夏の一大イベントといえば、夏祭り。愛知では例年、花火や地域の文化や伝統を楽しめる夏祭りが数多く開催されます。

今回は、2025年開催の見逃せない愛知県各地の夏祭りをご紹介。街々の風情溢れる、伝統と新しさが融合する夏祭りをぜひ楽しんでみてください。

【2025最新】愛知県の花火大会31選!打ち上げ本数やアクセス情報を開催日順に紹介

この記事では、2025年に愛知県で開催される花火大会を一挙紹介しています。夜空に咲く夏の風物詩をぜひ楽しんでみてください。 開催予定の花火大会は開催日順に並べ…

目次

円頓寺七夕まつり(名古屋市)|7月30日(水)~8月3日(日)

名古屋市内でも有数の歴史を誇る円頓寺商店街で開催される七夕まつりです。豪華な吹き流し飾りに加えて、この祭りを一躍有名にしたのが、アーケードの天井から吊り下げられるユニークな「張りぼて人形」です。

その年に話題になった有名人やアニメキャラクターなどをモチーフにした手作りの張りぼてがずらりと吊るされており、ユーモアと風刺に富んだ独特の雰囲気を醸し出しています。レトロな商店街の風情とも相まって、通りを歩くだけでも楽しいお祭りです。

円頓寺七夕まつり 詳細情報

  • 開催期間: 2025年7月30日(水)~8月3日(日)
  • 時間: 日中~夜(詳細は公式サイトを要確認)
  • 会場: 円頓寺商店街・円頓寺本町商店街
  • アクセス: 地下鉄桜通線「国際センター」駅より徒歩約5分
  • 料金: 入場無料

第72回 安城七夕まつり(安城市)|8月1日(金)~3日(日)

安城市で開催される夏の一大イベント、「安城七夕まつり」が今年も開催です。竹飾りが約2キロ続く日本一長い「短冊ロード」が見どころとなっており、例年願いごとに関するイベントが多数行われますよ!

2025年のテーマは「虹」。安城の夏の風物詩をぜひお楽しみください。

第71回 安城七夕まつり 基本情報

  • 開催期間:2025年8月1日(金)~3日(日)
  • 開催時間:
    8月1日(金) 12:00~21:00
    8月2日(土) 10:00~21:00
    8月3日(日) 10:00~20:30
  • 場所:JR安城駅周辺市街地(安城市御幸本町1-1)
  • アクセス:JR「安城駅」すぐ
  • 駐車場:あり ※JR三河安城駅周辺駐車場を推奨

岡崎城下家康公夏まつり第77回花火大会(岡崎市)|8月2日(土)

写真提供:岡崎市

「岡崎城下家康公夏まつり」は、岡崎で長く親しまれてきた夏の一大イベント。見どころは、2025年8月2日に行われる打ち上げ花火大会。家康生誕の地・岡崎が全国に誇る大規模な花火で、仕掛け花火やメロディースターマインをはじめとしたバラエティ豊かな花火が楽しめます。

約1時間半にわたって絶え間なく続く花火と、岡崎城のコラボレーションをぜひ楽しんでみてください。屋台やキッチンカーも出店します、

岡崎城下家康公夏まつり第77回花火大会 基本情報

  • 開催日: 2025年8月2日(土)
  • 開催時間: 19:00~20:30
  • 会場: 岡崎市乙川・矢作川河畔
  • アクセス: 名鉄本線「岡崎公園前駅」より徒歩11分
  • 駐車場: なし
  • 打ち上げ本数: 非公開

第74回大須夏まつり(名古屋市)|8月2日(土)・3日(日)

名古屋・大須で開催される大規模イベント「大須夏祭り」は、伝統芸能「大須太鼓」や手筒花火、サンバ・コスプレパレードなどが実施されるホットな夏祭りです。

調査員F

昼間はコスプレ・サンバパレードに特設ステージライブ、夜は盆踊りに花火ととにかくボリューミーでプログラムも盛りだくさん!

