犬山市にあるレトロスポット「博物館明治村」。文明開化のロマンあふれる建築物が移築・保存され、「明治をまるごと体感できる」というコンセプトの通り、どこを切り取ってもフォトジェニックな空間が広がっています。

この記事では、広大な明治村を効率よく巡りながら、映えもグルメも体験も、絶対に外さない「完璧な1日モデルコース」をご提案。tabemaro調査員が実際に撮影した30以上のスポットの中から巡るルートをご紹介します。

目次

まずは基本から!明治村のアクセス・基本情報

訪問プランを立てる前に、まずは基本的な情報をサクッと押さえておきましょう。

犬山市にある「博物館明治村」は、簡単に言えば明治時代の建造物や文化を楽しむことができる博物館。博物館とは言っても屋外展示となっており、タイムスリップしたような気分で蒸気機関車や移築された重要文化財を見てまわれるのが大きな魅力。

調査員F

日本で3番目の広さを持つ野外テーマパークでもあり、敷地内には67もの建築物があります。

明治村へのアクセス・駐車場

博物館明治村への主なアクセス方法は、公共交通機関(電車とバス)と車の2通りがあります。山あいにあるため、電車のみでのアクセスはできません。

公共交通機関(電車とバス)

名鉄電車と岐阜バスを乗り継ぐのが一般的です。名古屋駅からの所要時間は合計約1時間。名鉄の快速特急で犬山駅まで約30分、犬山駅からバスで約20分となります。

  1. 名鉄「名古屋」駅から名鉄犬山線で「犬山」駅へ
  2. 犬山駅東口のバス停から、岐阜バスの「明治村」行きに乗車

車で来園する場合、アクセスは以下のどちらかとなります。

  • 高速道路から: 中央自動車道「小牧東インター」から約3kmです。
  • 一般道から:国道41号「上小口2丁目」交差点から約6kmです。

明治村には北口ゲート付近に駐車場が用意されています。正門(南口)近くにも複数の民間駐車場がありますが、道幅が狭い場所もあるため注意が必要です。

博物館明治村 基本情報

  • 住所:〒484-0000 犬山市内山1
  • アクセス:
    名鉄犬山線「犬山」駅東口から明治村行バスにて約20分
    「名古屋」駅名鉄バスセンターから高速バスにて約80分
    「栄」駅オアシス21から高速バスにて約65分
  • 駐車場:普通車1,000円(900台)
  • 営業時間:
    【4月~7月、9月、10月】9:30~17:00
    【8月】10:00~17:00
    【11月】9:30~16:00
    【12月~2月】10:00~16:00
    【3月】9:30~17:00 ※ 入村は閉村時間の30分前まで
  • 定休日:不定休
  • 料金:大人2,500円、高校生1,500円、小中学生700円

明治村1日満喫!映えレトロモデルコース

時間(目安) エリア 見どころ
10:00~12:30 5丁目 圧巻の映え建築
12:30~14:00 4丁目
明治の病院見学&レトロ喫茶で休憩
14:00~14:30 3丁目
偉人の研究室と水辺の灯台
14:30~15:00 2丁目
文明開化のメインストリートを散策
15:00~16:00 1丁目
荘厳な教会と洋館でフィナーレ

ここからは、tabemaro調査員がイチオシする明治村をめぐるモデルコースをご紹介。

5丁目から入村し、1丁目の正門に向かって進むルートです。この通りに進めば、見どころや映えスポットを逃すことなく、広大な村を効率よく制覇できます!

帰りは村営バスに乗れば楽ちん

10:00〜12:30 圧巻の教会と帝国ホテルで旅のスタート【5丁目】

  • 明治村随一の映えスポット・聖ザビエル天主堂は必見
  • ランチは「オムライス&グリル 浪漫亭」、ティータイムは「帝国ホテル喫茶室」、お土産探しなら「東京駅売店」がおすすめ

北門をくぐると、そこは5丁目。明治村の中でも最もドラマチックでスケールの大きな建築物が集まる、旅のスタート地点です。

帝国ホテル中央玄関

明治村のシンボルといえばここ。「帝国ホテル中央玄関」は、20世紀建築界の巨匠フランク・ロイド・ライトが設計したあまりにも有名な建物です。石とレンガが織りなす幾何学的な装飾は、どこを切り取ってもフォトジェニック。華やかな空間に圧倒されます。

