幸田角煮バーガー

幸田町名物「幸田角煮バーガー」の特徴・歴史・おすすめ店をご紹介

歴史ある魅力的なご当地グルメや名産品で溢れる愛知県ですが、まだ誕生して間もない’’ニューフェイス’’のご当地グルメも存在しています。愛知県幸田町発の「幸田角煮バーガー」。

幸田町の美味しいものを詰めた、地産地消の正統派ご当地グルメと言っても過言ではありません。

今後ますます認知され、多くの方々に愛されていくであろう「幸田角煮バーガー」。その特徴、生まれた理由や定義などについて詳しく解説してまいります。

幸田町名物「幸田角煮バーガー」の特徴

「幸田角煮バーガー」は幸田町商工会と幸田町役場産業振興課が連携し、新地域ブランドとして生まれたハンバーガーです。「夢やまびこ豚（トン）」や幸田町の野菜を使用した角煮バーガーなのですが、お店によって味や調理方法が異なるといった特徴があり、’’食べ比べで毎日食べても飽きない’’との声もあります。

豚肉を100グラム使用しているので、かなりのボリュームや食べごたえがあり、見た目も印象的でインパクトが大きいことも特徴です。

現在はベーカリーやカフェ、ラーメン店など5つの店舗で独自の「幸田角煮バーガー」が販売されています。それぞれが個性豊かなハンバーガーです。

幸田角煮バーガーの種類

ソースたっぷり角煮
Happyスモーク幸せ薫る角煮バーガー
ザ・角煮キ・セ・キのバーガー
甘くて辛いヤンニョンソース
ガッツリ甘辛角煮と辛ミンチ飯ソース

このように、いずれの「幸田角煮バーガー」も、興味や食欲をそそるオリジナリティ溢れるネーミングが特徴的です。

※販売日や値段はお店によって異なります。

「幸田角煮バーガー」の定義と約束

「幸田角煮バーガー」には3つの定義があります。以下の条件をクリアしたものだけが、「幸田角煮バーガー」として販売をすることができるとのことです。

幸田角煮バーガーの定義

夢やまびこ豚を100グラム使用すること
幸田の野菜を使用すること
幸田町うまい～もん創作委員会の認定を受けること

ブランド豚「夢やまびこ豚（トン)」って！？

「幸田角煮バーガー」に必ず使用されている「夢やまびこ豚（トン）」とは、愛知県を中心とする東海地域や北陸地域の、意欲ある25戸の生産者グループ「やまびこ会」のメンバーが育てた豚のお肉のことです。この、夢やまびこ豚は脂が甘くさっぱりしているという特徴があります。また、赤身はジューシーで冷めても柔らかく美味しくいただくことができるお肉です。

夢やまびこ豚は生産の過程で「えさ」にもこだわって育てています。生産者自身が原料を選んでおり、専門家のアドバイスを受けながら「全粒粉砕とうもろこし」と「ビタミンE強化」にこだわっています。全粒粉砕とうもろこしを使用したえさは風味が良いので、豚の食欲がアップし、たくさんえさを食べるので健康的にすくすくと育ちます。

ビタミンEにはお肉の抗酸化作用があり、高い鮮度を保つことができるのです。このように、おいしい豚肉をつくるべく、生産者が意欲とこだわりを持って育てています。

「やまびこ会」では、より美味しい豚肉をつくるためにも、加盟農場間で技術や情報を共有しているそうです。’’美味しくて安全、生産者の顔が見える商品作り’’を心がけており、子供たちにも安心して食べさせてあげられる豚肉、美味しいと喜んでもらえる豚肉の生産を続けています。

こだわりをもってつくられた「夢やまびこ豚」。2010年には、名古屋食肉市場共励会で「愛知県知事賞」を受賞。更に、生産者でもある有限会社マルミファームが令和元年第58回農林水産祭「内閣総理大臣賞」を受賞されました。

「農林水産祭」は国民の農林水産業と食に関する認識を深め、農林水産業者の技術改善や経営発展意欲の高揚を図るために実施されている国民的な祭典なのです。

このように、こだわりで溢れる「夢やまびこ豚」について分かりやすくまとめると、以下のような特徴があります。