「ベトコンラーメン」という、独特なネーミング、あまり聞き慣れないという方もいらっしゃるかもしれません。「ベトコンラーメン」は愛知県一宮市または岐阜県岐阜市が発祥であるといわれており、東海圏を中心に親しまれているご当地ラーメンです。

東海圏にお住いの方でしたら、食べたことがあるという方も多いかと思いますが、全国的に展開されているグルメではないため、べトコンラーメンについてご存じでない方も沢山いらっしゃるかと思います。

今回はそんなベトコンラーメンの特徴や、誕生のきっかけ、インパクト大のネーミングの由来まで幅広くご紹介していきます!

目次

東海名物「ベトコンラーメン」はどんな食べ物!?

ベトコンラーメンは、鶏ガラ&豚骨ベースのスープに、麺、たっぷりのニンニク、ニラやネギ、もやしなどの野菜を唐辛子で炒めた具材を入れたラーメンです。具材のニンニクは粒のまま調理されることが多いですが、粗めに砕く場合もあります。

また、具材に肉類を使用したり、味噌や醤油、塩などのスープで提供されている店舗もあり、お店によってそれぞれ違った味が用意されています。

例を挙げると、元祖ベトコンラーメン店として知られている「新京」は、暖簾分けスタイルの営業をしている為、各店舗によりメニューに特色があり、その味は様々です。

愛知県 ベトコンラーメン発祥の店 新京/公式ホームページ

愛知県「ベトコンラーメン」発祥の店「新京」の公式サイトです。元気モリモリ、スタミナ バッチリになれるベトコンラーメン(ベストコンディションラーメン)を是非ご賞味ください!

Shop information

店名
新京名古屋伏見店
住所
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2-9-5 東海ビルB1F
最寄駅
名古屋市営地下鉄東山線・鶴舞線「伏見駅」5番出口より徒歩1分
営業時間
11:30~14:00(料理L.O.13:40)、17:30~22:00(料理L.O.21:30)
定休日
日曜日・祝日

情報は掲載時点の情報です。最新の情報は店舗へお尋ねください。

様々な特色が楽しめるべトコンラーメン!

既に基本のベトコンラーメンを食べたことのある方でも、色々な店舗で食べ比べてみるという楽しみ方もできるのが魅力です。上記以外にも、ベトコンラーメンの辛み抜き、ニンニク抜きといったメニューもあり、辛さが苦手な方や、ニンニクに抵抗のある方にも食べやすい工夫をしている店舗もあります。

また、「ベトコンヘッド」という麺を抜いた具材のみの一品料理なども提供されていることもあり、糖質制限中の方やお酒のおつまみとしても最適です。

また、ベトコンラーメンがベースとなったベトコン焼きそばや、ベトコンライス、ベトコンスープなどといったアレンジメニューが考案されることもあるようです。このように基本のベトコンラーメンからアイディアが広がり、豊富なメニューも生み出されています。
※メニューは店舗により異なり、また変更する可能性もありますので詳しくは各店舗にお問い合わせください。    

岐阜県が発祥という説も!?

愛知県一宮市が発祥の地とされているベトコンラーメンですが、実は岐阜県にもベトコンラーメン元祖と呼ばれるお店が存在しています。その名も「麺食 香楽」。 ベトコンラーメンの提供を始めたのは1975年頃からだそうです。ベースのスープは醤油、味噌、塩の3種があり、好みの味を選ぶことができます。もともと人気店ですが、有名人も来店するなど話題性もあり、更なる人気を呼んでいるラーメン店です。

香楽 食べログ

岐阜県岐阜市の味噌べトコンラーメンの有名店です。大物有名人が来店していることでも話題になっています!

Shop information

店名
麺食 香楽
住所
〒501-1151 岐阜県岐阜市川部2-64
最寄駅
岐阜バス「 川部バス停」より徒歩2分
営業時間
11:00~13:30(L.O.) 17:00~19:30(L.O.)(いずれもなくなり次第終了)
定休日
水曜日(祝日の場合は翌日)

情報は掲載時点の情報です。最新の情報は店舗へお尋ねください。

ベトコンラーメン誕生のきっかけ

新京のベトコンラーメン 伏見店にて撮影

ベトコンラーメン発祥の店とされる愛知県一宮市で創業した「新京」。ベトコンラーメンが誕生したきっかけは、当時の店主が疲労と湿気による食欲不振で体調不良になった際に、当時調理を担当していた従業員がニンニクと唐辛子の入ったラーメンを振舞ったことだそうです。

それは満州出身の店主にとって懐かしい味であり、食欲がないときでも食べられて元気の出るものでした。体調がすぐれないときや疲労が溜まっているときに賄いとして食べていたそうです。そこから、「この元気の出るラーメンをお客様にも提供したい」と考えたことが始まりでした。

そして、メニュー化ができるように考案をして完成したメニューが、正に現在のベトコンラーメンなのです。

実際に、疲れが溜まっているときや、風邪気味のときに来店するお客様も多く、ベトコンラーメンは元気を出したい時に食べたくなるラーメンとして人々に愛されるようになりました。

「ベトコンラーメン」と呼ばれる理由とは

新京のベトコンラーメン 伏見店にて撮影

「ベトコンラーメン」という名は、「ベストコンディションラーメン」の略が由来とされています。

新京の初代店主が、「お客様にもこれを食べて元気に笑顔になっていただきたい!」と考案した甲斐もあり、お客様からは「ベトコンラーメンを食べると体の調子が良くなる」と言われていたそうです。

そこに着目をし、食べるとベストコンディションになるから略して「ベトコン」と名付けられました。 そんなユニークなネーミングの由来ですが、実はもともとの由来は全く違うものだったそうです。次に、その由来の秘密について語っていきます。

名前の由来の秘話

「ベストコンディションラーメン」から名付けられたとされるベトコンラーメン。実はもともとの由来は全く違ったものでした。

ベトコンラーメンが誕生した当時は、なんとベトナム戦争の真っ只中。その為、ベトナム戦争で勇ましく戦う兵士をイメージし、ベトコンラーメンと名付けられたそうなのです!

しかし、悲惨なベトナム戦争がラーメンの由来となるとイメージが良くはないため、後から現在の由来である「ベストコンディションラーメンの略」に変更したのだそう。今ではすっかりベトコンラーメン=ベストコンディションラーメンの略ということが定着しています。    

ご当地グルメ「べトコンラーメン」をぜひ食べてみよう!

誕生以来、「食べると元気が出て調子が良くなる!」と言われ、約50年以上も愛され続けてきたベトコンラーメン。

まだその味を知らないという方は、これを機会に食べてみてください。元気を出したい時や、風邪気味の時、スタミナをつけたい時などは特におすすめをしたい一宮発のベトコンラーメン。これを食べればパワーがみなぎり、笑顔になれること間違いなしです!