床の高さや天井の高さに変化をつけながら水平・垂直に展開していく見事な空間演出にうっとり。1階と2階をぐるりとまわりながら、細部に施されたスクラッチレンガや、テラコッタの幾何学模様が醸し出す世界観をぜひ楽しんでみて。

2階には喫茶室もあり、優雅なティータイムも楽しめます。北門から近いので帰る前にちょっと休憩するのもおすすめ。

聖ザビエル天主堂

次に白亜の教会へ。足を踏み入れると、息をのむほど美しいステンドグラスの世界が広がります。公式ブログでも「ステンドグラスの光が美しい」と絶賛される、明治村随一の写真映えスポットです。

16世紀に来日したフランシスコ・ザビエルを記念して建てられた教会堂。ゴシック建築らしい天井の高い荘厳な石造の教会ですが、ゴシックなのに木が多用されていてどこかほっとします。

中に入って椅子に腰かけたら、光が差し込む美しい薔薇窓とステンドグラスを眺めてみてください。

調査員F

2011年秋から放送された「Fate/Zero」の聖地としても名高いスポットです!内陣にある7体の聖像にもご注目。

金沢監獄中央看守所・監房

明治5年(1872)制定の「監獄則並図式」に沿って造られた「金沢監獄」。八角形の看守所を中心に5つの監房棟が放射線状に並ぶ配置が特徴です。

中央看守所は網走監獄で使われていたもの

「監獄が映えスポット?」と思うなかれ。中央看守所から放射状に広がる「監房」の幾何学的な美しさ、リアルな「独房」の雰囲・・その非日常的な空間は、強烈なインパクトの写真が撮れると人気です。

広い廊下の左右には重厚な雰囲気漂う独房が並びます。いくつかの部屋は中に入れるので、ぜひ明治の囚人気分を味わってみてはいかがでしょうか。

高田小熊写真館

「高田子小熊写真館」は、文明開化の象徴だった明治時代のハイカラな写真館。1階は応接間、2階はガラス屋根のスタジオ(写場)になっています。

日本のスキー発祥の地である新潟県高田町につくられた施設で、日本に初めてスキーを伝えたレルヒ少佐の写真などもここで撮影されました。

調査員O

最も注目してほしいのは、北屋根全面がガラス屋根になったスタジオのつくり。当時は強力な人工照明がなく、自然光を最大限取り入れられるように工夫されているんですよ!

12:30〜14:00 レトロ喫茶でひと休み【4丁目】

  • 話題アニメの聖地「日本赤十字社中央病院病棟」
  • 散策に疲れたら、カフェ「メイジ珈琲時館」でひと休み。明治のベストセラー小説『食道楽』のレシピを再現したグルメが楽しめます。(詳細はグルメの章で!)

5丁目のスケール感を楽しんだら、次は4丁目へ。明治の人々の「文化」と「暮らし」が感じられるエリアです。

日本赤十字社中央病院病棟

東京・渋谷区の日本赤十字社病院の敷地内に建っていたこの施設は、軒下にも細やかな装飾が施された、美しいハーフティンバー様式の洋風建築。設計は赤坂離宮と同じ片山東熊で、当時最先端だった病院の雰囲気が感じられます。

簡素なつくりながら、細部まで意匠が凝らされた装飾が注目ポイント。廊下はふんだんに光が差し込むようになっており、開放的な空間も人気です。

調査員O

病室はアニメ『鬼滅の刃』『ゴールデンカムイ』の聖地としてよく知られています。原作と同じ角度でぜひ写真を撮ってみて!