フィナーレとして打ち上げられる約90発の手筒花火(19:30~21:00)は、大須太鼓とのコラボレーションで迫力満点。ぜひチェックしてみてください。

第73回大須夏まつり 基本情報

  • 開催日:2025年8月2日(土)・3日(日)
  • 開催時間:【手筒花火】19:30
  • 開催場所:大須観音境内
  • アクセス:名古屋市営地下鉄鶴舞線「大須観音駅」より徒歩2分
  • 駐車場:あり

御油夏まつり(豊川市)|8月2日(土)・3日(日)

提供:豊川市観光協会

噴出煙火に仕掛け煙火が夏の風物詩

豊川市で御油神社の祭礼として行われる「御油夏まつり」。古くから「煙火好き」として知られる地域で、花火大会が夏の風物詩となっています。

両日ともに、3000発もの華麗な打ち上げ花火や仕掛け花火が楽しめます。音羽川の段丘で繰り広げられる名物・川煙火(仕掛花火・噴出花火)は8月2日(土)開催。

提供:豊川市観光協会

昼間には神輿がまちを練り歩く勇壮な姿もみられますよ。

御油夏まつり 基本情報

  • 開催日: 2025年8月2日(土)・3日(日)
  • 開催時間:19:30~21:30
  • 場所:東三河ふるさと公園周辺 音羽川河畔
  • アクセス:名鉄名古屋本線「御油」駅より徒歩5分(音羽川湖畔)
  • 駐車場:名鉄「国府駅」付近に有料駐車場あり

須成祭(蟹江町)|8月2日(土)・3日(日)

提供:蟹江町観光甲虫センター 祭人

蟹江町で行われる「須成祭」。疫病退散を祈願する天皇信仰の祭礼で、須成天王祭(すなりてんのうまつり)とも呼ばれる川祭りです。

2日に行われる「宵祭」では提灯を灯した巻藁船が飾橋を出発し、船は祭囃子を奏でながら川を上ります。途中の御葭橋では、船を通過させるために橋が上がるさまを見ることができます。

調査員F

観光交流センターの屋上スペースから、宵祭観覧も開催されます。詳しくは蟹江町公式ページから!

翌日の朝祭りでも同じように祭囃子を奏でながら川を上り、神社拝殿で天皇囃子を奏でます。このとき、船に飾られている桜花の枝が観客に渡されます。受け取って家に飾ると「良縁に恵まれる」と言い伝えられているんですよ!

須成祭 基本情報

  • 開催期間:【宵祭】8月2日(土) 【朝祭】8月3日(日)
  • 開催時間:【宵祭】20:00ごろ~ 【朝祭】9:00ごろ~
  • 場所:須成神社周辺
  • アクセス:JR関西本線「蟹江駅」より徒歩約10分
  • 駐車場:あり

名古屋城夏まつり(名古屋市)|8月9日(土)~17日(日)

提供 名古屋城総合事務所

見どころは「大盆踊り大会」と「金鯱座」

名古屋城で春夏秋冬、四季にあわせて開催されるお祭り。今回は夏の風物詩、「名古屋城夏まつり」です。

まず楽しんでいただきたい見どころは総檜づくりのやぐらを囲んで行われる「大盆踊り大会」。ライトアップされた天守閣をバックに9日間連続で怒涛の盆踊り大会が開催されます。

もちろん屋台も充実しており、「たべる あそぶ まなぶ」をテーマにした期間限定ブース「金鯱座」では、大人も子どもも楽しめる体験も豊富。「鯱食堂」では暑い夏に食べたいふわふわかき氷やビールに加え、定番の屋台グルメも大集合します!

