2025年6月、愛知県に新たに5枚のポケモンマンホール「ポケふた」が仲間入りしました。愛知県内で見つけられるポケふたは合計9枚に。ポケモンファンにとっても、そうでない人もとっておきの観光スポットとなっています。

この記事では、愛知県のポケふたの設置場所と、周辺観光情報をご紹介します。愛知でのポケふた探しの旅に出かけましょう!

目次

ポケモンのマンホール「ポケふた」

「ポケふた」は株式会社ポケモンが、ポケモンと地域の魅力を国内外に発信するために全国の自治体に寄贈している、世界にたった一枚だけのオリジナルデザインのマンホール。2018年から寄贈が始まり、すでに400枚以上が設置されています。

調査員F

それぞれの土地の風景や特産品がポケモンたちの魅力と融合して描かれており、その場所を訪れることで楽しめるようになっています!

愛知の最新ポケふたを紹介レポート!

そんな「ポケふた」、もともと愛知県には豊橋市に4枚が設置されていましたが、2025年6月11日(水)新たに5市に1枚ずつ寄贈されました。追加されたのは以下の通り。

  • 西尾市:マホイップ・ゴクリン
  • 刈谷市:タツベイ・ジュカイン・キバゴ
  • 常滑市:ピジョット・アローラニャース
  • 瀬戸市:ニャヒート・ブーバー
  • 名古屋市:コイキング・ネッコアラ

ここからは、新設置を含む愛知県に設置されている「ポケふた」を、実際に現地に足を運んだ調査員がいくつかご紹介。スポットの楽しみ方もいっしょに解説します!

刈谷ハイウェイオアシス(刈谷市)|ハイウェイオアシスでドラゴンたちに出会う

自動車産業で活気あふれる刈谷市に登場したのは、ロマンあふれるドラゴンタイプのポケモンたちです。

描かれているのは、タツベイジュカインキバゴの躍動感あふれる姿。背景には、刈谷市の花であり、愛知県の花でもあるカキツバタが咲き誇り、工業都市のイメージの中に息づく豊かな自然を表現しています。夢に向かって進化していくポケモンたちの姿が、未来へ向かって発展する刈谷市の姿と重なります。

ベストアングルは、背景に施設のシンボルである観覧車を入れて撮る一枚!旅の思い出が凝縮された、最高の写真が撮れること間違いなしです!

刈谷ハイウェイオアシスは、国内でも別格規模を誇るハイウェイオアシス。2017年には累計来場者数が1億人を突破し、『遊園地などの入場者数ランキング』で、東京ディズニーランド&シー、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに次いで3位になったことでも知られています。

フードコートやお土産も充実しているだけでなく、小さな遊園地や温泉もあります。せっかく来たならゆっくり施設をまわってみてください。

【刈谷市】子ども連れにおすすめ!刈谷の観光・おでかけスポットモデルコース

愛知県の西三河地方西端に位置する人口15万人の都市、刈谷市。江戸時代には土井氏2万3000石の城下町として栄え、現在はデンソーやアイシンなどといったトヨタグル…

刈谷ハイウェイオアシス 基本情報

  • 住所:刈谷市東境町吉野55
  • 営業時間:7:00~22:00
    【観覧車】10:00~22:00(最終案内21:45)
    【天然温泉かきつばた】[平日]9:00~23:00(最終受付22:15)[土日祝]7:00~23:00(最終受付22:15)
  • 定休日:無休【岩ケ池公園、天然温泉かきつばたは毎月15日休み(土日祝日の場合は翌平日)】
  • 料金:入場無料
    【観覧車】600円
    【天然温泉かきつばた】大人(中学生以上)平日950円、土日祝980円 小人(3歳までは無料)平日470円、土日祝500円
  • 駐車場:あり/無料 高速道路側駐車場約600台/一般道路側駐車場約1,000台

りんくうビーチ(常滑市)|潮風と焼き物の街で、空飛ぶポケモンに遭遇

中部国際空港セントレアを擁し、古くから焼き物の街として知られる常滑市。その個性を映し出したポケふたが、美しいビーチに設置されました。

描かれているのは、大空を舞うピジョットと、ユニークな姿のアローラニャース 。ピジョットはセントレアから飛び立つ飛行機を、そしてアローラニャースは日本一の生産量を誇る「招き猫」をイメージ。空の玄関口と伝統文化が、一枚の絵の中で見事に融合しています!

ビーチにはテラスで食事やドリンク、かき氷なども楽しめるカフェ「SEA AND SKY TERRACE」もあります(12~2月は休業)。海を眺めながらひと息つくのもおすすめですよ。

りんくうビーチ 基本情報

  • 住所:常滑市りんくう町2りんくうビーチ
  • アクセス: セントレアライン「りんくうIC」から約1分
  • 駐車場:207台 【4月から10月まで】1,000円 【11月から3月まで】500円 ※利用は7:00~22:00
  • 営業時間:【遊泳】2025年7月12日(土)~8月31日(日) 10:00~16:00【バーベキュー】8:00~19:00

西尾市歴史公園(西尾市)|抹茶のまちでひとやすみ

「西尾の抹茶」で全国的に有名な西尾市には、抹茶文化を象徴するようなポケふたが設置されています。

設置場所は市内の「西尾市歴史公園」。鎌倉時代初期に足利義氏が築城した西条城(西尾城)を一部再建・復元した公園で、四季折々美しい風景美も見られます。

マンホールデザインは、マホイップゴクリンがまったりしている姿を描いたもの。西尾の抹茶を思わせる深い緑色が印象的です。おすすめの撮影方法は、西尾城の櫓をバックに映してパシャリ。風情あふれる1枚が撮影できます。