14:00~14:30 偉人の足跡と水辺の風景【3丁目】

  • 「めん処 なごや庵」ではきしめんや味噌カツなど名古屋めしがいただける
  • 日本最古の洋式灯台にごあいさつ

3丁目は、入鹿池の美しい風景が広がるエリア。立派な洋館が並ぶ坂を上っていくと日本建築のお屋敷や茶室があらわれる、なんとも明治の和洋入り混じる雰囲気を味わえるエリア。

北里研究所本館

なかでもひときわ目立つのが、近代医学の父・北里柴三郎の研究室「北里研究所本館」。2024年発行の新千円札の「顔」となる北里博士の胸像や、研究室が再現されています。

ドイツ・バロック風の重厚な建物も必見で、内部では北里が注力した感染症対策の歴史などが常設展示されています。木造のあたたかな雰囲気もじっくり味わってみてください。

品川燈台

入鹿池のほとりに静かにたたずむ、真っ白な灯台と池の水のコントラストが爽やかな「品川燈台」は、現存する日本最古の洋式灯台。初期の洋式灯台は外国の技術援助によってつくられており、品川燈台もフランス人技術者によって設計された、趣ある建築が特徴です。

見どころは、てっぺんに設置されている洋風の風見鶏。フランス語をもとにした頭文字がつけられているので、ぜひ注目して見てみてください。

14:30〜15:00 文明開化のメインストリート【2丁目】

  • レンガ通りのノスタルジックな雰囲気を満喫
  • 2丁目にある「ハイカラ衣装館」で明治の衣装をレンタル(詳細は後述)

いよいよ村の正門(南門)エリアに近づいてきました。2丁目は文明開化の活気あふれる「街」のエリアです。

レンガ通り

文明開化の風を感じるレンガの道。ここを歩くだけで、気分は明治時代の令嬢。このノスタルジックな通りは、散策のハイライトの一つです。

15:00~16:00 荘厳な建築と文豪の息遣い【1丁目】

  • あたたかな雰囲気の聖ヨハネ教会堂
  • 西郷從道邸でお姫様気分の一枚を
  • 内装・外装ともに荘厳な三重県庁舎

2丁目をぶらりと歩いて抜けたら、旅のフィナーレは1丁目。荘厳な公式建築物と、明治のエリートが暮らした私的な空間が混在するエリアです。

聖ヨハネ教会堂

秋には紅葉が色づく坂を上ると、青空に映える赤レンガと尖塔が美しいゴシック様式の教会が現れます。「聖ヨハネ教会堂」は日本聖公会京都五条教会堂として建設された教会堂で、ロマネスク様式をベースにゴシックのデザインをまじえた外観が特徴的。

礼拝堂内は少し小ぶりで可愛らしい雰囲気が楽しめます。木を多用したあたたかな雰囲気で、5丁目の「聖ザビエル天主堂」とはまた違う魅力があります。中にある日本最大級のリードオルガンやステンドグラス窓も必見。

西郷從道邸

西郷從道(つぐみち)邸は、西郷隆盛の弟が建てた、鹿鳴館時代の豪華絢爛な洋館。公式ブログの「おすすめフォトスポット9選」でも「エレガントな空間」として紹介されています。2Fバルコニーからの眺めや贅を尽くした室内装飾は必見です。お姫様気分の一枚を撮影してみては?

調査員O

無料の建物ガイドも実施されています。調査員的イチオシなので時間があったらぜひどうぞ✨(予約不要)

三重県庁舎

現存する最古の県庁舎「三重県庁舎」も必見のレトロ写真映えスポット。明治13年(1880)には明治天皇も行幸され、昭和39年(1964)まで実際に使われていました。建物は車寄せを軸に左右対称(シンメトリー)になっており、安定感のあるたたずまい。明治9年(1876年)に建てられた内務省庁舎にならったものだそうです。

調査員O

重要文化財の重厚な建物。車寄せのある立派な正面玄関は、旅の締めくくりにふさわしい荘厳さです。

2階の部屋はfate/zeroの聖地としても有名 ※立ち入りは不可

きらびやかな洋風の装飾がちりばめられた館内を歩けば、当時の厳かな雰囲気が感じられます。知事室では知事になった気分で写真を撮ってみてくださいね。

明治村グルメ徹底ガイド!映えもレトロも逃さない

「広い村内、ランチや休憩はどこで?」そんなグルメの悩みも解決します。モデルコースと連動させながら、私たちがメニューを撮影してきたレストランやカフェを徹底紹介!