調査員F

その他、縁日やステージイベントなどのプログラムも盛りだくさん。伝統芸能・猿まわし公演や火縄銃の実演は名古屋城ならではです。

名古屋城夏まつり 基本情報

  • 開催期間:2025年8月9日(土)~17日(日)
  • 開催時間:9:00~20:30(閉門21:00) 【大盆踊り大会】18:00~20:00 【金鯱座】16:00~20:30
  • 場所:名古屋城内
  • アクセス:名古屋市営地下鉄名城線「名古屋城駅」より徒歩5分
  • 駐車場:あり 有料
  • 料金:大人500円(浴衣着用で400円)、中学生以下無料

しもやま夏まつり(豊田市)|8月11日(月・祝)

提供:豊田市しもやま観光協会

豊田市・下山地域で行われる「しもやま夏まつり」。盆踊りも開催され、昔懐かしい雰囲気も味わえ、屋台も多数出店します!

近距離から打ちあがる花火大会も見どころで、花火はすべてスターマイン。60発ものスターマイン花火が夜空に打ちあがるさまは絶景です。

提供:豊田市しもやま観光協会

近隣にある「しもやまの里」では、名物の巨大五平餅も購入可能。下山のお土産も販売しているので、ぜひお祭りの前に立ち寄ってみてください!

しもやま夏まつり 基本情報

  • 開催日:2025年8月11日(月・祝)
  • 開催時間:17:30~20:30 花火 20:30~20:55  
  • 開催場所:下山運動場
  • アクセス:【車】東海環状自動車道豊田松平ICから国道301号線にて約30分
  • 駐車場:200台無料17:00~21:00

足助夏まつり(豊田市)|8月11日(月)・13日(水)~15日(金)

たんころりんの夕涼み

「足助夏まつり」は、豊田市の香嵐渓・足助の町並み周辺で開催される160年余の伝統を持つお祭り。祇園祭りを起源としており、現在でも各町に提灯で飾られた屋台(やたい)が頭上高くに建てられます。

提供:豊田市足助観光協会

まつり期間中は、以下のような関連イベントも多数あり、まち歩きが楽しめます。

  • 花火大会:8月14日(木)20:30 ~21:00
  • 手筒花火:8月11日(月)19:15~20:00
  • 足助川万灯まつり:8月13日(水)・14日(木)
  • たんころりんの夕涼み:8月9日(土)~8月15日(金)

国の重要伝統的建造物保存地区の町並みで、夏にぴったりの風流な散策を楽しんでみてください。

足助夏まつり 基本情報

  • 開催期間:2025年8月11日(月)・13日(水)~15日(金)
  • 開催時間:各イベントによって異なる
  • 場所:足助の町並み、香嵐渓 他
  • アクセス:【車】猿投グリーンロード「力石IC」より約15分
  • 駐車場:香嵐渓周辺駐車場を利用

第77回西尾・米津の川まつり(西尾市)|8月15日(金)

かつては戦没者や水難者の霊をしずめるために始まった歴史を持つ「西尾・米津の川まつり」。毎年お盆に開催されるまつりでは、矢作川に約1500個の万灯が流され幻想的な雰囲気に包まれます。

花火は例年スターマインや仕掛け花火など、約3000発が夜空に打ちあがります。川面を流れる万灯と空に咲く花火のコラボレーションをお楽しみください。

第77回西尾・米津の川まつり 基本情報

  • 開催日: 2025年8月15日(金)
  • 開催時間:19:00 ~20:30
  • 開催場所:矢作川米津橋下流
  • アクセス:名鉄西尾線「米津駅」より徒歩6分
  • 駐車場:300台 臨時駐車場
  • 打ち上げ本数:約3000発

第43回 稲武まつり(豊田市)|8月15日(金)

豊田市で開催される「稲武まつり」は、稲武地区最大の夏祭りです。見どころは国内トップクラスの製造量を誇る「アルプス煙火」による大迫力の打ち上げ花火。稲武の夏の夜を大尺玉が彩ります。

桑原町、武節町、稲武町の3地域が太鼓を演奏する「稲武地域まつり太鼓」や、音楽に合わせて踊る手踊りが風物詩。誰でも参加できるのでぜひみんな一緒になって踊ってみましょう♪

