愛知県の南東端に位置する豊橋市。古くから交通の要衝であり、東海道の宿場や港が置かれました。活発な市街地がありながら、南は太平洋、西は三河湾に面しており自然も豊かです。

この記事では、旅行にぴったりな、そんな豊橋の人気観光スポットを19か所、どどっとご紹介します。メジャーな観光地だけでなく穴場情報も必見です。

調査員F

フォトジェニックな白い砂浜や、戦国時代の城跡からディープスポットまで、見どころがたくさんの豊橋で観光を楽しみましょう!

目次

のんほいパーク(豊橋総合動植物公園)

国内有数の総合公園、のんほいパークは、「動物園」「植物園」「自然史博物館」「遊園地」が一体になった複合施設。東三河エリアでも高い知名度を誇る王道スポットですね。

動物園の見どころは、自然に近い飼育環境の中で、ゾウやキリン、ライオンをはじめとする動物たちが、のびのびと過ごしている様子が見られる「行動展示」

調査員F

全国で初めて導入された、ホッキョクグマのダイビングが特に人気です。

そのほか、遊園地では14種類のアトラクション、植物園ではジャングル探検が楽しめる大温室などがあり、子供も大人も、広い園内で1日中楽しむことができます。

【関連記事】のんほいパークの詳しいレポートはこちら!

【豊橋市】のんほいパーク徹底レポート!デートにおすすめな楽しみ方を紹介

愛知県豊橋市の定番観光スポットといえばまず名前が挙がる「のんほいパーク(豊橋総合動植物公園)」。広大な敷地内に動物園・植物園・博物館・遊園地の4つのエリアが広…

のんほいパーク基本情報

  • 住所:豊橋市大岩町大穴1−238
  • アクセス:JR東海「二川駅」南口より徒歩約6分
  • 営業時間:9:00-16:30(入園は16:00まで)
  • 定休日:月曜日
  • 入園料:【大人】600円【小・中学生】100円

豊橋市自然史博物館

のんほいパーク内に位置する豊橋自然史博物館も、見どころが満載の観光スポットです。

特に恐竜ファンにはたまらない施設で、白亜紀のエドモントサウルスの実物化石や、実物大恐竜模型のある野外恐竜ランドなどは大興奮まちがいなし。

調査員F

最新鋭のレーザーシネマプロジェクターを導入した「大型映像」もあり、高さ10mの巨大スクリーンで恐竜などの大迫力映像が見られます!

豊橋自然史博物館基本情報

  • 住所:豊橋市大岩町字大穴1-238
  • アクセス:JR二川駅南口から徒歩約6分
  • 営業時間:9:00~16:30(入館は16:00まで)
  • 定休日:月曜日
  • 料金:【大人】600円【小・中学生】100円(のんほいパーク入園料)※特別展示、大型映像は別料金

水上ビル

豊橋駅前の大通り南側に立地する水上ビルは、東西に880m続く昔ながらの商店街(ビル群)です。3群に分けられたビルにはそれぞれアーケードが設置され、豊橋のまちなかの象徴として長く親しまれてきました。

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再開発によって移転した商店街が、土地がなく用水路上に建設するしかなかったことから、「水上ビルう」と呼ばれているのだそう!

真新しいビルでは見られないタイルや階段、さび付いたシャッターベース。この場所だけ、昭和を感じるレトロな空間が広がる水上ビルでは、毎月朝市も開催しています。

調査員O

朝市の賑わいの中で、空き店舗に店を出す人が増えたり、新たな交流の場所としても機能しているんですね!

レトロでノスタルジックなだけではなく、新旧様々なものが入り交じり、新たな風も吹く水上ビルへ足を運んでみては?

【関連記事】水上ビルをたべまろ調査員が徹底レポート!

【豊橋市】水上ビルと昭和レトロを彷徨う

豊橋駅からほど近くに建つ、東へ東へと伸びる長いビル群。通称「水上ビル」 見た目から年季が入ったビルであることが伺えますが、このビルは一体どんな建物なのか……

水上ビル基本情報

  • 住所:豊橋市東小田原町88
  • アクセス:JR豊橋駅から徒歩8分

路面電車

豊橋には、愛知県で唯一の路面電車が走っています。観光の足としてだけでなく、さまざまな企画で楽しめるイベント電車(企画電車)が人気です。

夏は「納涼ビール電車」(要予約)が運行し、路面電車に揺られながら、1時間半にわたって美味しいおつまみと生ビールが楽しめます。冬には、熱々のおでんが楽しめる冬の人気イベント「おでんしゃ」(要予約)が。

走る居酒屋で、穴場の豊橋を楽しんでみませんか?