王道レトロ洋食なら「オムライス&グリル 浪漫亭」

5丁目の金沢監獄の近くにある洋食屋さん。モデルコースのスタート地点で、のんびり5丁目を散策した後のランチにぴったりです。

トマトソースオムライス/1,350円

イチオシメニューはふわとろ卵がたまらない「トマトソースオムライス」。ほんのり酸味のきいた上品なオムライスで、子どもから大人まで間違いなく大好きな味です。

そのほか多数のオムライスメニューがあります!

レトロモダンな喫茶店「メイジ珈琲時館」

次に紹介するのは、4丁目にあるカフェ「メイジ珈琲時館」。モデルコースの休憩にぴったりのレトロモダンなカフェで、内装からメニューまで写真映えもばっちりです。

調査員O

この建物はガラス工場施設の一部で、明治初期の洋式レンガ工場の様子をよく伝えるもの。内装はリノベされて優雅なカフェになっていますが、当時の壁や木製の柱が残り、ノスタルジックな雰囲気にうっとり・・

あいすくりんソーダ/900円 ※琥珀糖付き
明治村カステーラセット/ドリンク代+400円

イチオシメニューは、きらきらの琥珀糖がついてくるレトロなクリームソーダ「あいすくりんソーダ(3種あり)」と、明治村オリジナルのカステーラがいただける「明治村カステーラセット」。

調査員O

カラフルで天真爛漫なイメージか、優美で落ち着いた雰囲気か、あなたはどっち派?

小腹が空いたらこれ!「食べ歩きグルメ」

明治村は食べ歩きも楽しいんです。明治村の公式ブログでも紹介されているように、魅力的なスナックがたくさん。散策のお供にぜひ味わってみてください。

食道楽のカレーぱん

食道楽のカレーぱん/500円

2丁目の札幌電話交換局前広場にある「食道楽のカレーぱん」の店で食べられる絶品カレーパン。明治時代に刊行されていた小説「食道楽」のレシピを再現したカレーパンがいただけます。

鶏肉と砕いた南京豆(ピーナッツ)が入ったちょっと変わったカレーパンで、揚げたては本当に美味しいのでぜひお試しあれ。

調査員O

「食道楽」は恋愛小説ながら和洋中問わずさまざまなレシピが書き綴られており、いわば明治のレシピ本として機能していたそう!

食道楽のコロツケ

挽肉のコロツケー/350円

カレーパンだけでなく、牛肉と玉ねぎが入った王道コロッケもいただけます。5丁目の帝国ホテル中央玄関前芝生広場には「食道楽のコロツケー」の店があり、ホクホクのコロッケは帰る前のおやつにもイチオシです。

もっと明治村を楽しむ!マスト体験&お土産リスト

明治村は、ただ見るだけじゃない!観光の醍醐味である「体験」も楽しみたいところ。おでかけの満足度をMAXにするプラスアルファの情報をお届けします。

「ハイカラ衣装館」で明治の女学生に変身

これぞ明治村の醍醐味!2丁目にあるレトロな衣装をレンタルできる「ハイカラ衣装館」は、絶対に立ち寄りたいスポット。明治時代風の衣装に身を包んで、タイムトリップした気分で写真撮影や散策を楽しめます。

  • 記念撮影コース(一人一着5分間1,100円): 建物内で5分間、サクッと撮影できるコース。
  • 園内お散歩コース(一人一着4,400円): 衣装を着たまま、園内を自由に散策できるコース。
    ※どちらも予約不可

調査員O

おすすめは断然「園内お散歩コース」!ご紹介したモデルコースでは2丁目は終盤になりますが、衣装に着替えて「レンガ通り」や1丁目の「西郷邸」で撮影するのも最高にレトロな気分を味わえます。

京都市電とSLに乗って移動も旅気分

京都市電

広大な村内の移動も、明治村ならアトラクションに!村内の2丁目・3丁目・4丁目にある3つの駅をつなぐ国内最古の路面電車「京都市電」に乗れば、「チンチン」と鳴るレトロなベルの音とともに、明治の街並みを車窓から楽しめます。