第42回 稲武まつり 基本情報

  • 開催期間:2025年8月15日(金)
  • 開催時間:18:00~20:10
  • 場所:道の駅どんぐりの里いなぶ
  • アクセス:【車】東海環状自動車道豊田勘八ICから約50分
  • 駐車場:あり

刈谷わんさか祭り2025 花火大会(刈谷市)|8月16日(土)

提供:刈谷市観光協会

ステージショーや体験型アトラクションなどの催し物も盛りだくさんの刈谷市最大級のイベント「刈谷わんさか祭り」。前日15日(金)には前夜祭として自由参加型の盆踊り大会が開催。本祭りの16日は日中から様々なイベントが行われます。

調査員F

子どもから大人まで楽しめるステージショーから体験型アトラクションまで盛りだくさん♪

祭りのフィナーレを飾る花火大会では、多種多様で色鮮やかな花火が夜空を彩り、幻想的なムードを演出します!大人も子どもも大はしゃぎのイベントを楽しんでみてください!

※会場周辺に駐車場がないため、公共交通機関かシャトルバスをご利用ください。

刈谷わんさか祭り2025 花火大会 基本情報

  • 開催日: 2025年8月16日(土) ※お祭りは15日も開催
  • 開催時間:【花火大会】19:30~20:15(予定)
  • 場所:刈谷市総合運動公園
  • アクセス:名鉄本線「富士松駅」または「一ツ木駅」から徒歩20分 ※名鉄・JR刈谷駅からシャトルバス運行
  • 駐車場:シャトルバス乗車用駐車場のみあり(刈谷駅など市内各所)

第31回三好いいじゃんまつり(みよし市)|8月23日(土)

今年で第30回を迎える「三好いいじゃんまつり」は、みよし市の夏を締めくくる恒例のお祭り。

会場の三好稲荷閣周辺には、バラエティ豊かな衣装に身を包んだ踊り手たちが大集合。オリジナルソング「じゃんだらりん」をはじめ、観客も一体になって楽しめるパフォーマンスが盛りだくさんです。

踊り手おもしろコンテストも実施。気合の入った踊りとパフォーマンスで、踊り手と観客が一体となるイベントを思いっきり楽しんでみてください!

第31回三好いいじゃんまつり 基本情報

  • 開催期間:2025年8月23日(土)
  • 開催時間:17:00~21:00(予定)
  • 場所:三好稲荷閣周辺道路
  • アクセス:名鉄三河線「豊田市駅」より名鉄バス乗車、「三好」バス停下車徒歩5分
  • 駐車場:あり(公共交通機関推奨)

とよかわ輝まつり2025(豊川市)|8月23日(土)

「とよかわ輝まつり」は2024年に初開催されて今年2回目となる豊川の新たな夏の風物詩。

「豊川手筒まつり」の後継行事として始まった当イベントでは、市民パフォーマンスや手筒花火、打ち上げ花火が上がる「輝きステージ」やマルシェ、子どもたちが水鉄砲を使った合戦ゲームなどが楽しめる「ウォーターパーク」など見どころ満載。

キッチンカーも多数出店。1日を通して楽しめるイベントとなっているので、ぜひ家族や友人、恋人と夏の思い出を作ってみてください♪

とよかわ輝まつり2025 基本情報

  • 開催日:2025年8月23日(土)
  • 開催時間:16:00~20:00
  • 場所:豊川公園内
  • アクセス:名鉄豊川線「諏訪町駅」より徒歩5分
  • 駐車場:あり

三河一色大提灯まつり(西尾市)|8月23日(土)・24日(日)

西尾市・三河一色諏訪神社で行われる「三河一色大提灯まつり」は、全長6~10mの巨大な提灯6組12張が大迫力の歴史あるお祭り。かつて海の魔物を鎮めるために焚かれたかがり火が起源といわれており、およそ四百数十年の歴史を誇ります。

