寒い冬が終わると同時に、暖かな日差しの中で咲き誇る梅の花。愛知に春の訪れを告げる梅の季節が今年もやってきます。
本記事では、2025年に開催される愛知の梅まつり・梅の名所を特集。色とりどりの花が競うように咲き誇る梅まつりに足を運んで、春の息吹を感じてみてはいかがでしょうか?
目次
2025年の梅の開花時期はいつ?
開花とともに春を告げる花として知られ、古くから日本人に愛されてきた「梅」。梅の開花時期は地域によって異なりますが、一般的に南の地域ほど開花が早く、北に行くほど開花が遅くなります。
例年の開花時期から予測すると、2025年の愛知県での梅開花時期は、2月中旬~3月中旬となりそうです。
梅の見頃時期は?
梅の花を最も美しく見られるタイミングは、一般的に咲き始めの5分咲き~7分咲きあたりといわれています。
梅の花は咲き始めの方が花びらのひとつひとつが色濃く美しいためです。時間帯は、花がみずみずしく新鮮に輝く朝がおすすめ。梅見に出かける際には、ぜひ見頃を逃さないようにしてくださいね。
【2025年】愛知の梅まつり・梅の名所12選
愛知で2025年に開催されるおすすめの梅まつり・梅の名所は以下の通りです。12か所のうち、2か所が梅の名所、10か所が梅まつりのご紹介になっています。イベント情報も記載しているので、旅行やおでかけの際の参考にどうぞ!知で2025年に開催されるおすすめの梅まつり・梅の名所は以下の通りです。12か所のうち、2か所が梅の名所、10か所が梅まつりのご紹介になっています。イベント情報も記載しているので、旅行やおでかけの際の参考にどうぞ!
- 【名古屋市】名古屋市農業センターdelaふぁーむ しだれ梅まつり2024
- 【名古屋市】大高緑地 花梅まつり
- 【名古屋市】東谷山フルーツパーク ウメ園
- 【一宮市】萬葉公園 梅苑
- 【稲沢市】いなざわ梅まつり
- 【江南市】フラワーパーク江南 香りの庭
- 【知多市】第33回佐布里池梅まつり
- 【岡崎市】岩津天満宮 梅まつり
- 【豊田市】平芝公園梅まつり
- 【豊川市】赤塚山公園 梅まつり
- 【豊橋市】向山緑地内梅林園 春まつり(うめ)
- 【新城市】川売の梅花まつり
【名古屋市】名古屋市農業センターdelaふぁーむ しだれ梅まつり
「名古屋市名古屋市農業センターdelaふぁーむ」は、国内有数の規模を誇るしだれ梅12品種約700本が園内に咲き誇る全国有数のしだれ梅の名所として知られています。2023年10月にリニューアルオープンしました。
見頃の時期には「しだれ梅まつり」が開催されます。色とりどりの梅の花を鑑賞しながら、朝市や青空市、ステージイベントなども楽しめてオススメです!