また西尾のポケふた探しの旅は、抹茶スイーツ巡りとセットで楽しむのがおすすめ。この街には、老舗の茶舗が手がける本格的な抹茶スイーツを味わえるカフェが点在しています。

  • 抹茶ラボ 西尾伝想茶屋店:
    歴史公園の敷地内にあるカフェ。ポケふたを見つけた後すぐに立ち寄れます。見た目も華やかなパフェや、「濃厚抹茶プリンシフォン」など、抹茶好きにはたまらないメニューが揃っています 。  
  • 西条園 あいや本店:
    1888年創業の老舗。美しい庭園を眺めながら上質な抹茶と和菓子をいただけるカフェが併設されており、本物の味と格式を体験できます。
  • 松鶴園 茶房茶遊:
    人気の茶舗直営カフェ。「西尾城」と名付けられた、抹茶ソフトやプリン、白玉などがてんこ盛りの豪華な抹茶スイーツは、まさに圧巻の一言!
松鶴園 茶房茶遊 「西尾城 極み」

西尾市歴史公園 基本情報

  • 住所:西尾市錦城町231-1
  • アクセス: 名鉄「西尾駅」から徒歩15分
  • 駐車場:50台あり
  • 営業時間:9:00~18:00(10~3月は17:00まで)
  • 定休日:毎週月曜日(祝日を除く)12月29日~翌年1月3日 ※園内の散策はいつでも自由

豊橋市内|愛知のポケふた原点の4か所をめぐる

愛知のポケふた巡りを語る上で欠かせないのが、2022年に「ポケモン化石博物館」の開催を記念して設置された豊橋市の4枚。これらは愛知におけるポケふたの原点とも言える存在です。市内4ヶ所に点在するこれらのポケふたを巡るコースをダイジェストでご紹介します!

豊橋駅

旅の始まりはここから。まずは駅前で1枚目のポケふたをゲット!駅周辺にはおしゃれなカフェやレストランも多いので、ここでランチを済ませてから出発するのも良いでしょう。

ポケふたに描かれているのは、アブリボンアゴジムシ。豊橋は農業が盛んで「花のまち」といわれており、その名前にふさわしい花がいっぱいのポケふたとなっています。

豊橋駅前には、珍しい建築で注目されているレトロなビル群「水上ビル」もあります。朝市なども行われ、ぬくもりあふれるスポットです。ぜひ立ち寄ってみてください。

【豊橋市】水上ビルと昭和レトロを彷徨う

豊橋駅からほど近くに建つ、東へ東へと伸びる長いビル群。通称「水上ビル」 見た目から年季が入ったビルであることが伺えますが、このビルは一体どんな建物なのか……

豊橋公園

次に向かうのは、駅から市電やバス、徒歩でも向かえる豊橋公園。美術館や公会堂もあり散策するだけでも時間が過ぎてしまうのどかな場所です。

公園内を進むと、力強いバクフーンのポケふたが見つかります。手打花火発祥の地といわれる「吉田神社」にちなんだデザインが特徴的です。今でも毎年7月に「豊橋祇園祭」で伝統の花火大会が見られるので、ぜひ足を運んでみてください。

のんほいパーク(豊橋総合動植物公園)

午後はこちらでたっぷり時間を使いましょう。「のんほいパーク」は動物園、植物園、自然史博物館、遊園地の4つのゾーンからなる巨大な複合施設です 。大迫力の恐竜の全身骨格や、熱帯植物が生い茂る大温室など、見どころ満載で一日中楽しめます。

入口前に設置されたポケふたは、カブトクワガノンの2匹が描かれています。のんほいパーク内には豊橋市自然史博物館があり、古生代~新生代までさまざまな化石や、99%が実物のエドモントサウルスの化石などが見られるんですよ。

まさに歴史好きにはたまらないスポットです。ぜひ一緒に立ち寄ってみてください。

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道の駅とよはし

旅の締めくくりは、グルメとお土産が充実した「道の駅とよはし」へ。2019年にオープンした比較的新しいスポットです。

遊び広場の目の前に、スターミーデンジムシのポケふたが現れます。今も市内を走る路面電車を思わせるデンジムシと、道の駅とよはしから車ですぐの場所にある「伊古部海岸」の美しい星空になぞらえたスターミーが輝いています。

玉川 豊橋広小路本店

最後のポケふたをゲットしたら、夕食には豊橋のご当地グルメ「豊橋カレーうどん」をぜひ。カレーうどんの下にとろろご飯が隠れているというユニークな一品で、旅の疲れも吹き飛びます。

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ポケふたマスターへの道!愛知のポケふた設置場所まとめ

市町村 ポケモン 設置場所
名古屋市 コイキング、ネッコアラ 金シャチ横丁 宗春ゾーン (中区二の丸1-2・3)
瀬戸市 ニャヒート、ブーバー 瀬戸蔵 正面玄関北側 (蔵所町1-1)
刈谷市 タツベイ、ジュカイン、キバゴ 刈谷ハイウェイオアシス (東境町吉野25-1)
西尾市 マホイップ、ゴクリン 西尾市歴史公園 (錦城町231-1)
常滑市 ピジョット、アローラニャース りんくうビーチ (りんくう町2丁目)
豊橋市 バクフーン 豊橋公園内 (今橋町)
豊橋市 カブト、クワガノン 豊橋総合動植物公園 中央門 (大岩町大穴1-238)
豊橋市 アブリボン、アゴジムシ 豊橋駅南口駅前広場 (花田町西宿)
豊橋市 スターミー、デンヂムシ 道の駅とよはし (東七根町一の沢113-2)

冒険の計画を立てやすいように、全9枚の情報を一覧表にまとめました。スクリーンショットして、コンプリートを目指しましょう。これであなたも愛知のポケふたマスター!