見どころは、絢爛な絵巻が描かれ華美な装飾をまとった大提灯。迫力のある歴史と伝統が息づくまつりを一度見に行ってはいかがでしょうか。

三河一色大提灯まつり 基本情報

  • 開催期間:2025年8月23日(土)・24日(日)
  • 開催時間:【大提灯献燈祭】23日(土) 19:00
  • 場所:三河一色諏訪神社
  • アクセス:【車】東名高速道路「音羽蒲郡IC」より約50分
  • 駐車場:1200台 無料

三好大提灯まつり(みよし市)|8月24日(日)

提供:みよし市観光協会

みよしの夏まつりは、いいじゃんまつりだけじゃない!いいじゃんまつりと同じく、市の中央にある三好稲荷閣で毎年行われるのが「三好大提灯まつり」です。

23日の前夜祭とあわせて2日間にわたってお囃子や屋台の出店も多数あり、毎年大盛り上がりのイベントとなっています。

見どころは高さ11mもの大提灯とフィナーレに打ち上げる花火の競演。3基の大提灯のうち1基はなんと大きさが世界一の提灯。迫力満点なおまつりへぜひ足を運んでみてください。

三好大提灯まつり 基本情報

  • 開催期間:2025年8月24日(日)
  • 開催時間:
    【前夜祭(8月23日)】17:00~21:30
    【本祭り 花火】20:00~20:30
  • 場所:三好稲荷閣
  • アクセス:名鉄三河線「豊田市駅」より名鉄バス乗車、「三好」バス停下車徒歩5分
  • 駐車場:あり(公共交通機関推奨)

第27回 にっぽんど真ん中祭り(名古屋市)|8月29日(金)~31日(日)

「にっぽんど真ん中祭り」、通称「どまつり」は日本のど真ん中・名古屋で開催される日本最大級の踊りの祭典。国内外から200ものチームが集結し、情緒あふれる文化を音楽にのせて表現します。

「全員参加型」を掲げるどまつりでは、名物の「総踊り」で誰もが主役になることができます。ギネス世界記録にも認定された一体感あふれる踊りを体験してみませんか。

調査員F

コロナ禍に生まれたリモートの「テレどまつり」も今年6回目の開催。地域の名所やランドマークで行われる演武がオンラインで放送されます!

第27回 にっぽんど真ん中祭り 基本情報

  • 開催期間:2025年8月29日(金)~31日(日)
  • 場所:久屋大通公園エディオン久屋広場メインステージほか
  • アクセス:名古屋市営地下鉄東山線「栄駅」より徒歩7分
  • 駐車場:エンゼルパーク駐車場

東別院夏宵縁日(名古屋市)|8月30日(土)・31日(日)

夏の終わりを告げる2日間に、東別院で夏をしめくくる縁日が開催。

夕涼みをしながら、こだわりのフードやドリンク、クラフト作品の買い物が楽しめます。普段の東別院の朝市とは一味違った、お酒も楽しめる大人の雰囲気の縁日です。

東別院夏宵縁日 詳細情報

  • 開催期間:2025年8月30日(土)・31日(日)
  • 時間:16:00~21:00
  • 会場:真宗大谷派名古屋別院(東別院)境内
  • アクセス:地下鉄名城線「東別院」駅より徒歩3分
  • 料金:入場無料

【終了済の夏祭り】

岡田街並フェスティバル(知多市)|7月5日(土)

かつて知多木綿の産地として賑わった知多市岡田の歴史情緒あふれる街並みを舞台に開催される夏祭りです。古い町並みには七夕の飾りが風に揺れ、風鈴の涼やかな音色が響き渡ります。

夕暮れ時には竹灯籠やランタンに明かりがともり、ノスタルジックな雰囲気の中で夏の夜の散策を楽しめます。

七夕飾りの展示に加えて、ゲームコーナーやまち歩きスタンプラリー、マルシェなど町の随所で様々な催しが行われますよ。

岡田街並フェスティバル 詳細情報

  • 開催期間: 2025年7月5日(土)
  • 時間: 11:00~20:30
  • 会場: 岡田地区一帯
  • アクセス: 名鉄常滑線「朝倉」駅から知多バス岡田線で「大門前」下車、徒歩約2分
  • 駐車場: 共同駐車場あり(当日は公共交通機関の利用を推奨)
  • 料金: 入場無料(一部体験は有料)