調査員F
2025年の開催情報は未定のため、発表次第追記します。
名古屋市農業センターdelaふぁーむ しだれ梅まつり 詳細情報
- 梅の見頃:2月下旬から3月中旬
- 開催期間:2025年は未定
- 住所:名古屋市天白区天白町平針黒石2872-3(名古屋市農業センターdelaふぁーむ)
- アクセス:名古屋第二環状自動車道「植田IC」より車で約10分
- 駐車場:計224台(しだれ梅まつり期間中は有料、1000円)
- 定休日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
- 料金:入園無料
【名古屋市】大高緑地 花梅まつり
園内に15種類・約400本もの梅の木が植えられている名古屋市緑区の「大高緑地」では、2月下旬~3月中旬の見頃に合わせて梅まつりが開催。紅白や薄紫色が混ざりあった色とりどりの梅の眺めはまさに絶景です。
土日祝にはキッチンカーの出店や大道芸、花苗の販売、さまざまな体験イベントも開催されてお祭りムードに。アクセスも良いのでぜひ行ってみてください。
大高緑地 花梅まつり 詳細情報
- 梅の見頃:2月下旬~3月上旬
- 開催期間:2025年2月15日(土)~3月2日(日)の土・日・祝日
- 開催時間:10:00~15:00
- 住所:名古屋市緑区大高町字高山1-1
- アクセス:
【公共交通機関】名鉄「左京山」駅より徒歩約5分
【車】名古屋高速道路3号大高線「笠寺IC」から約15分 - 駐車場:あり(1617台)
- 料金:観覧自由( 一部有料)
【名古屋市】東谷山フルーツパーク ウメ園
名古屋市外からもほど近い、市内で最も高い山「東谷山(198ⅿ)」のふもとにある多目的農業公園、東谷山フルーツパーク。
ここには約40品種150本の梅の花を楽しめるウメ園があり、さまざまな梅を見ながら園内散策が楽しめます。
マルシェ(売店)とテラス(レストハウス)があり、とれたての果物を使ったジュースやランチ、果物の直売なども見どころです。ぜひ四季の味も一緒に満喫してみてください。
調査員F
期間中は臨時駐車場が開設され、そこから会場までのシャトルバスが出ています。
東谷山フルーツパーク ウメ園 詳細情報
- 梅の見頃:2月初旬~3月中旬
- 住所:名古屋市守山区大字上志段味字東谷2110
- アクセス:JR中央線・愛知環状鉄道「高蔵寺」駅下車。南口より南へ徒歩25分
- 駐車場:あり(840台)
- 営業時間:9:00~16:30(フルーツパークテラス(レストハウス)、フルーツパークマルシェ(売店)については別)
- 定休日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
- 料金:無料 ※ 世界の熱帯果樹温室:大人300円/中学生以下無料
【一宮市】萬葉公園 梅苑
一宮市萩原町にある萬葉公園。河津桜や、5月ごろになると分園のハナショウブが美しいことで知られる公園ですが、河津桜とともに梅も見られます。
園内にある梅苑では、紅白色とりどりのしだれ梅が15本程度立ち並び、花を咲かせます。見ごろは3月上旬ごろです。
調査員F
万葉集が名前の由来になっている公園で、梅苑には万葉集に残された梅の歌が掲示されています。古い昔に思いをはせてみてはいかがでしょうか。
萬葉公園 詳細情報
- 梅の見頃:2月下旬~3月上旬ごろ
- 住所:一宮市萩原町戸苅・築込・高松
- アクセス:東名阪自動車道「蟹江IC」より車で約20分
- 駐車場:あり(65台)
【稲沢市】いなざわ梅まつり
稲沢市にある愛知県植木センターにある梅品種園は、104種200本もの梅の花が咲き乱れるスポット。全国的に見ても珍しいこの見本園は、花が咲く季節になると、たくさんの人でにぎわいます。
そんな美しい梅の花を楽しめる「いなざわ梅まつり」が例年3月の初めに開催されます。特別なイベントで愛知県の春を感じる絶好のチャンス。2025年の情報はお待ちください。
いなざわ梅まつり 詳細情報
- 梅の見頃:3月上旬ごろ
- 開催期間:2025年の情報は未定
- 住所:稲沢市堀之内町花ノ木129(愛知県植木センター)
- アクセス:東名阪自動車道「蟹江IC」より車で約20分
- 駐車場:あり(150台)
【江南市】フラワーパーク江南 香りの庭
雄大な木曽川湖畔に広がる「国営木曽三川公園 フラワーパーク江南」。四季折々の植物の鑑賞や、芝生広場でゆったり過ごすなど思い思いの楽しみ方ができる公園です。
