地下鉄東山線・伏見駅の改札を出てすぐ、ふと足を踏み入れると広がる「伏見地下街」。1957年(昭和32年)開業、全長240メートルにおよぶ名古屋最古の地下街のひとつとして知られるディープスポットです。

今回のコラムでは、伏見地下街を愛する調査員が厳選した「絶対に外せない6店舗」をご紹介。昭和レトロな喫茶店から本格アメリカンバーガー、日本酒の名店まで、ハシゴ酒・昼飲み・モーニングまで幅広いラインナップでお届けします。

目次

伏見地下街ってどんなところ?

伏見地下街は、1957年に竣工した名古屋でも屈指の歴史を誇る地下街です。地下鉄東山線「伏見駅」の東改札口から錦通本町方面まで、全長240メートルにわたって一直線に伸びる通路の両側に、約40店舗のお店がぎっしりと軒を連ねています。

天井は低く、レトロな看板や手書きのメニュー、年季の入った提灯など、昭和の空気がそのまま残るこの場所は、近年、若い世代やインバウンド観光客の間でも「映えるディープスポット」として注目を集めるようになりました。立ち呑みスタイルの酒場が多く、一軒あたりの滞在時間が短いため、ハシゴ酒にぴったり。財布にやさしく、一人でもふらっと入れる気軽さも魅力です。

なるしー

それでは、伏見地下街のオススメのお店を見ていきましょう!

「びーんず」昭和歌謡が流れるレトロ喫茶

伏見地下街のほぼ中央、10~12コマ目に店を構える「びーんず」は、昭和の雰囲気をそのままに残した愛煙家にも嬉しい喫茶店。店内には昭和歌謡やロックのレコードが流れ、まるでタイムスリップしたかのような心地よい空気に包まれます。

びーんずの看板メニューといえば、名古屋のB級グルメとしておなじみ「鉄板イタリアン」。アツアツの鉄板の上で卵がジュージューと音を立て、その下から現れる極太のナポリタンは圧巻のボリューム。さらに「鉄板ワイルド大盛」など、ガッツリ系のパスタもファンの心を掴んで離しません。ベーコンピラフなどの懐かしい洋食メニューも揃い、ランチタイムには900円前後でスープ&コーヒー付きのお得なセットが楽しめます。

なるしー

モーニングも種類豊富で、朝の伏見地下街散策のスタートにもうってつけ。レトロな空間で味わう一杯のコーヒーは、慌ただしい都会の朝をやさしくほぐしてくれます。

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店名
びーんず
住所
〒460-0003 名古屋市中区錦2-13-14
最寄駅
地下鉄鶴舞線・東山線「伏見」駅
営業時間
7:00~14:00
定休日
土・日曜日

情報は掲載時点の情報です。最新の情報は店舗へお尋ねください。

「酒津屋 伏見店」昼呑みの聖地でせんべろを満喫

栄の地下街「森の地下街」に本店を構える老舗大衆食堂「酒津屋」の姉妹店として、伏見地下街に灯を点しているのが「酒津屋 伏見店」。早い時間から提灯に火が入り、開店から閉店まで通しで営業しているため、昼から呑める伏見地下街を象徴する一軒です。

人気の理由は、なんといっても揚げたての串揚げと、じっくり煮込まれたおでん。サクッと軽い衣の串揚げは、ビールにも日本酒にも合う鉄板のアテ。冬場はもちろん、一年を通して味わえるおでんは、出汁がしっかり染みた大根や玉子が絶品です。

名物のエビカツ

注目したいのは、お得感満載の「せんべろセット」。ドリンクとおつまみがセットになって財布にやさしく、ちょっと一杯のつもりが、ついつい長居してしまうこと請け合い。カウンターと外のテーブル席があり、店外の席で地下街を行き交う人々を眺めながらの一杯は格別です。

なるしー

金・土のみの営業となるので注意!

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店名
酒津屋 伏見店
住所
〒460-0003 名古屋市中区錦2-13-24
最寄駅
地下鉄鶴舞線・東山線「伏見」駅
営業時間
11:00~22:30
定休日
月・火・水・木・日曜日

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「ハンサムバーガー」食べログ百名店にも輝く本格アメリカンバーガー

レトロな地下街にあって、ひときわ異彩を放つのが「ハンサムバーガー(HANDSOME BURGER)」。なんと食べログ「ハンバーガー百名店」にも選出された実力派で、本場アメリカンスタイルのジューシーなバーガーがリーズナブルに味わえる人気店です。

ポテトとドリンクがつく「HANDSOME COMBO」

ジューシーなビーフパティに、シャキッとした新鮮野菜、香ばしく焼き上げられたバンズをひと口頬張れば、肉汁とソースが口の中で混ざり合い、思わず笑みがこぼれます。テイクアウトに便利な「ハンバーガー&ポテトセット」もあり、地下街を散策しながら、あるいはオフィスでのランチにと、使い方も自由自在。

昭和レトロな空間に突如現れるアメリカンな世界観のギャップが、また伏見地下街らしい面白さ。ランチタイムは行列必至の人気店なので、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。

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店名
HANDSOME BURGER
住所
〒460-0003 名古屋市中区錦2-13-24 伏見地下街39-40
最寄駅
地下鉄鶴舞線・東山線「伏見」駅
営業時間
【火・水・木・土】11:00~15:00 【金】11:00~19:00
定休日
日・月曜日

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「伏見珈琲館」朝7時open!昭和の時間が流れる名物喫茶