西尾祇園祭(西尾市)|7月18日(金)~20日(日)

西尾市で3日間にわたり開催される夏祭り「西尾祇園祭」は、「西尾まつり」とも呼ばれ、市内各地でさまざまなイベントが繰り広げられます。期間中は屋台やキッチンカーが立ち並び、市全体が熱気に包まれ、大いに盛り上がります。

中でも、市民総踊り「おどりん西尾!」は子どもから大人までが趣向を凝らした衣装に身を包み、祭りのフィナーレとなる夜を大いに盛り上げる注目イベントです。日中に市内観光を楽しみ、夕方から祭りを満喫するプランもおすすめです。

西尾市内ではかき氷スタンプラリーも開催(写真は松鶴園本店 茶房「茶遊」)

また、期間中は市内各所で「かき氷スタンプラリー」も開催されており、涼をとりながらスタンプ集めを楽しむこともできます。

西尾祇園祭 詳細情報

  • 開催日: 2025年7月18日(金)~20日(日)
  • 会場: 西尾市 中心市街地一帯
  • アクセス: 名鉄「西尾」駅より徒歩約3分
  • 駐車場: 公共交通機関の利用を推奨(期間中は交通規制あり)

セントレア盆踊り(常滑市)|7月19日(土)・20日(日)

「セントレア盆踊り」は、日本一ユニークなロケーションで開催される盆踊りと言っても過言ではありません。会場は中部国際空港セントレアの第1ターミナル4階スカイデッキです。夏の夜空の下、飛行機の離着陸を間近で眺めながら伝統的な盆踊りに参加できるという、非日常的で忘れられない体験ができます。

飛行機の離着陸を眺めながら踊る盆踊りは、空港ならではの開放感と日本の伝統文化が融合した特別なイベントです。

セントレア盆踊り 詳細情報

  • 開催期間: 2025年7月19日(土)・20日(日)
  • 時間: 18:30~20:30(※雨天中止)
  • 会場: 中部国際空港セントレア 第1ターミナル4階 スカイデッキ
  • アクセス: 名鉄「中部国際空港」駅直結
  • 料金: 無料

池田公園夏まつり(名古屋市)|7月21日(月・祝)・22日(火)

名古屋の中心地・栄にある池田公園で開催される、都会のオアシスのような夏祭りです。アクセスが良く、観光客も地元の人も気軽に立ち寄れるのが魅力です。

会場には昔懐かしい屋台やゲームコーナーが立ち並び、誰でも自由に参加できる盆踊りの輪が広がります。都心にいながら、日本の伝統的な夏祭りの雰囲気を満喫できます。

池田公園夏まつり 詳細情報

  • 開催期間: 2025年7月21日(月・祝)・22日(火)
  • 時間: 16:00~20:30
  • 会場: 池田公園
  • アクセス: 地下鉄「栄」駅または「矢場町」駅より徒歩約8分
  • 料金: 入場無料

一宮七夕まつり(一宮市)|7月24日(木)~27日(日)

仙台・平塚の七夕まつりと並び、「日本三大七夕まつり」の一つに数えられる東海地方最大級の夏祭りです。2025年で第70回を迎えるこの祭りは、織物の神様に感謝する「おりもの感謝祭」として始まりました。

最大の見どころは、本町商店街のアーケードを埋め尽くす全長7メートル級の豪華絢爛な吹き流し飾りです。2025年のテーマ「昭和100年」にちなみ、昭和アニメのコスプレパレードや昭和歌謡のど自慢大会など、懐かしさと伝統が融合したユニークな企画も楽しめます。