実は日本で初めて市営の路面電車が開通したのは京都。明治村を走っている京都市電は、明治45年に開通して京都を走っていた実際の車両なんですよ。ロマンがあふれてたまりません。

  • 場所:
    【市電名古屋駅(4丁目)】村中央寄りの乗り場。SL名古屋駅との動線も組みやすい。
    【京都七条駅(2丁目)】文豪住宅・官庁建築側の移動に便利。
    【品川燈台駅(3丁目)】灯台や水辺エリアのアクセス拠点。
  • 料金:
    【SL・市電一日券】中学生以上1,000円/小学生700円 
    【単発乗車】500円
SL東京駅

明治村で乗れるレトロのりものは市電だけじゃない!5丁目の「SL東京駅」と4丁目「SL名古屋駅」をつなぐ本物の「蒸気機関車(SL)」にも乗車可能。 ※SLは運休の場合があります。

石炭の匂いと汽笛の音に包まれれば、気分はすっかり明治時代の旅人です。ただの移動手段としてだけでなく、最高のノスタルジック体験としてもおすすめです。

  • 場所:
    【SL東京駅(5丁目)】北口側からアクセスしやすい発着駅。SL名古屋駅と結ぶ区間運行です。
    【SL名古屋駅(4丁目)】帝国ホテルや監獄エリア方面の移動に便利。SL東京駅との往復区間。
  • 料金:
    【SL・市電一日券】中学生以上1,000円/小学生700円
    【単発乗車】SL700円

宇治山田郵便局舎の「はあとふるレター」で未来の自分に手紙を出そう

4丁目にある「宇治山田郵便局舎」は、ただのフォトスポットではありません。ここで「はあとふるレター」という特別なサービスに申し込むと、書いた手紙を10年間保管し、10年後の未来の自分や大切な人へ届けてくれるんです。

10年後の自分は、今日の一日をどう思い出すでしょうか。旅の思い出を、未来へのタイムカプセルにしてみてください。

  • 場所:宇治山田郵便局舎(4丁目)
  • 料金:1通700円

レトロ可愛いが止まらない!明治村で買うべきお土産

SL東京駅売店

旅の思い出を「モノ」として持ち帰りましょう。5丁目の「SL東京駅売店」や1丁目の「ミュージアムショップ」などで探してみて。

調査員O

調査員のイチオシおみやげは以下の通り!個人的なランキングもつけて、写真付きでご紹介します。

  • 第1位:電気ブランレーズンサンド(1,600円)
  • 第2位:明治村カステーラ(1,400円)
  • 第3位:明治村浪漫麦酒(650円)
第1位:電気ブランレーズンサンド(1,600円)

まずご紹介するのは、「電気ブランレーズンサンド」。明治時代に浅草で生まれた「日本最初のカクテル」ともよばれる「電気ブラン」を使ったレーズンサンド。

香り高いレーズンとコクのあるクリームに、レトロな「電気ブラン」のニュアンスがふわり。甘さの中にほんのり大人の余韻が広がり、珈琲や紅茶はもちろん軽いお酒とも好相性。個性はありつつ食べやすく、話題性も◎!明治のモダン文化を感じる「語れるおやつ」としておすすめです。

明治村カステーラ(1,400円)

「明治村カステーラ」は明治村のお土産の中でも人気ナンバーワンの人気を誇ります。

しっとりとした口当たりと卵のコクが素直に伝わるカステーラは、明治村近郊でとれたはちみつを使用。ほどよい甘さで珈琲・紅茶・日本茶と幅広く合い、世代を問わず喜ばれます。

文明開化を思わせる落ち着いたパッケージも上品。常温で持ち運びしやすいので、会社や家族への配りやすい定番としてぜひどうぞ♪

明治村浪漫麦酒(650円)

明治村ではビールも買えます。「明治村浪漫麦酒」は、犬山市にブルワリーを構える「ミツボシビール」が作る昔ながらの上面発酵ビール。

明治の香りをテーマにしたクラフトビールは麦のうまみと爽快な後味が楽しめ、食道楽のカレーぱんやコロツケなど濃い味とも好相性。レトロなラベルは記念感も抜群で、旅行の余韻をそのまま持ち帰れる一本。自分用にも手土産にも選びやすい、間違いない定番です。

明治村のよくある質問・Q&A

最後に、明治村を訪れる際に気になる「よくある質問」にQ&A形式でお答えします。

Q1. 服装で気をつけることは?