豊橋路面電車 基本情報

  • 住所:豊橋市内
  • アクセス:豊橋駅から徒歩3分
  • 運行時間:初電5:00過ぎ、終電23:00過ぎ
  • 料金:【大人】180円【小人】90円

道の駅とよはし

豊橋の食と農業の魅力を発信し、ひととまちをつなぐ道の駅とよはし。農業が盛んで、名産品の多い豊橋の農産物や加工品を販売しています。

あぐりパーク食彩村
Tomateでは豊橋名物の「ヤマサちくわ」のできたてを味わえる

地元こだわりの食材を使った飲食店やショップが入る「Tomate(トマッテ)」や、旬の農産物を取りそろえる「あぐりパーク食彩村」があり、ショッピングを楽しめます。

調査員F

他にも、豊橋ならではの海や自然を活かしたアクティビティも開催。クルーザー体験や星空撮影会など、コンテンツも盛りだくさんです。

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愛知県の道の駅全調査、第二弾は「渥美半島4駅」をめぐります! 一般道にある、無料のパーキングスポット「道の駅」。 道の駅にはトイレや休憩所だけではなく、産直品…

道の駅とよはし 基本情報

  • 住所:豊橋市東七根町字一の沢113番地2
  • アクセス:豊橋駅から豊鉄バス豊橋技科大線「技科大前」下車。徒歩約8分
  • 営業時間:9:00~19:00(トイレ、インフォメーションは24時間利用可)
  • 定休日:年中無休(Tomate、あぐりパーク食彩村は水曜日)

有楽製菓 豊橋夢工場直営店

有楽製菓 豊橋夢工場は、「おいしさイナズマ級!」のコピーでおなじみのお菓子「ブラックサンダー」9割以上を製造しており、その聖地として知られています。

調査員F

フル稼働すれば、1日に70万本ものブラックサンダーを製造できるとのこと・・夢が溢れます!

併設された直営店では、期間限定品やご当地の限定ブラックサンダーを買うことができたり、ブラックサンダーの詰め放題ができたりします。家族でも友達と来ても大興奮なブラックサンダーの楽園に、足を運んでみては?

有楽製菓 豊橋夢工場直営店 基本情報

  • 住所:豊橋市原町蔵社88
  • アクセス:JR東海道本線「新所原」駅からタクシーで約7分
  • 営業時間:10:00~17:00
  • 定休日:不定休

大正庵

豊橋市内のおすすめグルメ、レストランの紹介です。田原街道沿いにある大正庵は、国産小麦など素材にこだわったうどんやそばがいただけるうどん屋さん。

濃厚でスパイシーな「豊橋カレーうどん」や、花がつおがどっさりと盛られた優しい味の「にかけうどん」など、豊橋市のご当地グルメが食べられます!

豊橋カレーうどん

豊橋市は愛知県の南東部に位置している、三河地方の中心となる都市です。県の中核市にも指定されており、人口は県内第5位となる約37万人にものぼります。 市の東は静…

100%自家製のもちもち麺とご当地グルメをぜひ味わってみてください。

大正庵

5.0
90
  • 豊橋カレーうどん
  • 豊橋市
  • 柳生橋駅

Shop information

店名
大正庵
住所
〒440-0877 愛知県豊橋市南松山町121-2
最寄駅
柳生橋駅
電話番号
0532-52-5638
営業時間
[火~土・祝] 11:00~14:30(L.O.14:00) 17:00~20:30(L.O.20:00) [日曜日] 11:00~14:30(L.O.14:00) 17:00~19:30(L.O.19:00) [月曜祝日] 11:00~14:30(L.O.14:00)
定休日
月曜日(祝日の場合、翌日振替休業)

情報は掲載時点の情報です。最新の情報は店舗へお尋ねください。

ヤマサちくわ 本店

豊橋市魚町にある練り物専門店。豊橋名物として知られている「ヤマサのちくわ」を購入することができます。

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もともと、豊富な海の幸に恵まれたこの地域では魚の売り買いが盛んにおこなわれ、「魚町」と呼ばれるようになったそうですよ!