一宮七夕まつり 詳細情報

  • 開催期間: 2025年7月24日(木)~27日(日)
  • 時間: 10:00~20:30
  • 会場: 真清田神社〜本町商店街一帯
  • アクセス: JR「尾張一宮」駅・名鉄「名鉄一宮」駅より徒歩約5分
  • 料金: 入場無料

刈谷万燈祭(刈谷市)|7月26日(土)・27日(日)

江戸中期から240年以上続く伝統ある祭り「刈谷万燈祭」は、五穀豊穣、火難防除、町内安全を祈願して行われてきた歴史ある行事です。県の無形民俗文化財にも指定されており、地元では天下の奇祭として知られるユニークな祭りです

この祭りの見どころは、高さ約5m・幅約3m・重さ約60kgにもなる巨大な「万燈」を若衆が一人で担ぎ、お囃子に合わせて勇壮に舞い踊る姿です。その万燈に火が灯り、宵闇に浮かび上がる様子はまさに「天下の奇祭」と呼ぶにふさわしい幻想的な光景です。

祭りは2日間にわたって開催され、初日の「新楽(しんがく)」では多数の万燈や子ども万燈が市内を練り歩きます。毎年新作が制作される個性豊かな万燈と、各町の若衆による力強い舞をぜひお見逃しなく!

刈谷万燈祭 詳細情報

  • 開催日: 2025年7月26日(土)・27日(日)
  • 会場: 市内中心地(秋葉神社周辺)
  • アクセス: 名鉄「刈谷市」駅下車 徒歩約5分

覚王山夏祭(名古屋市)|7月26日(土)・27日(日)

お洒落なカフェや雑貨店が建ち並ぶ覚王山の日泰寺参道を舞台に、毎年夏に開催される人気のナイトイベントです。他の夏祭りとはひと味違う洗練された雰囲気が魅力で、浴衣姿で集う人々を迎える参道には提灯の明かりが灯ります。

アートやクラフトの作品が並ぶクリエイティブなマーケットや、各国のグルメが味わえる国際色豊かな屋台(もちろん冷たいビールやドリンクも!)が所狭しと軒を連ねます。選りすぐりのパフォーマーたちによるライブステージも開催され、ジャズやダンスなど多彩なパフォーマンスが夏の夜を彩ります!

覚王山夏祭 詳細情報

  • 開催期間: 2025年7月26日(土)・27日(日)
  • 時間: 16:00~21:00
  • 会場: 覚王山日泰寺参道
  • アクセス: 地下鉄東山線「覚王山」駅 1番出口すぐ
  • 料金: 入場無料

尾張津島天王祭(津島市)|7月26日(土)・27日(日)

約600年の歴史を誇り、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている日本を代表する川祭りです。津島神社の祭礼として室町時代に始まったとされ、その長い伝統と規模から「日本三大川まつり」の一つにも数えられます。

最大の見どころは、土曜日の宵祭(よいまつり)と日曜日の朝祭(あさまつり)。宵祭では、5艘の「まきわら船」に約400個もの提灯が半球状にともされ、天王川の川面を幻想的に進み、翌朝の朝祭では、能人形などで華やかに飾られただんじり船が川面を優雅に渡り、豪華絢爛な光景が繰り広げられます。

夜と朝でまったく異なる表情を見せる祭りの姿に、伝統の奥深さと夏の風情を改めて感じることでしょう。

尾張津島天王祭 詳細情報

  • 開催期間: 2025年7月26日(土)・27日(日)
  • 時間: 宵祭 26日18:00~、朝祭 27日9:10~
  • 会場: 天王川公園
  • アクセス: 名鉄「津島」駅より徒歩約15分
  • 料金: 入場無料(桟敷席は有料)

2025年も愛知で夏祭りを満喫!

いかがでしたでしょうか。今回は、2025年8月に開催される愛知の夏祭りを特集しました。

伝統を受け継ぎながら、新たな風も吹く愛知の夏祭り。屋台グルメや盆踊りなどのイベントをぜひ楽しんでみてください。