の国で最初に参拝する「一の宮(その国で最上位に格付けされた神社)」であり、非常に由緒のある神社です。一宮市の名前もこのことからつけられ、この地がいかに真清田神社を中心として発展してきたかを示しています。

真清田神社に祀られている神様は、伊勢神宮に祀られている神様の孫です。仕事運や出世運、開運厄除、子孫繁栄にご利益があるとされています。

基本情報

  • 【住所】〒491-0043 一宮市真清田1-2-1
  • 【営業時間】9:00-16:00(無休)
  • 【アクセス】JR尾張一宮駅、名鉄一宮駅より徒歩8分

138タワーパーク

138タワーパークには、高さ138mの2つのアーチを持つ展望タワー「ツインアーチ138」があります。ツインアーチ138は一宮市のシンボルであり、高さ100mの展望室からは、雄大な自然を一望できます。

展望タワーを中心に広がっているのが、四季咲きのバラが植えられている「ローズストリーム」、コスモスなど季節ごとに花が美しい「花畑」、子どもたちに大人気の「ふわふわドーム」「わくわくスライダー」などです。

138タワーパークでは、花の開花や季節行事に合わせ、イベントも実施されています。

基本情報

  • 【住所】 〒491-0135 一宮市光明寺字浦崎21-3
  • 【営業時間】9:30-17:00(入館は16:30まで)
  • 【休館日【】毎月第2月曜日
    ただし8月・12月を除く
    ※祝日の場合は翌平日に振替
  • 【アクセス】名鉄一宮駅、JR尾張一宮駅より バスターミナルの4番乗り場から名鉄バス「一宮総合体育館行き」に乗車(約30分)、「138タワーパーク」下車

大野極楽寺公園

大野極楽寺公園は木曽川の河川敷にあり、隣接する138タワーパークとともに、一宮市の観光、レクリエーション拠点として位置づけられています。

公園内には、桜並木が続く木曽川堤沿いと、木曽川新堤を走る南北2つのサイクリングロードがあります。管理棟ではレンタサイクルも用意されているので、自転車を持っていかなくてもサイクリングを楽しめるのがメリット。

サイクリングロードで、138タワーパークに行くこともできます。

サイクリングロードのほかにも、バーベキュー広場や野球場、芝生広場など、様々なことを楽しめる空間があります。

基本情報

  • 【住所】〒491-0143 一宮市浅井町大野字小屋裏1400
  • 【営業時間】8:30-17:15
  • 【休棟日】毎週月曜日
    ただし繁忙月(4・5・9・10月)は第2月曜日のみ休棟日
    ※祝日の場合は翌平日に振替
  • 【アクセス】名鉄一宮駅、JR尾張一宮駅よりバスターミナルの3番乗り場から名鉄バス「川島行き」に乗車(約25分)、「大野」バス停下車。徒歩1分

のこぎり二

尾張の毛織物文化の象徴「のこぎり屋根」。一宮市内では、毛織物産業を支えたのこぎり屋根が約2000棟現存します。

「のこぎり二」は、使わなくなった工場を利用したアートギャラリーです。クリエイターたちのアトリエ、カフェ、ショップも併設されています。

当時使用されていた織機や資料などもあるので、見ごたえは十分。見学したら休憩に、ギャラリー内にあるカフェでゆっくりしましょう。

基本情報

  • 【住所】〒494-0002 一宮市篭屋4-11-3 平松毛織
  • 【営業時間】見学自由
    カフェ:11:30-17:00(L.O.16:15)
  • 【定休日】不定休
  • 【アクセス】名鉄一宮駅、JR尾張一宮駅より名鉄バス「起行き」で「籠屋」下車 徒歩1分

一宮市三岸節子記念美術館

現在の一宮市小信中島に生まれた、女性洋画家。生家の毛織物工場だったため、美術館の建物はのこぎり屋根のようになっており、生前、三岸節子が好んだヴェネツィアの運河のように水路が流れています。

中には、彼女が20歳の頃に描いた「自画像」や美術館の開館に合わせて描かれた絵画などが展示されています。

美術館は、三岸節子の生家跡を市が買い取り、その跡地に建てられています。

  • 【住所】〒494-0007 一宮市小信中島郷南3147-1
  • 【開館時間】9:00-1700
  • 【休館日】月曜日(祝日の場合は翌日火曜日)/祝日の翌日(土日にあたる場合は開館)
  • 【入館料】大人:320円/高大生:210円/中学生以下:無料
  • 【アクセス】名鉄一宮駅、JR尾張一宮駅より名鉄バス「起行き」で「起工高・三岸美術館前」下車 徒歩1分

一宮市の名産品

一宮市の人気グルメ・名産品は以下が有名です。

  • 福来蜜
  • ふくら餅
  • 宮蔵漬
  • ナス
  • 木の芽

また、グルメ”文化”「一宮のモーニング」は愛知県、東海エリアでは広く知られ、市が大々的にPRする喫茶店カルチャーです。

一宮のご当地グルメ文化!一宮が発祥とされる「モーニング」

一宮を代表する人気ご当地グルメ「モーニング」。モーニングとは、ドリンクを注文すると無料でパンやゆで卵などの朝食がついてくるサービスのことを言います。

愛知県に観光に訪れたら、朝食は「モーニング」がおすすめ。

一宮市のモーニング店では、サラダやデザートだけでなく、茶碗蒸し、おかゆ、うどんまでサービスされる店もあり、喫茶店の数だけモーニングがあります。時間、胃袋に余裕があれば、気になる店舗を複数訪れ、食べ比べしてみるのもおすすめです。

モーニングの文化は、一宮や名古屋などの尾張〜岐阜エリアの喫茶店を中心に広がっていますが、高度経済成長期にあたる昭和31年頃に一宮市の喫茶店で始まったとされています。

一宮商工会議所をはじめ、市、関係諸団体からなる「一宮モーニング協議会」が存在し、モーニングを通じて一宮市の発展、活性化、認知度向上に努めています。

「一宮モーニング公式」のWebサイトでは、一宮市内で提供されているモーニングの情報を確認することができます!

一宮観光を楽しみつつ「モーニング」を堪能しよう

さまざまな歴史、文化を有する一宮。観光には少し早起きが必要かもしれません。トーストやゆで卵だけではなく、茶碗蒸し、おにぎり、スイーツまで多種多様。

個性豊か、そしてお得な一宮のモーニングをぜひ味わってください!