グチやエソ、ハモを中心に新鮮な魚を使用し、職人が丁寧に焼き上げたちくわ、かまぼこはまさに絶品です。本店限定商品の「ホタテ入り焼蒲鉾」も人気で見逃せません。

ヤマサちくわ 本店 基本情報

  • 住所:豊橋市魚町97
  • アクセス:豊橋駅から徒歩15分
  • 営業時間:7:00-20:00
  • 定休日:年中無休

株式会社豊橋魚市場

豊橋魚市場は、一般の人も立ち寄れる地域の市場です。毎朝、蒲郡や渥美から水揚げされた魚や、中央卸売市場から届く鮮魚から届き、競り落とされたものが仲店へ。

カフェ「おひさま」では土曜限定で新鮮な海鮮丼がいただけます。また毎月第2・第4土曜には一般の方が参加でき、お得に商品が買える「わくわく素人ゼリ」なども行われます。

株式会社豊橋魚市場 基本情報

  • 住所:豊橋市下五井町青木110
  • アクセス:JR小坂井駅から徒歩15分
  • 営業時間:早朝〜10:00
  • 定休日:不定休

葦毛湿原

葦毛(いもう)湿原は、国指定の天然記念物でありながら市街地の近くに位置し、手軽に行けるハイキングコースとして人気があります。

湿地の面積はおよそ3.2haで、国内最大級の湧水湿地として知られています。湿性の貴重な植物や高山植物が見られ、中には食虫植物も自生しています。

日常の喧騒を離れ、鳥の声に耳を傾けながら、「東海のミニ尾瀬」とも呼ばれる美しい自然を満喫してはいかがでしょうか。

葦毛湿原 基本情報

  • 住所:豊橋市岩崎町長尾
  • アクセス:東名高速道路「豊川IC」から車で約30分
  • 駐車場:あり

豊橋市二川宿本陣資料館

【最新情報】二川宿本陣資料館は施設リニューアルのため令和6(2024)年1月9日(火)~11月2日(土)まで全面休館しています。

江戸時代、東海道五十三次33番目の宿場として置かれた二川宿には、現在も当時の町割りが残り、かつての宿場町の面影が感じられます。

本陣資料館には、東海道を行く旅人の様子が分かる「浮世絵」「道中記」、大名行列の史料などが常設展示されているほか、江戸時代にまつわる企画展も開催され人気を集めています。

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保存された二川宿本陣を見ることもでき、まさに江戸時代にタイムスリップしたような感覚が味わえます。

体験コーナーには「浮世絵刷り」や「双六(すごろく)」などがあり、江戸時代の遊びや生活が楽しく学べる施設になっています。

豊橋市二川宿本陣資料館 基本情報

  • 住所:豊橋市二川町中町65
  • アクセス:JR『二川駅』北口下車徒歩15分
  • 営業時間:9:00-17:00(入館16:30まで)
  • 定休日:月曜日
  • 入場料金:【一般】400円【小中高生】100円

伊古部海岸

伊古部海岸は、浜名湖から渥美半島の伊良湖岬までつながる、表浜と呼ばれる巨大な海岸線の一部。どこまでも続く水平線が美しく、天気のいい夜には天の川も見られる絶景スポットです。

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連続テレビ小説「エール」のオープニング映像にも使われた水平線が美しい海岸で、アカウミガメの産卵地としても知られていますね。

また、ドラマのロケ地になった記念として吹き出しのような真っ白なオブジェが建てられています。撮影スポットとして人気を集めているので、ぜひ写真を撮ってみてくださいね。

伊古部海岸 基本情報

  • 住所:豊橋市伊古部町枇杷ケ谷57
  • アクセス:豊橋東バイパス「細谷IC」から約25分
  • 駐車場:あり(80台)

岩屋緑地

大蔵山と岩屋山に囲まれた岩屋緑地は、ハイキングに最適な穴場スポット。整備された遊歩道を登ると、360°の大パノラマが楽しめる展望台があります。

西側にある大岩寺の岩屋観音も見どころで、山頂から東海道を見守っています。

他にも、敷地内には世界中の鉱物が集まった豊橋市地下資源館、プラネタリウムが楽しめる豊橋市視聴覚教育センターもあり、家族連れにも楽しい緑地公園ですよ。

岩屋緑地 基本情報

  • 住所:愛知県豊橋市大岩町字火打坂
  • アクセス:JR二川駅から徒歩10分
  • 駐車場:あり

普門寺

普門寺は、豊橋では通称「紅葉寺」とも呼ばれている紅葉の名所。山々に囲まれた高野山真言宗の寺院で、大自然と歴史が同時に満喫できます。

保有数は市内最多を誇る仏像や古文書、工芸品を楽しむもよし、秋には紅葉、夏には紫陽花が美しい境内をお散歩するもよしの古刹です!