A. とにかく「歩きやすい靴」が必須です!

「レトロなワンピースにヒールを合わせたい」「袴にブーツで行きたい」その気持ち、とてもわかります。しかし、明治村は想像以上に広く、坂道や砂利道も多いのが現実。5丁目から1丁目まで歩き通すには、おしゃれよりも「歩きやすさ」が鉄則です。

「レトロなワンピース+スニーカー」「袴+ローヒールで歩きやすい編み上げブーツ」など、世界観を壊さない範囲で、最大限歩きやすい靴を選びましょう。また、冬はかなり冷え込むため、防寒対策も万全に。

Q2. 持ち物は?

A. モバイルバッテリー、日傘、そして(お好みで)フィルムカメラを持っていくのがおすすめです。

園内は撮影スポットだらけ。スマートフォンのバッテリーは想像以上に消費するため、モバイルバッテリーは必須です。また、夏場は日陰が少ないため日傘も忘れずに。

またレトロな風景が広がる場所なので、フィルムカメラで撮影するのも思い出になりますよ。

Q3. コスプレや撮影のルールは?

A. 「ハイカラ衣装館」のレンタルはOKですが、「小道具」には規定があります。

明治村は、人気アニメ(『ゴールデンカムイ』『鬼滅の刃』など)の聖地でもあり、コスプレを楽しみたい方も多いかと思います。コスプレをする場合は、安全上の理由からルールはしっかり守りましょう。

特に、模造刀(金属製・木製問わず)や、モデルガン・エアガン(おもちゃ含む)は、持ち込みが一切禁止されています。せっかく持って行っても入れないので、小道具の持ち込みは事前に公式サイトでルールをよく確認してくださいね。

Q4. お得なチケットはありますか?

A. はい、あります。明治村の「広すぎる」問題を解決し、お得に楽しむために絶対に知っておきたいのが、名鉄の往復きっぷや入村券に加えて、「村営バス1日乗り放題券」がセットになった「明治村時間旅行きっぷ」。

このほか、名鉄電車全線1日乗車フリー券に明治村入村料100円引きがついてくる「名鉄電車全線1DAYフリーきっぷ」も。村内の乗り物券は含まれないので、歩きに自信がある方はこちらもおすすめ。

Q5. 名古屋からどう行く?

A. 名鉄「名古屋」駅→犬山駅で下車、東口からバス約20分です。

栄・名古屋駅発の直通バスもあります。車で行く場合は中央道「小牧東IC」から約3kmです。駐車場は北口側、普通車約900台(1,000円/回)なので、人数によっては車がお得です。

Q6. ランチは予約できる?混雑回避は?

A. 「大井牛肉店」は事前予約推奨で、ほかは予約不可です。

ピークは12時台なので、早め(11:00台)か遅めが安心です。

Q7. コインロッカーはありますか?

A. 正門入ってすぐ(ミュージアムショップ付近)。

大型(600円)〜小型(400円)まであります。

Q8. 園内の移動手段は?

A. 1日あれば徒歩ですべてのエリアを回ることが可能です。

「京都市電」「SL」「園内バス」を組み合わせると移動負担が大幅に軽くなるため、帰りのみ利用するのもおすすめです。運行状況は当日掲示で確認するようにしてください。

Q9. 営業時間やベストシーズンは?

A. 月により開村時間が変わります(例:11月は9:30~16:00、12~2月は10:00~16:00)。

イベントで延長・変更もあるので直前確認がおすすめ。

明治村で、あなただけの「エモい」一日を

いかがでしたでしょうか。本記事では博物館明治村の見どころとまわり方をモデルコースをもとにご紹介しました。

お気に入りのレトロな服(と歩きやすい靴!)で、あなただけの「エモい」一日を過ごしに出かけませんか?見たことないのに懐かしい。そんな不思議な感覚があなたを待っています。