公園を進んだところにある「香りの庭」では、早春にウメ「オオサカズキ」を鑑賞することができます。
敷地に数本植えられたオオサカズキの梅は、濃いピンク色でひときわ目を引きます。メジロが飛来することもあるので、ぜひ写真を撮ってみてください。
国営木曽三川公園 フラワーパーク江南 詳細情報
- 梅の見頃:2月中旬~3月上旬
- 住所:江南市小杁町一色
- アクセス:名神高速道路「小牧IC」から車で約30分
- 駐車場:あり(約460台) ※8:30に開門
- 営業時間:
【12月1日~2月末日】9:30~16:30
【3月1日~3月31日】9:30~17:00 - 定休日:毎月第2月曜日(休日の場合は直後の平日)
- 料金:入園無料
【知多市】第34回佐布里池梅まつり
知多市の佐布里(そうり)池周辺には、25種類約6000本もの梅の木が植えられており、愛知県内一、東海エリアでも有数の本数を誇ります。例年大勢が訪れる「佐布里池梅まつり」が行われることから春に梅を楽しむ定番のスポットとなっています。
梅まつりでは屋台でグルメの出店も。ほかにも知多の酒を飲み比べる「ほろ酔ひノススメ」、大正ロマンを感じる衣装をレンタルして撮影できる「#ソウリデキモノ」、岡田の古いまちなみを歩きながら写真を撮る「岡田まちあるきバス」などイベントも盛りだくさん。
調査員F
2025年は2/22〜24,3/1,2の日程で梅林のライトアップも行われ、昼間には見られない幻想的な空間が現れます。ライトアップ時間は日没から20:00まで。ひと味違った観梅を楽しんでみてください。
駐車場もありますが、梅まつり期間はとても混雑するので公共交通機関を使うのがおすすめです。
第34回佐布里池梅まつり 詳細情報
- 梅の見頃:2月中旬~3月中旬
- 開催期間:2025年2月8日(土)~3月9日(日)
- 住所:知多市佐布里台3-101(佐布里緑と花のふれあい公園)
- アクセス:名鉄常滑線「朝倉」駅下車。知多バスに乗り換え「梅の館口」下車、徒歩5分
- 駐車場:あり(計350台)
- 開催時間:10:00〜15:00、土日祝10:00〜16:00
- 料金:無料
【岡崎市】岩津天満宮 梅まつり
学問の神様である菅原道真を祀り、進学祈願の参詣者が毎年訪れる「岩津天満宮」。2月から3月下旬には梅園が解放され、紅白の梅やしだれ梅が約400本が咲き乱れる梅の名所になります。
境内では東山梅苑、社殿前、神橋梅苑、余香殿なおらい中庭の4か所で梅を楽しめます。とくに東山梅苑では天皇陛下即位奉祝の灯籠が並び、情緒にあふれる場所となります。
岩津天満宮 梅まつり 詳細情報
- 梅の見頃:2月中旬~3月上旬ごろ
- 開催期間:2月上旬~3月中旬 ※梅の開花状況により前後する場合あり
- 開催時間:【開苑】8:30~16:30
- 住所:岡崎市岩津町字東山53(岩津天満宮)
- アクセス:新東名高速道路「豊田東IC」より車で23分
- 駐車場:あり
- 料金:無料
【豊田市】平芝公園梅まつり
広大な敷地を持ち、紅梅や白梅など37種約530本もの梅が植えられた豊田市の「平芝公園」。見頃を迎えると、寒紅梅や枝垂白梅がほのかな香りとともに咲き誇ります。
種類によって開花時期が異なるため、2月中旬~3月中旬ごろまで時期によって異なる梅が楽しめますよ。アクセスも良く、電車でも車でも行くことができます。
平芝公園梅まつり 詳細情報
- 梅の見頃:2月中旬~3月中旬
- 開催期間:2025年2月25日(土)~3月30日(日)
- 住所:豊田市平芝町5(平芝公園)
- アクセス:
【公共交通機関】】名鉄「梅坪」駅より徒歩約10分
【車】東名高速道路「豊田IC」より車でで約15分 - 駐車場:
【安長寺の駐車場利用期間】令和6年2月17日(土)~3月31日(日)利用可
【臨時駐車場(旧裁判所跡地、梅坪神社)】3月2日(土)、3月3日(日)のみ利用可 - 料金:無料
【豊川市】赤塚山公園 梅まつり
ヤマモモが自生していることで知られる約25ヘクタールの「赤塚山」の中にある「赤塚山公園」。噴水や遊具、東三河の水系を再現した「ぎょぎょランド(淡水魚水族館)などがあり、1日中楽しめます。
25品種273本の梅が植えられており、早咲きの冬至・寒紅梅や遅咲きのしだれ梅・豊後などの梅が2月中旬以降に見ごろを迎えます。2月下旬から咲き始める春日野・思いのままは1本の木に紅白の花が咲く珍しい品種ですよ。
調査員F
期間中の土日祝日には公園内3か所で「とよかわ楽市(物産展」」も開催予定。キッチンカーなども楽しめます!