岩屋緑地 基本情報

  • 住所:愛知県豊橋市大岩町字火打坂
  • アクセス:JR二川駅から徒歩10分
  • 駐車場:あり

豊橋ハリストス正教会

城と緑の可愛らしい外観が特徴の豊橋ハリストス正教会。玄関の上には八角形の鐘楼がそびえる美しい木造建築です。

大正2年に建てられた聖堂は、県内の現存する正教会の中では最古の聖堂。当時の貴重な文献や美術品が残り、国の重要文化財にも指定されています。

調査員F

ハリストスはギリシャ語でキリストを指すそうです!

聖堂の内部には、日本初のイコン画家「山下りん」によるイコンが掲げられており、見どころの一つになっています。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                現在は修繕作業が行われており、2024年6月(予定)まで見学はできません。外観のみであれば見学は可能です。

豊橋ハリストス正教会 基本情報

  • 住所:豊橋市八町通3丁目15 
  • アクセス:市電「市役所前」駅から徒歩約3分                              

豊橋祇園祭

豊橋の夏の風物詩といえば、吉田神社の祭礼、豊橋祇園祭です。7月第3週の金、土、日の3日間行われ、梅雨明けと夏の訪れを感じさせる祭典になっています。

江戸時代から「三州吉田の花火祭り」として親しまれている花火大会で、三河伝統の手筒花火は吉田神社に奉納されたことが始まりといわれています。

金曜には吉田神社で「手筒花火の奉納」があり、土曜は「仕掛け花火」や「スターマイン」などの打ち上げ花火、日曜は「例祭」や「神輿渡御」が執り行われます。

豊橋祇園祭 基本情報

  • 住所:豊橋市関屋町2番地(吉田神社)
  • アクセス:市電「札木」駅から徒歩約10分

吉田城

吉田城は、戦乱の時代に最前線基地として建てられ、江戸時代には東海道の要衝となった城です。

吉田城址は現在の豊橋公園内にあり、豊橋美術博物館や市民プールと合わせて、市民の憩いの場として親しまれています。

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遊具や芝生広場もあるので、週末にピクニックで訪れてのんびりするのもオススメ!

歴代城主のうち「池田氏」「牧野氏」「大河内氏」「酒井氏」「深溝氏」の家紋がデザインされた5種類の御城印が手に入ります。

※美術博物館の休館に伴い、現在「御城印」は豊橋市役所と三の丸会館で販売されています。

吉田城 基本情報

  • 住所:豊橋市今橋町3
  • アクセス:市電「市役所前」駅または「豊橋公園前」駅から徒歩約3分
  • 駐車場:あり(豊橋公園内駐車場)
  • 営業時間:内部公開 10:00-15:00(月曜定休)
  • 定休日:月曜日
  • 料金:無料

豊橋競輪場

昭和24年に開設された、中部地方初の競輪場です。走路一周の長さは400mで、競輪場を取り囲んで設置されたスタンドは、一部2階建てになっています。

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正門から案内所にいたるまで、昭和レトロな雰囲気がたまりません。ご当地グルメが楽しめる売店も昭和にタイムスリップしたような店構えです。

穴場のレトロな観光地で、名物の「どて煮」「焼き鳥」などを食べながら、迫力のあるレースを観戦してみてはいかがでしょうか。

豊橋競輪場 基本情報

  • 住所:豊橋市東田町87
  • アクセス:豊橋駅から路面電車乗車→「競輪場前駅」下車 徒歩約8分
  • 駐車場:あり 1300台
  • 開門時間:10:00
  • 料金:入場無料

賀茂しょうぶ園

賀茂しょうぶ園は、園内に約300種3万7000株ものハナショウブが咲きそろう名所です。ハナショウブは、色彩の魔術師といわれており、代表的な江戸系、伊勢系、肥後系だけでも様々な姿を見せてくれます。

5月から6月にかけては花しょうぶまつりが行われ、夜にはライトアップが。普段とは違う、幻想的な空間でみやびな花しょうぶの美しさを体感できます。

賀茂しょうぶ園 基本情報

  • 住所:豊橋市伊古部町枇杷ケ谷57
  • アクセス:JR東海道新幹線豊橋駅から豊鉄バス金沢線江島下行きで35分、照山下車、徒歩10分
  • 駐車場:あり
  • 料金:無料

人気の観光地で豊橋を満喫

いかがでしたでしょうか。豊かな自然と温暖な気候に恵まれた豊橋市には、魅力的な観光スポットがたくさんあります。

ぜひおでかけの際は、人気の観光スポットに足を運んで、豊橋の魅力を満喫してください!