「伏見珈琲館」は、伏見地下街の中でも長い歴史を持つ老舗喫茶店。朝7時から営業しているため、出勤前のモーニングや、早朝に名古屋に到着した旅行者の最初の一杯にもぴったりの一軒です。

コーヒー代のみでいただけるモーニングセット

店内に一歩足を踏み入れれば、そこは昭和の喫茶文化が息づく空間。香り高い珈琲と、手作りのサンドイッチが看板メニューで、シンプルながらも丁寧に作られた一品一品が、ホッと心を落ち着かせてくれます。喫煙可能なため、昔ながらの「喫茶店でゆっくり一服」を楽しみたい方にもおすすめ。

ドリンク代のみで楽しめるリーズナブルなモーニングは、地元のサラリーマンや常連客に長年愛され続けている伏見地下街の朝の風物詩。日曜・祝日は定休なので、訪問の際はご注意を。

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店名
伏見珈琲館
住所
〒460-0003 名古屋市中区錦2-13-24伏見地下街
最寄駅
地下鉄鶴舞線・東山線「伏見」駅
営業時間
7:30~15:00
定休日
日曜日

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「Shusendo酒場 TALK2U」クラフトビールと日本酒角打ちが魅力

日本酒好きなら絶対に外せないのが「Shusendo酒場 TALK2U」。名古屋の老舗酒販店「酒泉洞堀一」が手掛ける直営の角打ちスタイル酒場で、酒のプロが全国から厳選した日本酒とクラフトビールを、気軽にカジュアルに楽しめる空間です。

クラフトビールは8種類以上を用意。クラフトビールとおつまみがついて1,000円でいただけるせんべろセットもあるので、まずはこれを頼んでみるのがおすすめです。明るく開放的なバルスタイルの店内は、初心者でも入りやすい雰囲気なのも〇。

気に入ったお酒があれば、隣接する酒販店「Shusendo Mini」で約280種類の日本酒の中から購入も可能。飲んで、買って帰れる、日本酒ファンにはたまらないお店です。

なるしー

土曜日はお昼から営業しているので昼のみも◎

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店名
Shusendo酒場 TALK2U
住所
〒460-0003 名古屋市中区錦2-13-24 伏見地下街
最寄駅
地下鉄鶴舞線・東山線「伏見」駅
営業時間
【火・水・木・金】16:00~22:00 【土】13:00~21:00
定休日
日・月曜日、祝日

情報は掲載時点の情報です。最新の情報は店舗へお尋ねください。

「宵月夜」ランチも美味しい日本酒好き必見の名店

伏見地下街のB階段とC階段の中間付近、白い暖簾が目印の「宵月夜(よいづきよ)」は、純米酒にこだわった日本酒の品揃えがなんと60種類以上という、まさに日本酒好きの聖地。新政、花陽浴、而今、醸し人九平次といった、なかなかお目にかかれない稀少酒まで豊富にラインナップされています。

冷蔵庫にずらりと並ぶ日本酒の瓶を眺めるだけでも、思わず胸が高鳴る光景。お得な「千ベロセット(税込1,100円)」では、ドリンクとおまかせおばんざいの組み合わせが選べ、660円以下の日本酒なら自由にチョイス可能。さらに本気で飲みたい日には「純米酒飲み放題(30分1,650円~)」という、日本酒ファン垂涎のメニューも用意されています。

籠御膳

ランチ利用もでき、1,000円ポッキリで贅沢居酒屋ランチがいただけます。籠に入った御膳で、名物の牛すじ大根やお刺身を楽しめますよ。

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店名
宵月夜 伏見店
住所
〒460-0003 名古屋市中区錦2-13-24
最寄駅
地下鉄鶴舞線・東山線「伏見」駅
営業時間
11:30~13:30 17:00~23:00 ※土曜日のみ15:00~通し営業
定休日
日曜日

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伏見地下街の歩き方とアクセス

改札と地下鉄電車を眺めながら立ち呑みも

伏見地下街へのアクセスは、地下鉄東山線・鶴舞線「伏見駅」の東改札口を出てすぐ。雨の日でも濡れずに到着できるのが地下街の最大の魅力です。栄エリアからも徒歩圏内で、名古屋観光の合間に立ち寄れるロケーションも便利。

ハシゴ酒を楽しむなら、改札に近い西側エリアからスタートして東側へ向かうのがおすすめのルート。立ち呑み中心のお店が多いため、1軒30分~1時間程度で2~3軒巡るのが、ちょうどよいペース配分。

なるしー

朝は「伏見珈琲館」でモーニング、ランチは「びーんず」や「ハンサムバーガー」、夕方からは「酒津屋」で一杯、夜は「宵月夜」や「Shusendo酒場」で日本酒を堪能…とどの時間に行ってもそれぞれ違った楽しみ方ができるのが嬉しいところ!

伏見地下で昭和の薫りと美味しいお酒に酔いしれよう

いかがでしたでしょうか。

名古屋最古の地下街「伏見地下街」は、ただ古いだけの場所ではありません。昭和から受け継がれてきた懐かしい空気の中に、本格バーガーや日本酒の名店、老舗喫茶など、新旧入り混じった魅力的なお店がぎっしりと詰まった、まさに「歩いて、食べて、飲んで楽しむ」ためのワンダーランド。

名古屋観光の定番である名古屋城や熱田神宮もいいですが、もっとディープな名古屋を味わいたいなら、ぜひ一度、伏見地下街に足を運んでみてください。提灯の灯りに導かれて暖簾をくぐれば、そこにはきっと、忘れられない一杯と一皿が待っているはずです。