赤塚山公園 梅まつり 詳細情報
- 梅の見頃:2月中旬~下旬
- 開催期間:2025年2月15日(土)~3月15日(土)
- 住所:豊川市市田町東堤上1-30(赤塚山公園)
- アクセス:東名高速道路「豊川IC」または「音羽蒲郡IC」より車で約15分
- 駐車場:あり(468台)
- 料金:無料
【豊橋市】向山緑地内梅林園 春まつり(うめ)
豊橋駅から約2㎞の市街地にある向山緑地内梅林園。東三河で一番の広さを誇り、1.3ヘクタールもの敷地に早咲きから遅咲きまで、29種類の梅が400本も植えられています。
調査員F
梅林園をぶらぶらするのにぴったりな休憩スポットもあり、春まつりの時には甘いものを売る茶屋も出るので、食べ歩きも楽しめますよ。
春まつり2025年の情報は未定ですので、発表次第追記します。
向山緑地内梅林園 春まつり(うめ) 詳細情報
- 梅の見頃:2月上旬~3月上旬(種類により異なる)
- 開催期間:2025年の情報は未定
- 住所:豊橋市向山町字南中畑50(向山緑地内梅林園)
- アクセス:JR「名古屋」駅または名鉄「名鉄名古屋」駅より「豊橋」駅下車。3・4番のりばから豊鉄バスに乗り「台町」下車。徒歩約5分 ※駐車場なし
- 料金:散策自由
【新城市】川売の梅花まつり
新城市海老の川売(かおれ)地区の梅園には、春になると1500本もの食用の梅が咲き乱れ、梅の名所として知られています。
2月中旬からは「川売の梅花まつり」が開催され、農家の方によって育てられた梅は三間の傾斜部から岩間を縫うように咲き誇ります。「奥三河の桃源郷」とよばれる景色をぜひご覧ください。
2月下旬には菜の花、3月中旬には河津桜、3月下旬からはしだれ花桃なども見られるので、いっしょに楽しんでみてください。
調査員F
梅花まつり期間中(2月中旬~)は農産物の直売所も設けられますよ。お土産にぜひどうぞ♪
川売の梅花まつり 詳細情報
- 梅の見頃:2月末~3月上旬ごろ
- 開催期間:2025年2月15日(土)~3月16日(日)
- 住所:新城市海老字紙屋(川売地区)
- アクセス:新東名高速道路「新城IC」から車で約30分
- 駐車場:あり(10台)
- 料金:無料
愛知には梅園がたくさん!愛知で梅まつりを楽しもう
いかがでしたでしょうか。愛知には春の訪れを告げる色とりどりの梅花が楽しめる梅園が多くあります。見頃には各地で梅まつりが開催されるので、ぜひうららかな春の日におでかけを楽しんでみてください。