都心には近代的な建物やビルが多い愛知県ですが、昔ながらの古い町並みが残されている地域もまだたくさんあります。

ノスタルジックな雰囲気の町を歩けば、いつもと違う愛知を見つけることができるでしょう。着物を着て散策すると、さらに気分が盛り上がるのでおすすめです!

この記事では、愛知県内の魅力的な古い町並みを8か所ご紹介します。ぜひ足を運んで、レトロなまち歩きを楽しんでください。

目次

四間道町並み保存地区(名古屋市)

近代的な名古屋駅のすぐ近くに、江戸時代のはじめに作られたという四間道(しけみち)の町並みが保存されています。

民家の屋根や軒下には「屋根神様」と呼ばれる祠が据えられており、尾張地方と、岐阜の一部で見られる地域の信仰の文化を感じることができます。

城壁の土蔵が石垣の上に建ち並ぶ四間道一帯では、現在70を超える店舗が営業しており、おしゃれなカフェやショップが軒を連ねる人気の観光スポットです。

四間道 基本情報

  • 場所:〒451-0042 名古屋市西区那古野1丁目
  • アクセス:桜通線「国際センター」駅から徒歩約5分
  • 公式HP:http://shikemichikaiwai.jp

有松町並み保存地区(名古屋市)

絞り染めの産地として知られる有松には、江戸時代の古い町並みが残されており、国の重要伝統的建造物群保存地区として当時の景観が守られています。

有松・鳴海絞りの体験ができる工房もたくさんあり、職人の手ほどきを受けながら、ハンカチや手ぬぐいに伝統の絞り染めを施した、オリジナルアイテムが作れると人気があります。

有松絞りを「着て」「見て」楽しめる「有松絞りまつり」や、迫力の山車曳きが見られる「有松天満社秋季大祭」にも毎年多くの人が訪れています。

有松町並み保存地区 基本情報

  • 場所:〒458-0924 名古屋市緑区有松
  • アクセス:名古屋第二環状自動車道「有松IC」からすぐ

足助の町並み(豊田市)

人気の絶景スポット「香嵐渓」の近くにある足助地区は、江戸時代から伝承される町並みが2㎞にわたって続き、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

「足を助ける神様」として知られる「足助八幡宮」や、さまざまな釜が祀られているという一風変わった「お釜稲荷」は、パワースポットとして人気があります。

足助の町並みで最も美しいといわれる「マンリン小路」には、蔵を改装した本屋があり、喫茶店スペースは、散策中ひと休みするのにぴったりです。

足助の町並み 基本情報

  • 場所:〒444-2424 豊田市足助町本町20
  • アクセス:猿投グリーンロード「力石IC」から約15分
  • 公式HP:http://asuke.info/judenken

岡田地区(知多市)

son岡田

江戸時代から昭和にかけて「知多木綿」の名産地として栄えた岡田地区には、木綿事業の栄華を思わせる立派な蔵や商家の邸宅が点在しています。

明治35(1902)年に建てられた「知多岡田簡易郵便局」は、登録有形文化財でありながら、今も現役で活躍する郵便局です。

伝統の機織り機で織物体験ができる工房も人気の観光スポットで、コースターやランチョンマットなど、オリジナルの知多木綿グッズが作れます。

調査員F

レトロなまちなみに老若男女が集い、新たな交流やカルチャーが生まれる場所として、新たな施設「SoN」も話題となっています。

岡田地区 基本情報

犬山城下町(犬山市)

国宝「犬山城」は、城と城下町が一体となった「総構え」と呼ばれる城郭構造で、城下には当時の町割りがそのまま残されています。

おひざもとの「犬山城下町」は「尾張の小京都」とも呼ばれており、レトロな町並みの中におしゃれな飲食店が多いことから、インスタ映えする観光地として人気を集めています。

着物で街を散策したり、人力車に乗ったりといった体験ができるほか、犬山グルメの食べ歩きも楽しめるなど、盛りだくさんの1日が過ごせる人気の城下町です。

犬山城下町 基本情報

やきもの散歩道(常滑市)

やきもの散歩道は、小高い丘にある常滑の人気観光スポットです。やきもので覆われた壁や石垣が続き、迷路のような小路が楽しめます。

やきもの散歩道にある登窯は、明治20(1887)年頃に築かれ、国の重要有形民俗文化財に指定される国内最大級の登窯です。

陶芸体験やカフェ巡りが人気をあつめており、工場や古民家を改装したおしゃれなショップで、常滑焼きの陶器や雑貨、地元産食材を使ったグルメなどが楽しめます。

やきもの散歩道 基本情報

  • 場所:〒479-0836 常滑市栄町
  • アクセス:知多横断道路「常滑IC」から約5分
  • 公式HP:http://tokonamesanpo.jp

八丁蔵通り(岡崎市)

黒い板張りと漆喰の白い壁のコントラストが美しい蔵屋敷が並ぶ「八丁蔵通り」は、連続テレビ小説「純情きらり」の舞台にもなった八丁味噌の生産地です。

今でも江戸時代と変わらぬ製法で八丁味噌が作られており、歴史と文化を感じられる町並みを歩くだけでなく、味噌づくりを見学することもできます。

カクキュー八丁味噌が運営する「八丁味噌の郷」のお食事処では、八丁味噌を使ったご当地グルメやスイーツが味わえます。

八丁蔵通り 基本情報

半田運河蔵の町(半田市)

醸造業が盛んな半田市には、江戸時代に開かれた運河に沿って黒板囲いの蔵が立ち並ぶ風景が残されています。

周辺には江戸から明治にかけての建築が混在し、豪商の邸宅であった日本家屋や、明治に建てられた洋館など、歴史を感じる建物を見ることができます。

日本で唯一の酢の博物館「MIZKAN MUSEUM(ミツカンミュージアム)」も人気があり、江戸時代のお酢造りの様子が学べたり、運搬に使用されていた約20mの船で当時の航海を体験できたりと見どころのある施設になっています。

半田運河蔵の町 基本情報

愛知のレトロな町並みを散策しよう

愛知には、蔵や商家が立ち並ぶ町並みや、歴史ある城下町が数多く残されています。

そこでしかできない体験やカフェ巡り、食べ歩きなどを楽しみながらレトロな町並みを散策しましょう。